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トイレの構造や、どういった仕組みで排水されているかなど知らない方は多いでしょう。
興味の無い方も多いとは思いますが、トイレの内部構造や仕組みを知っておくとトラブルが起きた際に役立ちます。
トイレの構造や仕組みを知っていれば水漏れや詰まりの原因を突き止める手助けになるからです。
本記事では、「トイレの構造や仕組み」「トイレのトラブルごとの原因」について解説していきます。
ここからは、トイレの種類や構造について解説します。
トイレの様式は、和式と洋式の2種類があります。
公衆トイレには、両方設置されていることが多いです。
それぞれの違いについて説明します。
また、トイレ内の部品の名称や便器内の名称、排水される仕組みについても解説します。
毎日使用するトイレのことをなんとなく知っていても、正確に理解している人は少ないかもしれません。
ご自宅のトイレにおける水漏れなどのトラブルに対応できるように把握しておきましょう。
トイレの様式が和式と洋式の2種類であることは知っている方も多いでしょう。
最近の住宅では、洋式のトイレが多く設置されています。
公衆トイレや駅などのトイレには和式もあるので、使用したことがあるでしょう。
見た目や構造の違いについてしっかりと考えたことがある人は少ないことが予想されます。
和式と洋式のそれぞれの構造について詳しく解説します。
どちらのトイレを使用していても、トラブルが起きてしまう可能性に差はありません。
簡単な詰まりであれば、自分で解決できるように構造を把握しておきましょう。
和式トイレは、昔からある構造のトイレで、築年数の経った祖父母の家や学校で見かけたことがある方もいるでしょう。
便器をまたいで、しゃがむ姿勢で使用する形式のトイレです。
足腰に負担がかかることや、周囲が汚れやすいなどの理由から徐々に減っていきました。
しかし肌に直接触れないので、衛生的というメリットもあります。
また価格も安くて、掃除もしやすいなどの点でも優れています。
それでもやはり、座って使用する洋式タイプが浸透していきました。
洋式トイレは、椅子のように座って使用する構造のものをいいます。
昔は和式しか存在しなかったトイレですが、楽な姿勢で使用できる洋式が浸透していきました。
また、温かい便座やウォシュレットなどの便利な機能も追加されて進化しています。
奥の方を掃除しにくいなどのデメリットもありますが、今後改善していくでしょう。
最近の洋式トイレは浮かせて設置することで、汚れを防ぐ工夫までされています。
今後も企業努力によってトイレの構造は進化していくことが予想されます。
毎日使用するトイレでも、タンク内の構造や部品まで把握している人は少ないでしょう。
主なトイレタンク内の部品の名称は以下の通りです。
タンク内の構造や部品まで把握しておくことで、水漏れや詰まりが起きた際に対応しやすいでしょう。
掃除を行なう際も、隅々まで入念に行なうことができます。
ここからは、タンク内の部品について、1つずつ詳しく解説します。
トイレの止水栓とは、水量を調節する栓のことです。
ハンドルタイプになっていて、止水栓を閉めると水を止めることができます。
トイレだけではなく、家中の各水回りに設置されている設備です。
水漏れが起きたときなどの応急処置として閉める必要があるでしょう。
すぐに対処できるように、場所を確認しておくといいでしょう。
また、水圧が弱い場合に閉めすぎている可能性があります。
反時計回りに回すとゆるめられるので、試してみてください。
タンク内のボールタップとは、タンクを開けた時に浮いている丸い設備のことです。
浮き玉と呼ばれていて、支えている棒を含めてボールタップと呼びます。
水位が下がると給水が行われ、十分に水が溜まっていると給水が止まります。
タンク内に設置されている浮き玉が水位を判断する設備になるのでトラブルが起きた際に見てみましょう。
破損などのトラブルが起きると、浮き玉が正常に働かないので注意が必要です。
すぐに修理を依頼しましょう。
タンク内のオーバーフロー管とは、給水が止まらない時に水があふれるのを防ぐための管です。
故障などが原因で給水がとまらなくなる時があります。
対応策として、タンク内に設置されているオーバーフロー管があるので安心感があるでしょう。
余計な水は、オーバーフロー管を通って便器内へ流れる仕組みになっています。
管に「WL」という印字がされているのは、ウォーターラインのことです。
タンク内の標準的な水位のことなので、上でも下でもトラブルを疑ったほうがいいでしょう。
普段の掃除では、タンク内まで見ることは少ないかもしれませんが、トラブルが起きる前に確認しておくことをおすすめします。
タンク内のフロートバルブとは、下の方に設置されているゴム製の部品で、流すためのレバーと連動しています。
フロートバルブが開閉することで、水を流したり、タンク内に溜めることが可能です。
ゴムフロートやフロート弁など、複数の呼び方があります。
シンプルな仕組みですが、便利な構造によってスムーズに流すことができるでしょう。
フロートバルブが故障してしまうと、タンク内の水が溜まりすぎたり、足りなくなったりしてしまいます。
劣化しているものは、交換を検討してもいいかもしれません。
毎日使用するトイレの構造をなんとなく知っていても、正確にはわからない方も多いでしょう。
ここからは、トイレ便器内の名称を解説します。
便器内の主な構造として、封水と排水路があります。
普段聞き慣れないという方も多いのではないでしょうか。
封水と排水路について、それぞれを詳しく解説します。
トラブルが起きた際に、把握しておくと状況が理解しやすいなどのメリットがあるでしょう。
トイレ便器内には、常時水が溜まっている箇所があります。
溜まっている箇所を封水と呼び、汚れを防ぐための役割を果たしています。
また、下水管からの害虫と匂いも防いでくれるので必要不可欠な構造です。
トイレにおいて、匂いは厄介な存在になるので大切な設備といえます。
封水は詰まりなどが原因で、溜まっていないときもあります。
便器内の詰まりを解消して、少量であれば封水用として新たな水を追加してもいいかもしれません。
トイレ便器内の排水路とは、用を足した後に水とともに流れる通路のことです。
排水路は、S字型の通路になっている箇所があります。
前述の封水の水を溜めるために、上方が段差のように上がっています。
必要な構造ではありますが、段差が原因で詰まりを起こしてしまう場合もあるので注意が必要です。
水を流す際に、圧力が弱いとつまりの原因になってしまうでしょう。
トイレがつまらないように調節する役割を担っているのがタンクです。
ここからは、トイレの排水される仕組みをご紹介します。
トイレの種類である、和式と洋式でタンク内部の構造に違いはありません。
形状も違うことから、排水する構造に違いがあります。
洋式が多いとはいえ、和式を使用している方もまだまだいらっしゃるでしょう。
詰まりや水漏れなどのトラブルが起きた際に対処できるように、排水される仕組みも理解しておくことが大切です。
トイレ便器内の構造と同じように理解しておくと便利でしょう。
和式トイレの排水される仕組みは以下の通りです。
流れる排水管が太くて、洋式よりも流れやすいという特徴があります。
洋式とタンク内の構造は同じですが、昔は水洗式ではありませんでした。
和式トイレの構造を理解して、トラブルに備えましょう。
洋式トイレの排水される仕組みは以下の通りです。
和式に比べて、節水機能が優れている構造なのは洋式トイレです。
使用していて、1つでも異常が起きた場合は故障が考えられます。
洋式トイレの耐用年数は、10〜15年といわれています。
新築で購入した場合と、賃貸物件にお住まいの場合が多いかと思います。
それぞれの築年数を確認して、設置されている洋式トイレがどのくらい使用されているものなのかを調べてみましょう。
賃貸物件において、途中で交換が行われている場合は大家さんや管理会社に問い合わせる必要があるかもしれません。
耐用年数を超えて使用している場合は、トラブルが起きる前に交換することをおすすめします。
トイレで起きやすいトラブルとして、水漏れがあります。
どこから水漏れして、どんな対処法があるのか疑問に思う方もいるでしょう。
ここからは、以下の水漏れの原因と対処法を解説します。
トイレでの水漏れが起きた際の参考にしてください。
止水栓と給水パイプの接続部分から水漏れする場合があります。
気づいたら床に水が染みていて、驚くことが予想されます。
考えられる原因は、接続部分のパッキンの劣化もしくは止水栓本体の故障です。
接続部分のパッキン交換は自分で行えます。
ホームセンターなどで新しいパッキンを購入して、工具を使用して交換してみましょう。
止水栓本体の交換は自分では難しいので、業者へ依頼した方がいいです。
また、賃貸物件でトイレの水漏れが起きた際は大家さんや管理会社へ連絡することをおすすめします。
トイレのタンク下から水漏れが起きている場合があります。
ポタポタと水漏れして、床が水浸しになっている時があるので注意が必要です。
タンク下からの水漏れは、ボールタップの故障が原因であることが考えられます。
目で見て浮き玉が損傷している場合は原因が明らかです。
ボールタップごと交換する必要があるので、修理業者に依頼しましょう。
DIYが得意な人でも、自分で修理を行なうのは難しいことが予想されます。
トイレのタンク内の構造は、複雑なのでプロである水道修理業者に任せましょう。
手洗い管やレバーから水漏れしている場合があります。
手洗い管からの水漏れの原因は、手洗い管に繋がっているホースの不具合が考えられます。
損傷している可能性もあるので、交換が必要になる場合もあるでしょう。
レバーから水漏れの場合は、レバーのパッキンの劣化が考えられます。
パッキンを新しいものへ交換することで、解消されるでしょう。
タンク内の水位調節に不具合が起きていても、レバーから水漏れする時があります。
様々な原因が予想されるので、水漏れが起きている時はすぐに業者へ依頼しましょう。
床と便器の間から水漏れする場合があります。
便器の排水管と、床下から伸びている排水管を接続している部品の劣化が原因の可能性が高いです。
もしくは、重いものを乗せたことなどが原因による便器のひび割れも考えられます。
新しいトイレであれば設置不良なども原因かもしれません。
最悪の場合交換が必要になるので、便器を扱う作業は、自分で行なうのは難しいでしょう。
水道修理業者へ依頼することをおすすめします。
家中の水回りでは、常になにかのトラブルが起きる可能性があります。
トイレで起きやすい代表的なトラブルは、詰まりです。
毎日使用するトイレで、詰まりが起きて使えなくなると困ってしまうことが予想されます。
ここからは、トイレ詰まりの症状と対処法について解説します。
詰まりが起きても落ち着いて対処できるように、事前に把握しておきましょう。
トイレが詰まるとどのような症状があるのか、経験がなければ不明点も多いでしょう。
急に詰まり症状が出てしまうと、慌ててしまうことが予想されます。
トイレ詰まりの主な症状は以下の通りです。
トイレ詰まりのそれぞれの症状について詳しく解説します。
詰まりの症状を見分ける際の参考にしてください。
トイレの詰まりが起きている時は、使用した後に流した水が徐々にしか流れません。
通常のトイレであれば、勢いよくすぐに水が流れます。
普段との差があるのでわかりやすい症状ではないでしょうか。
トイレの奥で詰まりが起きているので、流れにくくなっています。
徐々にしか流れないからといって、何度も流してしまうと溢れてしまうので辞めておきましょう。
自然に治るのは難しいことが考えられます。
対処法を試して、解決しなければ修理業者に依頼する必要があるでしょう。
トイレの詰まりが起きている時は、使用した後に流した水が逆流してきます。
流した後を観察することは少ないですが、詰まりが起きていないか確認してみましょう。
正常に流れないことから、見てわかりやすい症状であることが予想されます。
逆流も何度も流してしまうと症状が悪化してしまうので注意が必要です。
詰まりによる逆流も自然には治らないので、対処法を試す必要があります。
対処法を試して、解決しなければ修理業者に依頼する必要があるでしょう。
トイレの詰まりは、なかなか経験しないことが予想されます。
対処法を把握して、詰まりが起きても慌てずに済むようにしておきましょう。
ここからは、トイレ詰まりの対処法をご紹介します。
簡単な対処法から、専用の機械が必要なものまで様々な対処法があります。
トイレの詰まりが起きた際に試してみてください。
慌てなくていいように、方法を事前に把握しておきましょう。
最初に試してみてほしい対処法は、ラバーカップを使うことです。
排水口に密着させて、動かすことで詰まりを解消できる可能性があります。
トイレなので、見た目が綺麗でも手を使って対処したくない場合にも良い方法です。
昔ながらの方法ですが、軽い詰まりであれば確実に解決できます。
和式と洋式でラバーカップの種類が違うので、様式に合ったものを準備しましょう。
ひどい詰まりの時は、ラバーカップでは解決できません。
解消できない場合は、水道修理業者への依頼を検討しましょう。
トイレの詰まりを解消するための対処法として、圧縮ポンプ(ローポンプ)を使用することをご紹介します。
圧縮ポンプ(ローポンプ)とは、ラバーカップよりも強い圧力をかけて詰まりを取り除ける工具のことです。
トイレの詰まりを取り除くための原理は、ラバーカップと似ています。
ハンドルを動かして使用するので、ラバーカップに比べて使い勝手がいいです。
1つあれば、各水回りの詰まりに活用できるので便利です。
しかし、どんな詰まりでも解消できる訳ではないので注意しましょう。
解消できない場合は、業者への依頼を検討してみてもいいかもしれません。
トイレの詰まりを解消する対処法として、トーラーを使うことをご紹介します。
トーラーとは、先端に金属製のブラシが設置されていてワイヤーの回転の摩擦で汚れを落とす工具のことです。
一般的な方法で詰まりを解消できなかった場合の選択肢として、トーラーがあります。
長いワイヤーの先にブラシがあるので、奥の詰まりを取り除くことができます。
距離が遠すぎると、ワイヤーがたるんで力を入れて取り除くことは難しいです。
一般家庭で所持していることは少ないかもしれません。
ラバーカップなどを使用して解消できない場合は、水道修理業者に依頼しましょう。
トイレの詰まりを解消する対処法として、最終手段の高圧洗浄をご紹介します。
高圧洗浄とは、その名の通り高い圧力の水を噴射して詰まりの原因を取り除く機械です。
壁などを洗浄する家庭用もありますが、業務用の方が圧力も強く、確実に詰まりの原因を取り除けます。
対処法として、ラバーカップなどを使用しても解消できない場合に検討しましょう。
水道修理業者への依頼が必要になることから、他の方法に比べて費用もかかります。
最終手段の対処法として考えておいたほうがいいでしょう。
毎日使用するトイレでは、詰まりが起きてしまうことは仕方ないことです。
それでも、トイレ詰まりを起こさない為の予防法がいくつかあります。
ここからは、詰まりの予防法の中でも代表的なものを3つご紹介します。
節水方法以外は、意識して行っている方は少ないかもしれません。
ちょっとした工夫でトイレの詰まりを防げるので、是非試してみてください。
節水の為に、タンクにペットボトルの水を入れないようにしましょう。
よく見られる節水方法ではありませんが、稀に行っている方がいます。
同じ水でも、トイレ内のもの以外は異物にあてはまる場合が多いです。
トイレの構造上、水圧を調節するために水の量は大切になります。
ペットボトルを入れることで、水量が増えて流す際の水圧が下がってしまいます。
流せないということは、通常通りの水圧で流れるトイレットペーパーなどが流れなくなってしまいます。
トイレの水以外を入れるのは辞めておきましょう。
簡単な方法ですが、こまめに流すことも詰まりを起こさない為の予防になります。
トイレットペーパーは、少量であれば詰まることは少ないです。
使用した後は、しっかりレバーを引いてこまめに流すようにしましょう。
トイレの構造上、大量のものを一気に流すと詰まりの原因になってしまいます。
稀に、節水のためにまとめて流す人がいますが絶対にやめておきましょう。
詰まりの原因になることは確実です。
家庭によってトイレの使用方法に違いがあるかもしれませんが、こまめに流すことは忘れないようにしましょう。
トイレに流せる掃除用シートなどがありますが、大量に流すのはやめておきましょう。
流せる商品は便利なので、選択しやすいですが油断はできません。
トイレットペーパーもトイレに流せますが、大量に流すことで詰まりの原因になります。
流せる商品でも同じことがいえます。
掃除用のシートは、トイレットペーパーよりも分厚い場合が多いです。
大量に流すことで詰まりやすくなってしまうでしょう。
流せる商品は、使用を終えたらこまめに流すようにしましょう。
長く使用している古いトイレは、内部構造に不具合が起きやすいです。
トイレに限らず、家中の設備の経年劣化は防ぐことができません。
便器の見た目の劣化はもちろん、最新のトイレに比べて内部構造も古くなっています。
交換できる部品もなくなっている可能性があることが予想されます。
こまめな掃除だけでは、落とせない汚れも発生しているでしょう。
トイレ内部の各部品の劣化から、不具合が起きます。
対処法として、新しいトイレへ交換を検討しましょう。
洋式トイレの寿命は、10〜15年といわれています。
耐用年数を超えて使用しているトイレは、新しいものへ交換しましょう。
築年数が経っている物件では、トイレも古くなっていることが考えられます。
新しいトイレは構造も最新で、使い勝手もいいことが多いです。
清潔な状態を保ちやすいなどのメリットがたくさんあります。
しかし最新のものにすることで、費用はかかります。
リーズナブルなトイレもあるので、予算を決めて新しいトイレを決めましょう。
この記事では、トイレの種類や構造について解説しました。
トイレの様式は、和式と洋式の2種類があります。最近では、洋式ばかりですが、和式も完全になくなった訳ではありません。
学校や駅などの公衆トイレに存在しています。洋式も和式も、タンク内の構造はどちらもほとんど同じです。
トイレの水漏れや詰まりは、タンク内の不具合も考えられます。
洋式トイレの耐用年数は、10〜15年といわれています。長く使用している場合は、交換を検討してもいいかもしれません。
トイレの構造から、詰まりを防ぐ対策もあります。
自宅のトイレを大切に扱って長く使用できるようにしましょう。