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下水が逆流する原因と水回りごとの対処法をそれぞれ解説

下水が逆流する原因と水回りごとの対処法をそれぞれ解説

下水が逆流するなんて自分には関係ないと思っている方も多いでしょう。

ですが普通に生活していても下水の逆流は起こりえるトラブルです。

この記事では、「下水の逆流が起きる原因」「水回りごとの対処法」についてそれぞれ解説していきます。

逆流が起きる前の前兆なども併せて紹介するのでしっかり確認して対策しましょう。

この記事を読んで欲しい人

  • 下水の逆流が起きる原因について知りたい
  • 下水の逆流が起きた際の対処法について知りたい
  • 逆流が起きる前の前兆について知りたい
  • 逆流が起きた場合はどんな被害が出るのか知りたい
  • 大雨などの影響で下水が逆流するのを防ぐ方法を知りたい
目次

下水が逆流する大きな2つの要因

下水が逆流する大きな2つの要因

普通に生活していると、突然下水が逆流することがあります。

そうなった時、大抵の人はどうしていいかわからなくなってしまいます。

そうした水のトラブルに対処するためには、まずは原因を知る必要があります。

原因を知り普段から気をつけて生活することで、逆流のリスクを大幅に減らすことができます。

下水の逆流の主な原因を以下にまとめました。

台風や大雨の影響

台風や大雨の影響で下水道の水位が急上昇し、逆流してトイレやお風呂などの排水溝から水が吹き出ることがあります。

これはマンションやアパートの1階などの低層階で起こりやすいですが、2階まで逆流するケースもあります。

トイレの水位が上昇したり、トイレやその他の排水口からゴボゴボと音がしたりする場合は逆流の前兆の可能性があるので要注意です。

そのような現象が見られた場合は、トイレや排水口付近の物を移動させるなどの対策をしましょう。

万が一トイレや排水口から下水が噴き出してしまうと、付近の物に臭いや雑菌がついてしまいます。

そうなると、さらに被害が拡大してしまい大変なことになります。

トイレや排水溝の水位は天候が良くなるにつれて戻っていきますので、それまでは近くに物を置かないようにしましょう。

排水つまりの影響

下水の逆流で一番多いのは、排水管のつまりによる逆流です。

排水管につまりが生じると水がうまく流れず、溢れて逆流してしまいます。

つまりの原因は場所によって違います。

キッチンでは、油汚れや食材のカスなどが原因です。

一方、お風呂や洗面所では髪の毛や皮脂、石鹸カスなどの原因が多いです。

こうした普段の生活で出てしまうゴミは、気をつけていてもついつい流してしまうものです。

ですから、定期的に排水管を掃除して、綺麗に保つようにしましょう。

水回り毎の逆流が起きる原因と対処法

水回り毎の逆流が起きる原因と対処法

下水の逆流といっても、場所によって原因や対処法はさまざまです。

キッチンの対処法がトイレで通用するかというと、必ずしもそうではありません。

逆流を含め水のトラブルには、適材適所で対処する必要があります。

それぞれの場所で逆流が起こる原因やメカニズムと、それに合った対処法をお伝えします。

キッチンの逆流が起きる原因

先ほども述べましたが、下水が逆流する一番の原因は排水管のつまりです。

特にキッチンは、他の水まわりと比べてつまりが起こりやすい場所です。

キッチンでは毎日さまざまな栄養素が流れ、高濃度で滞留します。

そのため、排水管には油汚れや食材のカスなどが大量にこびりついています。

そうした汚れでつまりが生じると水の流れが悪くなり、行き場を失った水が溢れて逆流してしまいます。

キッチンの下水つまりの対処法

キッチンのつまりを防ぐ方法はいくつかあります。

まず、必ずやって欲しいのがゴミ受けネットを使うことです。

これはほとんどの人がすでに実践していると思います。

これでほとんどの食材のカスなどの固形物が流れるのを防ぐことができますが、油は防ぎきれません。

ですから、当たり前のことですが油は流さないようにしましょう。

万が一流してしまった場合は、55℃のお湯に重曹を入れたものを排水口に流し込むことで油汚れを分解し、洗い流すことができます。

また、パイプクリーナーを使うことも有効です。

週に1回程度、定期的にパイプクリーナーで掃除することで、つまりを防ぐことができます。

お風呂で逆流が起きる原因

お風呂は髪の毛や皮脂、石鹸カスなどでつまりが起こりやすい場所です。

また、お風呂では温水を使用するため、微生物が増殖しやすく汚れやすいです。

そのため、排水管がつまると水がうまく流れなくなり、逆流する可能性があります。

お風呂で髪の毛が流れてしまうのは仕方ないことです。

ですから、つまりを防止するためにしっかり対策していきましょう。

お風呂の下水つまりの対処法

お風呂のつまりで特に厄介なのが髪の毛です。

しかし、髪の毛はシャンプーの時に自然に抜け落ちて流れてしまうものです。

シャンプーの時の抜け毛の本数は、普通の人で1日に30〜60本と言われています。

ですから、髪の毛を排水管に流さないようにすることができれば、大幅に排水管のつまりを軽減することができます。

そんな時に活躍するのが毛取りネットです。

毛取りネットを取り付けることで、髪の毛が排水管に流れるのを防ぐことができます。

さらに、パイプクリーナーでの掃除も有効です。

週に1回程度、定期的にパイプクリーナーで掃除することで、排水管のつまりを防止することができます。

ですから、排水管を綺麗に保ち、下水が逆流するのを防ぎましょう。

洗面所の逆流が起きる原因

洗面所もお風呂と同様、髪の毛によってのつまりは逆流が起こりやすいです。

加えて、石鹸カスや歯磨き粉などが排水管にこびりつき、水が流れにくくなります。

シンクに落ちた髪の毛を集めて捨てるのが面倒で、ついつい流してしまっていませんか?

そうした積み重ねが、排水管のつまりをさらに悪化させてしまいます。

ですから、しっかり対策をしていきましょう。

洗面所の下水つまりの対処法

洗面所の排水管のつまりを防ぐ方法を紹介します。

まず、シンクに落ちた髪の毛は集めてゴミ箱に捨てるようにしましょう。

面倒かもしれませんが、基本的に流さないのが一番良いです。

掃除の手間を省くためにも、普段の生活から気をつけましょう。

続いて、洗面所の排水管のつまりを解消するのに有効なのはパイプクリーナーです。

パイプクリーナーは排水口に流し込んで放置するだけでいいので、簡単に作業することができます。

定期的に掃除をして、排水管を綺麗に保ちましょう。

洗面台のつまりでは、ラバーカップ(スッポン)も有効です。

ラバーカップはトイレのつまりを解消するのに使われますが、洗面台でも使えます

まず、洗面器の排水口以外の穴をテープなどで塞ぎ、ラバーカップのゴムの部分が隠れるまで水を溜めます。

その状態で排水口にラバーカップを押し当て、一気に引き抜きます。

これを2〜3回繰り返します。

固形物を排水口に落としてつまらせてしまった場合は、排水管を傷つけてしまう恐れがあるため、ラバーカップを使用しないように注意してください。

他にも、排水トラップを取り外して掃除する方法があります。

洗面台の下を除くと、S字に曲がっている部分が部分があり、取り外しができるようになっています。

排水トラップはつまりが起こりやすく、そこを掃除するだけでつまりが解消するケースもあります。

自分で取り外して掃除することもできますが、業者に頼むのが確実です。

洗濯場で逆流が起きる原因

洗濯機の排水口に流すものはあまり見る機会がないので、綺麗なイメージをもたれがちです。

しかし、実際はかなり汚れています

洗濯をすると、衣類に付着したさまざまな汚れが落ちます。

髪の毛やペットの毛、砂やティッシュなどです。

それらを含んだ茶色く濁った水が排水管に流れると、つまりの原因になります。

洗濯の回数を重ねるごとにつまりがひどくなり、水が流れにくくなった結果逆流してしまいます。

洗濯場の下水つまりの対処法

水が勿体無いからといって、お風呂の残り湯で洗濯をしていませんか?

実はその行為、つまりの原因になってしまいます。

お風呂のお湯には、垢や髪の毛が混じっています。

それが洗濯するたびに流されると、排水管にこびりついてしまいます。

節水という点では素晴らしいのですが、お風呂の残り湯は使用しないようにしましょう。

洗濯機のつまり解消にはパイプクリーナーも有効です。

洗濯機の排水口は狭い場所にあるため、掃除がしにくいです。

パイプクリーナーは流し込んで放置するだけで良いので、簡単に作業することができます。

また、排水ホースを交換するのも有効です。

排水ホースは劣化や破損により水漏れしてから交換する人が多いようですが、表面的なトラブルが起こっていなくても実は結構汚れています

半年に1回のペースで交換するのが理想的です。

さらに、排水トラップを直接掃除する方法もあります。

洗濯機の排水トラップは、排水口の蓋を取り外すとその中にあります。

排水トラップは汚れが溜まりやすいため、そこを綺麗にするだけでもつまりが解消するケースもあります。

つまりの原因は排水管だけではありません。

洗濯機本体に原因がある場合もあります。

最近の全自動式洗濯機のほとんどが洗濯槽の洗浄機能がついています。

ですからこのコースを定期的に行い、洗濯槽を綺麗に保ちましょう。

トイレで逆流が起きる原因

トイレのつまりの原因で一番多いのは、トイレットペーパーです。

一度に大量のトイレットペーパーを流すとつまりが生じ、流れ無くなった水が逆流してしまいます。

また、水に溶けにくい物を流した場合もつまりの原因になります。

おむつや生理用品、ティッシュ、食品などです。

これらは水に溶けにくいため、うまく流れずつまってしまいます。

少しなら大丈夫といって流すと、つまりに発展しかねません。

私もついこの間、トイレでポケットに入っていたティッシュで鼻をかんだ際に一枚だけ誤って流してしまいました。

すると翌朝、トイレの水が逆流して部屋中に悪臭が充満していました。

トイレ中に下水が飛び散っており、掃除も一苦労で大変な思いをしました。

ですから、水に流せないものは絶対に流さないようにしてください。

また、尿石が溜まることでつまりが起こる場合があります。

尿石とは、尿に含まれるカルシウムイオンなどの成分が化学反応を起こし、便器で石化したものです。

それが排水管にこびりつくと、つまりの原因になってしまいます。

尿石は時間が経つと固くなるため、取り除くのが難しくなります。

ですから、尿石を溜めないためにはこまめな掃除が大切です。

さらに、洗浄水量の不足でつまりを起こす場合もあります。

これは、大便を小洗浄で流した時に起こりやすいです。

節水は素晴らしい心がけですが、つまりの原因にもなるため大洗浄をするようにしましょう。

トイレの下水つまりの対処法

トイレのつまりを防ぐ方法を紹介します。

まず、トイレットペーパー以外のものは原則流さないようにしましょう。

水に流せると記載されているものについても、できるだけ流さないようにしてください。

ウォシュレットを使用することも有効です。

ウォシュレットを使うことで、トイレットペーパーの使用量を減らすことができます。

また、大便は大洗浄で流すようにすることもつまり防止に繋がります。

節水のためになるべく小洗浄を使いたくなるのはわかりますが、トイレを流す際には水を惜しまないようにしましょう。

さらに、こまめに掃除して尿石を取り除くことも有効です。

尿石は時間が経つと固まって排水管にこびりついて簡単には取れなくなってしまいます。

ですから、尿石は溜めないようにしましょう。

このように、トイレのつまりは工夫次第で防ぐことができます。

それでもつまりが起こってしまった場合は、ラバーカップを使用したり業者に依頼したりしてつまりを解消するようにしましょう。

台風や大雨で逆流するのを防ぐには「水のう」を活用しよう

台風や大雨で逆流するのを防ぐには「水のう」を活用しよう

台風や大雨で下水が逆流した場合、水のうが有効です。

水のうとは、水を入れた袋のことです。

水の重さで排水口をふさげば、逆流を防ぐことができます。

水のうの作り方は、​​45Lほどのゴミ袋を二重にして水を入れ、空気を抜いて2つの袋の口を紐で縛るだけです。

注意が必要な下水が逆流してしまう事例

注意が必要な下水が逆流してしまう事例

下水が逆流する原因はいくつかありますが、注意が必要なものもあります。

逆流の主な原因は排水管のつまりですが、それだけではありません。

逆流はつまりによるものだと思っていると、他の原因を見落としてしまう恐れがあります。

排水管を定期的に掃除しているのに逆流が起きた場合などは注意が必要です。

排水管の勾配(角度)が足らず逆流してしまう

排水管の勾配が足りない場合も逆流につながる可能性があります。

逆勾配になる原因としては、経年劣化や地震、地盤沈下などがあります。

定期的に排水管を掃除していてつまりがないはずなのに下水が逆流する場合は排水管が逆勾配になっている可能性があるので注意が必要です。

排水設備のメンテナンス不足で逆流が起きる

排水設備は定期的に掃除を行わないと、つまりなどの不具合が生じてしまいます。

その結果、排水性能が低下することにもつながります。

定期的に掃除やメンテナンスを行い、排水設備を綺麗に保ちましょう。

排水桝が詰まっている

排水枡は、家の排水管から流れてきた水を一度溜めるところです。

ここがつまると、複数の排水口から逆流する可能性があります。

排水枡のつまりの主な原因は、大量の油や固形物です。

これらは水に溶けないため、大量に流すとつまりを起こしてしまいます。

そのため、油や固形物を排水口に流さないように注意しましょう。

また、排水枡は掃除をしないと汚れが溜まってつまりを起こしてしまいます。

ですから、排水枡は定期的に掃除するようにしましょう

浄化槽の汲み取りをおこなっていない

浄化槽とは、汚水を浄化し綺麗な水にして放流するための各家庭の敷地内に設けられている施設です。

浄化槽は汲み取りを行わずに放置していると、悪臭が発生したり排水不良が起きたりする可能性があります。

その結果、浄水槽の性能が低下し、汚水がそのまま川に流れてしまうなどの被害が出てしまいます。

ですから、浄水槽の汲み取りは​​浄化槽法にしたがって定期的に行うようにしましょう

下水が逆流した際の被害について

下水が逆流した際の被害について

下水が逆流すると、その被害は家全体に及びます。

そのため、被害が拡大する前に対処することが重要です。

下水が逆流するとどのような被害が出るのかを知り、被害が出た際に速やかに対処できるようにしましょう。

汚水が溢れ水浸し

下水が逆流すると、その付近は水浸しになります。

下水には悪臭はもちろん、雑菌やウイルスが含まれています。

そのため、掃除が非常に大変になります。

下水の逆流が起こりそうな際には、その付近に物を置かないようにしましょう。

下の階への漏水

上の階で逆流が起こると、下の階まで被害が及ぶ可能性があります。

マンションなどの賃貸住宅の場合、他の人にまで迷惑がかかってしまうことになります。

ですから、賃貸住宅で下水の逆流が起こってしまった時はできるだけ下の階の人に確認を取るようにしましょう。

悪臭・異臭がとれない

下水が逆流すると、悪臭が床や壁に染み付いてしまいます。

その状態を放置していると、逆流が起こった部屋だけでなく家全体に臭いが充満してしまいます。

そのため、下水の逆流が起きた時には速やかに対処するようにしましょう。

具体的には、床は中性洗剤などを使用して拭き取り、壁は濡れタオルで拭き取るようにします。

また、消臭剤などを使用して部屋の臭いを取るようにしましょう。

壁や床に染み付いた臭いは時間が経つにつれ、取れにくくなってしまいます。

ですから、速やかに行うことが大切です。

【これが起きたら危険】下水の逆流が起きる前の3つの前兆

【これが起きたら危険】下水の逆流が起きる前の3つの前兆

下水の逆流に対処するためには、トラブルが起きる前から準備しなければいけません。

逆流する前に気づくことで、被害を大幅に軽減することができます。

ここでは、下水の逆流が起きる前の3つの前兆について紹介します。

以下の兆候が現れた場合は、逆流に備えて準備をしておきましょう。

普段より排水の流れが悪い

普段より水の流れが悪い場合、排水管でつまりが生じている可能性があります

その状態で水を流し続けると、行き場を失った水が逆流してしまいます。

業者に依頼するなどして、速やかにつまりを解消するようにしましょう。

ゴボゴボと音がする

トイレやその他の排水口などからゴボゴボと音がする場合も注意が必要です。

この場合も排水管につまりが生じている可能性が高いです。

排水管の一箇所につまりが起こると、水が流れず空気を押し上げます。

その空気が排水口に溜まっている水を動かすことにより、ゴボゴボと音がします。

ですから、この場合も速やかにつまりを取り除くようにしましょう。

トイレの封水が普段の位置より低い

トイレの水の水位が下がっている場合、つまりが原因の可能性が高いです。

排水管につまりが生じると、封水用の水が溜まらなくなってしまいます。

また封水が減少すると、下水から悪臭や害虫が上がってくる恐れもあります

ですから、ラバーカップを使用したり、業者を呼んだりして、つまりを解消するようにしましょう。

下水の逆流が起きたなら水道修理業者に依頼するのが確実

下水の逆流が起きたなら水道修理業者に依頼するのが確実

下水の逆流は被害も大きく、素人が一人で対処するのは難しいです。

逆流した下水の処理から掃除、消臭、逆流の原因の解消やつまりの解消までしなければいけません。

これは大変な作業になります。

また、無理に直そうとすると、さらに被害を拡大させてしまったり状況が悪化したりしてしまうケースもあります

ですから、業者に依頼するのが確実です。

まとめ

まとめ

下水の逆流はつまりが原因で起こることが多いです。

普段からつまりの対策をしていれば、逆流のリスクを大幅に減らすことができます。

逆流が起こってから対処することもできますが、やはり起きないに越したことはありません。

ですから、定期的に掃除をして排水管を綺麗に保つように心がけましょう。

また、逆流が起きてしまった場合は無理をせず、業者に頼むことをおすすめします

それ以外の水まわりのトラブルの際も、水道修理業者への依頼を検討されてみてはいかがでしょうか。

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