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水道管の老朽化について考えたことなかったという方も多いでしょう。
ですが築年数が経過している家にお住まいの方は必ず考えるべきです。
老朽化した水道管を放置していると「破損し水漏れする」「水道水が汚染され健康被害」などの危険があるからです。
本記事では「老朽化した水道管を使っているとどうなるのか」「水道管を交換する費用や注意点」について解説していきます。
水道管が老朽化してしまうと、様々なトラブルが起きてしまいます。
どうなるのか、正確に把握している人は少ないかもしれません。
主なトラブルは、以下の3つが考えられるでしょう。
水道管の中を見る機会は少ないので、老朽化に気付きにくいことが予想されます。
具体的にどうなるのか、1つずつ詳しく解説します。
水道管のメンテナンスを検討する際の参考にしてください。
水道管が老朽化すると、破裂して水漏れが起きてしまいます。
耐用年数を超えた水道管は、内部を流れる水圧に耐えられなくなってしまい破裂を起こします。
水漏れの度合いによっては、地盤沈下が起きる可能性もあるので注意が必要です。
見えない水道管の老朽化に気づくのは難しいことが予想されます。
気づいたときには、手遅れになるほどの地盤沈下になっていることもあるかもしれません。
さらに、水漏れが続くと水道料金が高くなってしまいます。
以下に地盤沈下と、水道料金が高くなることを詳しく解説します。
水道管の老朽化が原因で、水漏れが起きたことに気づかずに時間が経ってしまうと地盤沈下が起きる可能性があります。
水道管が埋められている場所が土の中である場合には、地盤沈下が起きやすいことが予想されます。
水回りは毎日使用することにより、水の勢いが強いので、土の中に流れ込むのを止めることは難しいです。
土にたくさんの水が流れ続けてしまうと、地盤沈下が起きます。最悪の場合、家が傾いてしまうこともあるかもしれません。
地面がへこんでいるなどの異変がないか確認してみましょう。発見した場合は、早急に水道管の修理や交換を行う必要があります。
水道管の老朽化が原因で、破裂して水漏れが続いてしまうと水道料金が高くなります。
普段よりも高額な請求が来ると、驚いてしまうことが予想されます。
水道メーターを確認することで、水漏れにいち早く気付ける可能性があるでしょう。
全ての水道を止めて、メーターを見て、動いているなら水漏れの可能性があります。
耐用年数を超えて、使用している水道管の場合は定期的に確認してみてもいいかもしれません。
水道料金が高くなる前に、水道管の老朽化からの破裂を発見する方法です。早急に破裂を修理して、水漏れを止めましょう。
水漏れが起きると水道水にサビや土が混入してしまう可能性があります。
水道管のつなぎ目に使用されている鉄も老朽化して、サビてしまいます。
さらに、老朽化が悪化して破裂が起きた場合に土が混入することもあるでしょう。
混入したサビや土は水道管を通って、蛇口からでてきてしまいます。
台所の水道水は、飲んだり、料理に使用したりすることが多いです。
サビや土が混入していることに気づかずに使用していると大変なことになります。
色が変わっていれば早めに気づけますが、少量だとわからない可能性もあるでしょう。
毎日飲んでいる方であれば、味の変化でも発覚することがあるかもしれません。
少しでも異変があれば、すぐに修理業者に相談してください。
前述の通り、水道管の老朽化が原因でサビや土が混入することがあります。
飲料水としてそのまま飲み続けると健康被害の恐れがあるかもしれません。
少量であれば問題はありませんが、大量に摂取するとお腹を下すなどの症状が現れることがあります。
色や味に違いを感じる水道水は、できるだけ飲まないようにしましょう。
もし、目で見て赤い水が出ているようであればそのまま出しっぱなしにしてみてください。
水道水が透明に戻れば、一時的な解決方法になります。
対処後も色や味の違う水道水が続くようであれば、水道修理業者へ相談しましょう。
水道管の老朽化によるトラブルを防ぐためには、いつ交換したらいいのか迷う方も多いでしょう。
水道管に限らず、住宅に設置されている全ての設備には寿命があります。
それぞれの設備において、メンテナンスや交換が必要になることが多いです。
そして、水道管は材質の種類が複数あるので、耐用年数が若干変わります。
ここからは、一般的な寿命と材質別に水道管の耐用年数についてご紹介します。
水道管の老朽化によるトラブルを防ぐために、交換の目安として参考にしてください。
一般的な水道管の寿命は40年といわれています。
家の中の設備とは違って、長く使用できるところが水道管の特徴です。
しかし、交換やメンテナンスを怠ってしまうこともあるかもしれません。
水道管は、見えないところに設置されている設備です。
そろそろ交換が必要かもしれないという事実を、目で見て確認することが困難です。
新築物件であれば、40年目を意識しておくといいかもしれません。
老朽化によるトラブルが起きる前に交換することを相談してみましょう。
水道管の材質によって、耐用年数が変わることがあります。
昔は金属製の水道管が主流でしたが、耐用年数の短さから、最近では別の材質の水道管が増えています。
材質ごとに異なる、それぞれの耐用年数について詳しく解説します。
自宅で使用されている水道管がどの材質に当てはまるのか調べてみましょう
鉄管、鉛管の耐用年数は15〜20年といわれています。
銅管は他の材質に比べて、耐用年数が長く、20〜25年といわれています。
鉄管や鉛管は、昔から水道管の材質として使用されてきました。
しかし、サビが発生しやすいので、最近の水道管には使用されていません。
鉛管は、鉛が水に溶けることから健康被害を及ぼすので、使用制限が設けられています。
頑丈などのメリットもありますが、他の新しい素材に比べてデメリットが多いのが特徴です。
耐用年数が長い銅管は今でも給湯器などに使用されています。
銅管は、加工が困難であるなどのデメリットを除けば、頑丈で使いやすい素材です。
ポリ管の耐用年数は、20〜25年といわれています。
原材料は樹脂で作られているので軽くて、錆びにくくて、加工がしやすいという特徴があります。
熱や振動には強いですが、紫外線に弱いなどのデメリットもあります。
材料費の面から、導入にはコストもかかるので予算は多めに必要です。
鉄管などに比べると、耐久性に優れているので今後水道管の材質として使用されることがますます増えるでしょう。
塩ビ管の耐用年数は、20〜25年といわれています。
水が流れるのに抵抗が少なく、ポリ管同様に軽くて、錆びにくくて、加工しやすいのが特徴です。
原材料は、合成樹脂であるポリ塩化ビニルです。
熱や衝撃には弱いなどのデメリットがあるものの、頑丈なプラスチックとして水道管に使用されることが増えています。
また、水道管だけではなくケーブルを通すための管としても使用されています。
ポリ塩化ビニルは、生活の中に必要不可欠な素材といえるでしょう。
エルメックス管は、比較的新しい素材で正確な耐用年数のデータは少ないです。
耐久性に優れた素材なので、一般的な耐用年数の40年程度と予想されます。
原材料は、架橋ポリエチレンで、高温も低温も耐えられる材質です。
凍結しても割れにくく、錆びにくいので、耐久性に優れていることから、水道管として使用されています。
ポリ管や塩ビ管よりも、さらに耐久性に優れているにも関わらず、軽くて加工しやすいという特徴は同じです。
今後も水道管に使用される材質として、普及することが予想されます。
水道管の老朽化は、様々なトラブルを招いてしまうことが多いです。
水道管の老朽化は、どのように起こってしまうのか疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、水道管の老朽化を早めてしまう要因について解説します。
代表的なものを4つご紹介します。
水道管の老朽化について、詳しく知りたいという方は参考にしてください。
地震などの自然災害によって水道管の老朽化を早めてしまう要因になります。
強い振動により、水道管が破損してしまう可能性があります。
元々、年数が経っていて老朽化している水道管は確実に破損して水漏れなどの要因になるでしょう。
残念ながらいつ起こるかわからない自然災害を防ぐことはできません。
また、余震などが続いている状況でも、埋まっている水道管を守ることは難しいです。
少しでも耐久性を上げるために、材質を頑丈なものを選ぶようにしましょう。
水道管の凍結が起きると、老朽化の要因になります。
冬場の気温が氷点下を下回る地域では、水道管の凍結は起こることが多いです。
地域によって差はありますが、凍結の可能性はどこにでもあるでしょう。
凍結は、水道管に負担がかかり、結果的に老朽化を早めてしまいます。
さらに老朽化だけではなく、凍結すると水がでなくなって生活に支障をきたす恐れがあります。
水を少しだけ出すなどの対策が必要になるでしょう。
水道管の材質が最新のものであると、凍結しにくくすることも可能です。
長い間使っていない期間がある場合も、水道管の老朽化を早める要因になります。
使っていないということは、水道管の中を水が流れていないということです。
錆びついてしまう要因になることが考えられます。
新しい水道管でも、長い間使っていない期間があると老朽化してしまいます。
設置してから時間がたっている水道管は、金属製の材質である可能性が高いです。
錆びやすい素材なので、注意が必要です。
使用していない水道管を放置せずに、こまめにメンテナンスを行いましょう。
ウォーターハンマー現象が起きると、水道管の老朽化の要因になります。
そもそもウォーターハンマー現象とは、蛇口を止める際にドンッという衝撃音がすることをいいます。
給水管を流れていた水を急に止めることにより、起きてしまう現象です。
衝撃音の通りに、給水管に負担がかかるので、水道管の老朽化に繋がります。
毎回繰り返し行っていると、耐用年数を超えていなくても水道管を交換することになるかもしれません。
ウォーターハンマー現象が起きないように、力を入れずに蛇口を止めるようにしましょう。
普段の生活の中で、見て確認できない水道管の老朽化を見分ける方法があれば知りたいという方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、確認が困難な水道管の老朽化に関する異変について解説します。
主な異変は以下の5つです。
1つずつ詳しくご紹介します。
水道管の老朽化を見極めたいときの参考にしてください。
蛇口から出てくる水道水が濁っている場合があります。
水道管の老朽化により、サビや土が水に混じることが原因です。
必然的に、出てくる水道水も濁ってしまうことになるでしょう。
台所の蛇口では、飲料水や料理に使用することが多い水道水です。
濁っていては、日々の生活に支障をきたしてしまうでしょう。
直ちに、水道管の老朽化を疑う必要があります。
水道修理業者に相談するなどの、対応が必要になります。
水道管の老朽化が原因で、水道水のニオイがおかしい場合があります。
毎日使用する水道水から、異臭がすることで異変に気づくことができるでしょう。
考えられる原因は、破裂して水漏れが起きたことにより湿度が上がってしまったことです。
湿度が上がると、カビが発生してニオイのおかしい水道水が蛇口から出てきます。
また、害虫の糞なども混じってしまう可能性もあるので、悪臭の原因になるでしょう。
少しでもニオイに異変を感じたら、水道修理業者に相談しましょう。
普段から飲料水として水道水を利用している方は、味の異変にもすぐに気づくことができるでしょう。
水道管の老朽化が原因で、変な味の水道水が出てくる場合があります。
変な味の中でも金属の味は、水道管の材質が溶け出した水かもしれないので危険です。
しかし変な味が全て、水道管の老朽化が原因とは限りません。
貯水槽にカビが発生していたり、外気温が原因で水道水の温度が変わっているなどが考えられます。
何が原因でも用心に越したことはありません。
変な味だと感じたら、すぐに水道修理業者へ相談することをおすすめします。
蛇口から出てくる水道水が赤茶色に濁って出てくる場合があります。
赤茶色に濁った水は、「赤水」と呼ばれています。
水道管の老朽化により、赤サビが水に混ざることが原因です。
色や味がおかしいだけではなく、健康被害が出る可能性もあるでしょう。
赤い水が出ていると感じたら、絶対に飲まないようにしましょう。
古い水道管は、鉄製のものである場合が多いです。
長年の使用により、老朽化して赤サビが水と一緒に流れてきてしまいます。
水道水の色の違いを感じたら、すぐに水道修理業者へ相談してみましょう。
水道管が老朽化して、破裂してしまって水漏れが起きているときに水道局から漏水のお知らせが届く場合があります。
水道管の異変は、目で見て確認することが困難です。
漏水に心当たりがなかったとしても、水道局のお知らせに従って調査をすることをおすすめします。
以下に漏水調査の手順をご紹介します。
水道局から漏水のお知らせが届いた場合の参考にしてください。
簡易的な漏水調査を自分で行う方法を解説します。
まず、家中の蛇口を閉めましょう。
その後、水道メーターのパイロットが動き続けているかを確認します。
止まっていれば漏水はありませんが、動いていると漏水の可能性が高いです。
水道メーターが設置されている場所は、戸建てであれば屋外の地面に埋まっています。
マンションやアパートなどの集合住宅では玄関近くのメーターボックスの中です。
アパートによっては、敷地内に全室分並んで設置されている場合があります。
自宅の水道メーターがすぐにわかるように、事前に把握しておきましょう。
また、自分で行う方法以外にも専門の機械を使用して業者に依頼することもできます。
老朽化していて、トラブルが起きている水道管は交換することをおすすめします。
交換する際の心配事は、費用面ではないでしょうか。
水道管を交換する費用の目安は、一部だけの交換の場合は10,000円前後です。
全てを交換する場合は、100,000円〜1,000,000円かかる場合もあります。
水道管の規模によっては、大規模な工事になることが予想されます。
もし、交換を検討する場合は多めの予算を準備しておく必要があるでしょう。
耐用年数を超えた水道管の交換は、業者に依頼する必要があります。
なかなか依頼しないことが予想されるので、不明点も多いでしょう。
ここからは、注意点として水道管の交換には資格が必要であることを解説します。
業者を選ぶ際の参考にしてください。
水道管の交換は、水道局から指定を受けている業者しか行えません。
指定がない業者が行なうと水道法違反になってしまう可能性があるので、注意が必要です。
専門知識がない消費者にとって、不明点が多いことが予想されます。
事前にネット検索するなどして、少しでも知識を身につけておきましょう。
費用が安いからといって、選択した業者が法律に違反していたら大変なことになってしまいます。
業者を選ぶ際は注意が必要です。
水道管の交換を依頼する業者を選ぶ際に、不明点が多いことが予想されます。
ここからは、失敗しない水道管の業者を選ぶ際のポイントを解説します。
業者を選ぶ際の主なポイントは、上記の5つになります。
どこを選ぶか悩んでいる方は、参考にしてください。
工事実績が豊富であることが大切です。
水道管は長く使用するものなので、実績の少ない業者では不安になります。
ネットで検索して、工事実績が載っているかどうかの確認をしてみましょう。
公表していない業者もあるので、注意が必要です。
掲載があっても、無い実績を載せている可能性があるので、他の業者と比べることも大切です。
また、業者名を調べて口コミを検索してみましょう。
水道管の交換を依頼する業者の運営年数を把握しておくことも大切です。
運営年数が長いということは、工事実績も豊富だということです。
また、地域に根づいて商売として、やっていけている証拠でもあります。
運営年数がながければ、口コミも多く掲載されているでしょう。
依頼しようとしている業者の運営年数は確かめるようにしましょう。
修理を行なう際の、質が悪い修理業者は、長く運営できないことが予想されます。
運営年数も大切な指標になることを覚えておきましょう。
水道局指定工事店の認定を受けていることも大切です。
水道局指定工事店とは、水道法に定められた一定の基準を満たす工事店のことです。
指定の要件は、地域に差などはなく、全国で一定の基準が設けられています。
ホームページに掲載があるか確認してみましょう。
安心して修理を依頼できるかの判断材料になります。
水道管が老朽化して、修理や交換を行なう際には不安もあるでしょう。
確実に修理してもらうには、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
業者を選ぶ際は、明確な見積もりや作業説明ができることも大切です。
老朽化した水道管の交換や修理に関する知識を持っている人は少ないことが予想されます。
お金儲けが目的の業者があれば、利用されてしまう可能性があるでしょう。
おおざっぱな見積もりや、不透明な作業には不安を覚えてしまうこともあるかもしれません。
聞いて納得できる説明をしてもらえるか確認することが大切です。
小さな買い物とは違うので、不明点があれば積極的に質問するようにしましょう。
老朽化した水道管を交換した後に、不具合が起きないか不安に思う方もいるでしょう。
アフターサポートが充実しているかどうかも大切なポイントになります。
見積もりをした際に、一番安いからといって依頼するとアフターサポートがない場合もあります。
安ければいいという探し方ではなく、適正な価格と適正なサービスを提供してくれる業者を選ぶようにしましょう。
水道管が老朽化して、交換や修理を依頼する際は見積もりをして業者を比較してから決めることが大切です。
おおまかな費用相場は決まっていますが、細かい費用は業者によって違う場合が多いです。
また、サービス内容や接客態度なども業者によって異なることも多いでしょう。
何を重視するかは、人によって異なりますが、確実に修理してもらえる業者を選びたい方が多いことが予想されます。
費用相場に合っているか、相場よりも少し高くても満足できるサービスが充実しているかなどを比較しましょう。
自分の予算と、照らし合わせて決めることが大切です。
水道管が老朽化するとどうなるのかを解説しました。しました。
最悪の場合、破裂して水漏れが起きてしまう可能性があります。
地中で水漏れが続くと、地盤沈下などの危険な状態になってしまうこともあるので注意が必要です。
水道管の耐用年数は、一般的に40年といわれています。
自宅の水道管がどのくらい使用されているのかを調べて交換を検討してみましょう。
また、水道管の交換や修理を行なう業者を選ぶ際は、ポイントがあります。
失敗しないために、工事実績や運営年数などを調べることが大切です。
健康被害が出る前に、新しい水道管への交換を検討しましょう。業者への依頼を検討しましょう。