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老朽化した水道管を放置すると危険!修理の流れと費用の目安まとめ

初めての水道修理業者選びで迷ったときは

「ある日突然、水が出ない」「蛇口から濁った水が…」——
こうしたトラブルの背景には、目に見えない“水道管の老朽化”が潜んでいるかもしれません。
日本全国で進む水道インフラの劣化は、今や一部地域だけの問題ではなく、全国的な課題となりつつあります。

ビアス

そこで本記事では「老朽化した水道管を使っているとどうなるのか」「水道管を交換する費用や注意点」について解説していきます。

うさゴロー

水道管の素材や耐用年数についても紹介していくで!
水道管の老朽化について知りたい人はぜひ最後まで見たってや!

この記事を読んで欲しい人
  • 水道管が老朽化するとどんな被害があるのか知りたい
  • 水道管の種類について知りたい
  • 水道管の耐用年数について知りたい
  • 業者に依頼して老朽化した水道管を交換する費用について知りたい
  • 老朽化した水道管の交換を依頼する業者の選び方について知りたい
目次

なぜ水道管は老朽化するの?その原因とは

なぜ水道管は老朽化するの?その原因とは

私日本の水道管の多くは、高度経済成長期(1960〜1970年代)に整備されたものです。
水道管の耐用年数はおおよそ40年〜50年とされていますが、それを大きく超えて使用されているケースも珍しくありません。
厚生労働省のデータによれば、耐用年数を過ぎた水道管の割合は全国平均で全国で約2割。
都市部だけでなく、地方の小規模自治体でも年間数千~2万件規模の漏水・破裂が報告されています。

経年劣化による腐食や摩耗

最も一般的な原因が経年劣化です。
水道管の内部には常に水が通っており、少しずつではありますが、管の内側にサビや汚れがたまっていきます。
特に古い住宅では、鋼管(鉄製の水道管)が使われていることが多く、時間の経過とともに酸化して内部が腐食していきます。
また、水の流れによる摩耗(すり減り)や、微細な振動の積み重ねも、管の劣化を加速させる原因の一つです。

長い間使っていない期間がある

長期間使用していない水道管は、水が流れないことで劣化が進む場合があります。特に設置から年数が経過した金属製の水道管は錆びやすいため注意が必要です。使用していない期間が続く場合でも、定期的に点検やメンテナンスを行いましょう。

ウォーターハンマー現象

ウォーターハンマー現象は、水道管の劣化を早める原因の一つです。
これは蛇口を急に閉めた際に発生する衝撃音や振動のことで、給水管内の水流が急停止することで起こります。
繰り返し発生すると水道管に負担がかかり、耐用年数前でも修理や交換が必要になる場合があります。
水道管への負担を減らすため、蛇口はゆっくり閉めるようにしましょう。

地震や地盤沈下によるゆがみ・破損

日本は地震が多く、地盤の変動によって水道管がひび割れたり、接続部が外れることによる破裂事故も少なくありません。

特に古い管は地震の揺れに耐えきれず、突発的な漏水を引き起こします。

また、寒冷地では冬の凍結破裂が集中して起こり、短期間に多数の修理依頼が発生し、業者がパンクするケースもあります。

うさゴロー

2023年1月の寒波では寒冷地だけでなく、東京・名古屋・大阪などでも水道管の凍結が多数報告されているで!

ビアス

水道管の凍結対策・応急処置については以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらも参考にしてくださいね。

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素材や施工方法による耐用年数の違い

実は、水道管に使われている素材の種類や施工の質によって、寿命には大きな差があります。

以下は、水道管に使われる主な素材と、そのおおよその耐用年数の目安です:

素材の種類耐用年数の目安
鋼管(鉄製)約20〜30年
銅管約30年前後
塩ビ管(VP管・HIVP管)約20〜40年(設置場所により差)
架橋ポリエチレン管(樹脂管)約50年〜

古い住宅では、現在では使われなくなった亜鉛メッキ鋼管が残っていることもあり、配管トラブルのリスクが高めです。

また、施工不良(継ぎ目のゆるみや傾斜のミス)があると、通常よりも早く不具合が起きることもあります。

日本全国の水道管の老朽化率と現状データ

日本全国の水道管の老朽化率と現状データ

日本の水道管は年々老朽化が進み、地域によっては耐用年数を超えた管が増加しています。

ここでは、最新の調査データをもとに全国の老朽化率の現状を詳しく見ていきましょう。

実際の老朽化率が高い都道府県(2025年時点)

最新の公的データに基づく、都道府県別の水道管の老朽化率(耐用年数を超えた水道管の割合)について、以下の情報が報告されています。

順位都道府県備考
1位大阪府都市部での老朽化が顕著
2位香川県地域特性により老朽化が進行
3位神奈川県都市化に伴い老朽化が進行

2025年に報告された日本の水道管破裂事例と傾向

以下は、2025年(令和7年)に報道された主な水道管破裂・漏水事故の事例です。

これらを通して、日本の水道管破裂が“偶発的な事故”を超えて、社会インフラとしての課題になってきていることが見えてきます。

地域発生日・報道時期主な原因と特徴
大阪市・城東区2025年5月10日老朽化による破裂。直径約500mmの管。敷設から年数が経過した管の破損。
(出典:BIGLOBEニュース)
京都市2025年4月30日約65年経過した管の老朽化破損。直径30cm超の穴。
(出典:日本テレビニュース)
千葉県・大網白里市2025年2月11日地下管の破裂による吹き上げ、周囲構造の脆弱性。
(出典:日本テレビニュース)
所沢市2025年2月所沢市で地下の水道管が破裂した可能性があると報じられた。 (出典:テレ朝NEWS)
ビアス

「老朽化した管は、いつ破裂してもおかしくない」――
2025年、京都や大阪、千葉などで相次いだ水道管破裂は、まさにこの警告を具体化したものです。

普段目に見えないインフラが、一旦壊れると都市機能も生活も一瞬で混乱します。

これらの事例は、個人宅で起きた配管トラブルと同様の構造的リスクを共有しています。

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老朽化した水道管のサインとは?チェックすべき症状

水道管の耐用年数はどれくらい?

水道管の老朽化は、目に見えない場所で進行するため、気づいたときにはすでに大きなトラブルになっていることも。
そこで重要なのが、初期の異変に気づくことです。
以下のような症状が見られる場合は、水道管の劣化が進んでいる可能性があります。

赤水(茶色い水)が出る

蛇口をひねったときに、茶色や赤っぽい水が出るのは、典型的な老朽化のサインです。
これは、水道管の内側でサビが発生し、はがれて水に混じっている状態です。

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一時的な赤水ならまだしも、何度も続くようであれば、配管全体の腐食が進んでいる可能性が高いため、注意が必要です。

水漏れやシミが壁・床にできる

老朽化した水道管に小さな穴やひび割れができると、そこから水がにじみ出して壁や床にシミをつくることがあります。
特に、天井や壁紙が変色している、水回りの床が常に湿っているといった症状があれば、水道管の破損が疑われます。

見えない場所で進行している場合もあるため、違和感を覚えたら専門業者に点検を依頼しましょう。

水圧が不安定、異音がする

水の勢いが弱くなったり、逆に急に強くなったりするのも、水道管内部に異常があるサインです。
サビや汚れの蓄積によって管が細くなっていたり、詰まりが起きている可能性があります。

また、水道を使っていないのに「ゴンッ」「カンッ」という異音が聞こえる場合、管に空気が入り込んでいたり、劣化によって水圧のバランスが崩れていることがあります。

水道管の交換方法と業者選びのポイント

失敗しない水道管の業者を選ぶ際のポイント

水道管の交換工事は、自治体の水道局から指定を受けた水道局指定工事店のみが行えます。
指定を受けていない業者による工事は、水道法に違反する可能性があるため注意が必要です。
業者選びでトラブルを防ぐためにも、事前に情報を調べて基礎知識を身につけておきましょう。
費用の安さだけで判断せず、適切な資格や指定を受けているかを確認することが大切です。

戸建て住宅のケース

戸建て住宅では、敷地内の水道管(給水管・排水管)は基本的に自己責任での修理・交換になります。

種別内容例費用目安
配管の部分補修・ひび割れ・漏れ箇所の簡易修理
・一部配管の交換
1万〜5万円程度
配管全体の交換(屋内・屋外)・築30年以上で全面交換が必要な場合
・壁や床の一部解体を伴う施工
30万〜80万円程度
配管の材質による費用差・塩ビ管:比較的安価
・銅管/ポリエチレン管:やや高価だが耐久性あり
材料費に数万〜の差

このように、施工内容と素材によって費用には大きな幅があります。
特に全面交換は高額になるため、事前の点検・見積もり比較が重要です。

マンションや集合住宅の場合

マンションでは、水道管の管理範囲が複雑になるため、誰が費用を負担するかの確認が必要です。

個人負担になるケース(専有部分)

キッチン・洗面所など室内配管のトラブル

目安費用:1万〜10万円程度

管理組合負担になるケース(共有部分)

  • 建物の構造部や立て管、全体の配管交換など
  • 数百万円〜数千万円規模になることも(大規模修繕)

老朽化した水道管を交換する費用

老朽化していて、トラブルが起きている水道管は交換することをおすすめします。

水道管を交換する費用の目安は、一部だけの交換の場合は10,000円前後です。

全てを交換する場合は、100,000円〜1,000,000円かかる場合もあります。

水道管の規模によっては、大規模な工事になることが予想されます。

もし、交換を検討する場合は多めの予算を準備しておく必要があるでしょう。

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国・自治体の水道インフラに対する取り組み

国・自治体の取り組み

水道管の老朽化問題に対して、国や自治体はさまざまな対策を講じています。

ここでは、現状の施策や支援制度、今後の計画について詳しく見ていきましょう。

国のインフラ再生戦略と水道管更新の方針

国は、老朽化が進む水道管の更新を含むインフラ再生を重要課題として位置づけています。
2020年代に入り、政府は「インフラ長寿命化計画」や「地域水道ビジョン」などを策定し、老朽化対策の加速を目指しています。

これらの計画では、老朽管の早期更新に加え、耐震性の強化や漏水抑制技術の導入も推進。
さらに、水道事業の効率化や統合・広域化を図ることで、財政負担の軽減を目指しています。

参考:国土交通省|インフラ長寿化基本計画

参考:国土交通省|地域水道ビジョンについて

自治体の現場対応と課題

全国の自治体は、国の方針を受けて更新事業を進めていますが、人口減少や財政制約の中で苦戦しているのが実情です。
特に地方の中小規模自治体では、技術者不足や資金不足が大きな壁となり、更新計画が遅れがちです。

一方で、最新のセンサー技術やAIを活用した漏水検知システムの導入、住民への情報発信強化など、ICTを活用した先進的な取り組みも増えています。

補助金制度と支援策

国や都道府県では、水道管更新を支援するために各種補助金制度を設けています。
これにより自治体は更新工事費用の一部を負担軽減でき、また民間企業の参入促進も進んでいます。

特に、耐震化工事や漏水抑制技術の導入に対しては重点的に補助が行われており、自治体の負担軽減に役立っています。

参考:大阪市水道局|宅地内における鉛製給水管取替工事助制度について

水道料金の改定は老朽化が関係している?

全国的に水道料金の値上げが話題となっていますが、その背景には水道管の老朽化が大きく関係しています。

老朽化した水道管の修繕や更新には多額の費用がかかるため、その負担が料金に反映されるケースが増えています。

水道料金値上げの主な理由

老朽化による修繕・更新費用の増加だけでなく、以下の要因も水道料金値上げの背景にあります。

  • 水道施設の維持管理コストの増加
  • 原材料や人件費の高騰
  • 水需要の減少に伴う収入減

これら複数の要因が重なり、水道事業の健全な運営を維持するために料金改定が行われています。

自治体(各自治体リンクへ飛びます)改定時期改定内容・備考
豊中市(大阪府)2025年2月約30%の値上げが決定済みという報道あり
津和野町(島根県)2025年度4月から約40%の値上げを予定と報じられている
松前町(愛媛県)2025年度約35.2%の値上げ予定と報道されている
戸田市(埼玉県)2025年度33.7%の値上げ予定と報じられている
浜松市(静岡県)2025年10月改定従量料金・基本料金を改定。減免措置も併設

老朽化対策費用の影響

耐用年数を超えた水道管が増えるほど、漏水事故や破裂のリスクが高まり、修繕にかかるコストも膨らみます。

これらの費用は自治体の財政負担を押し上げ、結果として水道料金の値上げにつながるのです。

私たちにできること ~今後の課題と個人でできる対策~

私たちにできること ~今後の課題と個人でできる対策~

水道管の老朽化は社会全体の課題ですが、私たち一人ひとりにもできることがあります。

ここでは、今後の課題を整理しながら、個人が日常生活で実践できる具体的な対策をご紹介します。

日常生活での節水と漏水早期発見

老朽化した水道管による漏水は、水資源の無駄遣いを招きます。
まずは日々の節水意識を高めることが大切です。例えば、

  • 歯磨き中の水の出しっぱなしを控える
  • 洗濯機や食洗機の満水運転を心がける
  • 蛇口やトイレの水漏れに早めに気づく

これらの小さな行動が、水道管への負担軽減や漏水の早期発見につながります。

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地域の水道事業への理解と協力

水道管の更新には多大な費用と時間がかかります。
そのため、地域の水道事業の現状や課題を理解し、自治体の広報や説明会に積極的に参加することも重要です。

また、水道料金の適正な支払いによって安定した運営に貢献し、将来の水道インフラ維持を支えることができます。

自治体への要望や声を届ける

老朽化問題は自治体の施策にも大きく影響します。
住民として、積極的に改善要望や提案を出すことで、より良い更新計画やサービス向上につながります。

SNSやアンケート、市議会の傍聴など、参加できる手段は多様です。声を届けることは、水道インフラの未来を守る力になります。

国や自治体も、水道インフラの再整備に取り組みつつありますが、すべての老朽管を短期間で更新するのは現実的に難しく、個人宅レベルでも「備え」が求められる時代です。

特に次のような対策が重要です。

  • 定期的な配管チェック(専門業者に依頼)
  • 凍結防止の保温材設置
  • 水道の異常(音、水圧、料金)に早く気づく習慣
  • 持ち家だけでなく賃貸でも「水道管の更新履歴」を確認する意識
ビアス

水道インフラは「見えないからこそ、見過ごされやすい問題」です。
個人でも知識をもっておくことで、トラブル時に冷静な判断ができ、被害を最小限に抑えることができます。

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水道管が老朽化するとどうなる?Q&A

水道管が老朽化するとどうなる?Q&A

水道管の引き直しと引き込み工事の違いはなんですか?

水道引き込み工事は、道路の水道本管から自宅へ給水管を引き、水道を使えるようにするための工事です。
反対に後者は古い水道管はそのままにして、新しく水道管を引くので「引き直し」と呼びます。
引き直し工事は全ての水道管が新しくなるので、老朽化の不安がなくなります。

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水道管の老朽化によって水道料金が高くなった場合、水道料金の減免申請はできますか?

水道管は地中に埋まっている等目視で確認できない箇所なので、減免申請を適用できる可能性があります。

ただし、水道料金の減免申請をおこなう際には必要な書類等を揃えること、申請できる期限がある等様々な条件があります。

また、水道局指定工事店に施工を依頼することも条件の1つです。

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まとめ|水道管の老朽化に気づいたら早めに交換依頼を

まとめ

水道管の老朽化は、水漏れや赤水、断水などのトラブルを引き起こす原因となります。
放置すると修理費用が高額になったり、建物への被害が広がったりするおそれもあるため、早めの対応が重要です。
「水の出が悪い」「蛇口から赤い水が出る」「水道料金が急に高くなった」などの異変を感じたら、水道管の劣化が進んでいる可能性があります。
症状が軽いうちに専門業者へ相談し、必要に応じて交換工事を行うことで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
安心して水道を使い続けるためにも、定期的な点検を行い、水道管の老朽化に気づいた際は早めに交換を依頼しましょう。

ビアス

ニュース等でも注目されている水道管の老朽化問題は他人事ではなく、重大なインフラ設備のトラブルです。老朽化サインが出ていなくとも古い水道管を使用している場合は安全の為に点検を依頼してみてくださいね。

うさゴロー

水道管の交換や老朽化の点検作業は僕ら水道修理業者に相談してな!

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