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「温水洗浄便座って何?」「どんな種類があるの?」「人気のメーカーや商品は?」
温水洗浄便座の購入を検討されている方にはこういった疑問をお持ちの方が多いでしょう。
トイレの電気便座として人気な温水洗浄便座ですが、初めて温水洗浄便座の取り付けを考えている場合はメリットやデメリットについて事前に知っておくと安心です。
そこで本記事では、温水洗浄便座はどのような商品なのかを解説します。
温水洗浄便の種類や人気商品、温水洗浄便座へ交換する際の注意点についても紹介するで!温水洗浄便座について気になってる人はぜひ最後まで見たってや!
温水洗浄便座とは、普通便座と違い「使用時に便座を温めてくれる」「おしりを洗浄してくれる」などの機能がついた便座のことです。
他にも製品によっては、脱臭機能や自動洗浄など様々な機能がついています。
一般世帯や飲食店などでも広く利用されており、一部の統計では「一般世帯の普及率は80%」とも言われています。
ここからは温水洗浄便座の特徴や機能など詳しく解説していきます。
温水洗浄便座は、座るだけでおしりを温水で洗浄できる高機能な便座です。仕組みは一見複雑に感じるかもしれませんが、基本的には以下の3つのシステムで成り立っています。
便座内部には、水道水を加熱する装置が内蔵されています。
水をあらかじめ温めてタンクに蓄えておく「貯湯式」と、必要なときだけ瞬時に加熱する「瞬間式」の2タイプがあります。
瞬間式は電気代の節約や連続使用に強く、近年では主流になりつつあります。
洗浄に使用するノズルは、使用時にだけ自動で伸びて、使用後は収納される仕組みになっています。
ノズルの角度・水圧・温度はボタン操作で調整でき、使う人の好みに応じて快適な洗浄が可能です。
また、多くの機種ではノズルの自動洗浄機能があり、常に清潔を保てるよう工夫されています。
洗浄や停止、乾燥、便座の温度調整などは、便座横のボタンまたは壁掛けのリモコンから操作できます。
最近のモデルでは、リモコンのデザインも直感的でわかりやすく、シンプルな表示や音声ガイドが搭載されているものもあります。
「温水洗浄便座」という言葉は聞き慣れないかもしれませんが、実は「ウォシュレット」や「シャワートイレ」など、私たちが普段使っている商品名の総称がこの言葉にあたります。
「ウォシュレット」はTOTOが販売する温水洗浄便座の商品名で、1980年代に発売されて以来、日本中に広まりました。現在では“ウォシュレット=温水洗浄便座”と認識している人も多いですが、厳密にはTOTO社の製品を指します。
同じく「シャワートイレ」はLIXIL(旧INAX)の商標で、同様に温水洗浄機能付き便座を指します。TOTOのウォシュレットと機能は非常に似ていますが、デザインやノズルの制御方式などにメーカーごとの特色があります。
一方で「温水洗浄便座」は、これらウォシュレットやシャワートイレ、その他メーカーの類似製品を含むジャンル全体の呼称です。パナソニックや東芝なども同様の便座を販売していますが、それらもすべて「温水洗浄便座」に分類されます。
つまり、ウォシュレットやシャワートイレは、温水洗浄便座という大きなカテゴリの中の“ブランド名”だと理解しておくと混乱しません。
まず温水洗浄便座に備わっている機能について紹介します。
尚、これから紹介する機能は製品やメーカーによって異なります。
商品を購入する際は、どのような機能がついているのかしっかり確認してください。
おしり洗浄機能は温水洗浄便座ならどの商品にも備わっています。
温水洗浄便座が給水できるように接続しておき、電気の力で温水に変えおしりを洗浄してくれます。
「温度調節」「水量調節」などの微調整もできます。
便器内の臭いを吸引し、活性炭などを使って消臭する仕組みです。
トイレ空間を爽やかに保つための便利な機能で、気になる臭いを抑えます。
便座自体を温める機能で、寒い季節でも座ったときの冷たさを和らげます。
温度設定ができるタイプが多く、心地よい温かさをキープできます。
洗浄に使うノズルは、使用前後に自動で洗浄されるため、常に清潔に保たれています。
機種によっては抗菌加工やUV除菌機能が付いているものもあり、衛生面に配慮されています。
水で洗ったあとに温風で乾かす機能です。ペーパーの使用量を減らせ、肌にもやさしいため人気が高まっています。
便座のふたが自動で開閉したり、使用後に便器を自動洗浄したりする機能もあります。
手を触れずに操作できるため、衛生面だけでなく使い勝手も向上します。
使用しない時間帯には便座の温度を下げる節電モードや、必要に応じて運転を調整するエコ機能が搭載され、省エネ効果も期待できます。
これらの機能はモデルによって異なりますが、基本的な温水洗浄機能をはじめ、多くの機能が快適で清潔なトイレ環境を実現しています。
暖房便座と温水洗浄便座についても、違いが分からないという方がいらっしゃいます。
ウォシュレットやシャワートイレと違い、暖房便座と温水洗浄便座にははっきりと違いがあります。
結論からいうと暖房便座は、便座は温かくなりますが洗浄機能はついていません。
洗浄機能はいらないけど、便座は温かくしたい方にとっては最適ですね。
また温水洗浄便座と違い、暖房便座は配管工事が不要なので取付作業が安価なのも利点です。
「洗浄機能は必要ないけれど便座が冷たいのはストレス」と感じる人におすすめなのが、暖房便座(ウォームレット)やな。
暖房便座(ウォームレット)については以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
ご存知ない方も多いかと思いますが、温水洗浄便座の給湯システムには種類があります。
給湯システムは2種類あり、どちらの給湯システムかによって商品の販売金額も変わります。
ここからは2種類の給湯システムの特徴について解説していきます。
貯湯式の温水洗浄便座は本体のタンクに温水を貯めておくタイプの商品で、販売金額も安いので購入しやすいでしょう。
あらかじめ一定の温水を作り、内部のタンクで温水を保管し、保温機能で一定の温度をキープしています。
貯湯式の温水洗浄便座|メリット | 貯湯式の温水洗浄便座|デメリット |
---|---|
販売金額が安く購入しやすい | 温水の保温機能のため、電気代が掛かる |
– | 一度に大量の温水を使うと湯切れや、温水の温度が下がる可能性がある |
– | 保温し続けることで塩素が失われ、タンク内で雑菌が繁殖しやすい |
貯湯式の最大のメリットは本体価格が安いことです。本体価格が安いので、取付作業の費用を合わせても比較的安価で取り付けることができます。
反対に貯湯式のデメリットは電気代が瞬間式より高く掛かることです。貯湯式は温水の温度を維持するため、常に保温機能が作動しています。
また保管されている温水を使い切ってしまうと、湯切れが起きる可能性もあります。
湯切れが起きなかったとしても、大量に温水を使うと供給が追いつかず温度が下がる可能性もあるので注意が必要です。
他にも保温し続けると水中の塩素が失われて、温水の保管タンク内で雑菌が繁殖しやすくなります。
貯湯式の温水洗浄便座は、初期費用を抑えたい一人暮らしの人におすすめやで!一人で使用する分には温水切れはそうそう起きないはずや。
貯湯式の温水は40秒~50秒程度持続し、再度お湯が使えるまでに
5~10分程度かかります。
瞬間式の温水洗浄便座は使用時に瞬間加熱するタイプの商品で、貯湯式と比べると販売金額は高くなります。
温水を使用する度に瞬間加熱するので、貯湯式よりもランニングコストが安く衛生面でも優れているので人気があります。
瞬間式の温水洗浄便座|メリット | 瞬間式の温水洗浄便座|デメリット |
---|---|
使うときだけ温水を作るので、貯湯式よりランニングコストがかからない | 貯湯式に比べ販売金額が高い |
連続使用しても湯切れや、温度が下がることはない | – |
温水を保管しないので、雑菌の繁殖リスクが低い | – |
瞬間式は貯湯式と違い、使用時にその都度温水を作ります。
そのため温水を保温する必要がないので、貯湯式よりランニングコストを安く抑えることができます。
また必要な温水をその都度作るので湯切れが起きず、タンクがないため雑菌の繁殖リスクも低いです。
その反面、本体の販売金額は貯湯式よりも高額になってしまいます。
なるべく安く温水洗浄便座を取り付けたい方には向かないかもしれません。
瞬間式の温水洗浄便座は家族も洗浄機能を使用する等、洗浄機能を連続して使用したい人におすすめやな。
本体価格は高額ですが、電気代は貯湯式と比べて節約することができるのでトータルで考えるとお得です!
温水洗浄便座は多機能で快適なトイレ環境を作り出しますが、メリットだけでなく、導入前に知っておきたいデメリットや注意点も存在します。
ここでは、使うことで得られる主な利点と、実際に使う際に気をつけたいポイントをバランスよく解説します。
これを読めば、温水洗浄便座が自分に合っているか判断しやすくなります。
温水洗浄便座を導入することで得られるメリットは多岐にわたります。快適な使い心地はもちろん、清潔さの向上や節約効果など、日常生活に嬉しいポイントがたくさんあります。
ここからは、具体的にどのような利点があるのか、細かく見ていきましょう。
温水洗浄便座を設置すると設定した温度に便座を温めてくれます。
便座に座って冷たい思いをすることはなくなるので、快適に用を足すことができます。
温水洗浄便座の洗浄機能を使うことで、トイレットペーパーで拭く回数を減らすことができます。
トイレットペーパーで拭く回数を減らせれば、お尻の肌荒れや痛みが起きるのを防げるでしょう。
トイレットペーパーを多く使いすぎてしまうといった人には温水洗浄便座がおすすめや!トイレットペーパーの使いすぎによるトイレ詰まりも防ぐことができるで!
トイレットペーパーが流れないトラブルについては、以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
温水で洗浄することで、拭き残しも減り局部を清潔に保つことができます。
また温水で洗浄すれば汚れや雑菌の除去にもつながり、感染症の予防にも効果があるでしょう。
温水洗浄便座は普通便座よりも優れている点がたくさんあります。
ですが温水洗浄便座を設置することで出てくるデメリットや注意点というものもあります。
ここからは温水洗浄便座を交換したいと考えている方へ向けて、便座を交換する際の注意点について解説していきます。
温水洗浄便座の動力は電気です。
便座を温めたり、温水で洗浄したりとすべてにおいて電力が必要です。そのため普通便座を使っていたころに比べ、温水洗浄便座を使うと日々の電気代が増えます。
温水で局部を洗浄すると当然水撥ねが起きます。
今まで掃除する必要がなかった箇所も、掃除が必要になることもあるでしょう。
快適さと家事の手間、どちらを取るかよく考える必要があります。
温水洗浄便座は家電製品なので、長く使っていると故障することがあります。
温水洗浄便座の耐用年数は、使い方や商品によって異なりますが「10年程」と言われています。
故障した場合はメーカーへの修理依頼か、新しい物への交換が必要になるので覚えておきましょう。
また故障以外に水漏れのトラブルが起きる可能性もあります。
「パッキンの劣化」「部品の劣化、破損」などが原因で水漏れが起きると、この場合もメーカー対応か交換が必要になるので注意しましょう。
温水洗浄便座を故障したまま使用すると火災等の事故に繋がる恐れがあるで!異変を感じた時はすぐさま電源を切るようにしてや!
温水洗浄便座(ウォシュレット)の故障については、以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
温水洗浄便座はノズルから温水を噴射し、温水洗浄をおこないます。
このノズル部分は洗浄時の汚れの影響を受けやすく、定期的に清掃が必要になります。
トイレ用の掃除シートや綿棒、歯ブラシなどを使い定期的に掃除をしましょう。
最近では温水洗浄便座の機能で「ノズルの自動洗浄機能」がついているものもあります。
便利な機能がついている温水洗浄便座は本体価格が高くなりますが、掃除の手間を省けるので検討する価値はあるでしょう。
温水洗浄便座の動力は電気なので、コンセントがトイレ室内になければ設置するのは難しいです。
コンセントがなければ「電気関係の工事業者」に依頼し、コンセントの増設作業が必要になります。
ちなみにコンセントの増設はトイレ室内の状況や業者によって料金が異なりますが、「25,000~50,000円程」が相場といわれています。
温水洗浄便座を購入する際は、事前にコンセントがトイレ室内にあるかを確認しておきましょう。
新しい温水洗浄便座を選ぼうと思った時、「何を気にすればいいのか」「選ぶ際のポイントは何か」など迷われる方も多いでしょう。
ここから温水洗浄便座を選ぶときに見るべきポイントなどを詳しく解説していきます。
購入したあとで後悔しない為にも、事前に確認しておきましょう。
まずは温水洗浄便座のタイプを決めましょう。ずばり「貯湯式」か「瞬間式」かどちらにするかです。
貯湯式と瞬間式の特徴については、上の章で解説したので詳細は割愛しますが人気なのは瞬間式でしょう。
瞬間式は販売金額は高いですが、ランニングコストも安く機能面でも優れています。
反対に貯湯式は販売金額は安いので、なるべく安く温水洗浄便座を導入したい方には適しているでしょう。
どちらを選ぶかは別の章で解説した内容を参考に、充分に検討し判断しましょう。
温水洗浄便座には「便座を温める」「温水で局部を洗浄」といった機能以外に、様々な便利な機能があります。
自分にはどんな機能が必要なのかについて、よく考え商品を選ぶ必要があります。
本記事の別の章で解説した「機能紹介」や、このあと紹介する「おススメの温水洗浄便座の紹介」を参考に検討して下さい。
温水洗浄便座の種類によってリモコンも異なります。
操作ボタンの位置や表記などの操作性について、しっかり調べるようにしましょう。
またリモコンの設置位置も重要です。
基本的に温水洗浄便座のリモコンは、「壁掛けタイプ」か「便座側面に設置されたタイプ」の2種類が多いでしょう。
リモコンの位置はどちらがいいのかなど、家族としっかり相談するようにしてください。
取り付けてから後悔することにならないように、事前にチェックしておきましょう。
最後のポイントは本体価格です。
温水洗浄便座は「貯湯式か瞬間式か」「製造メーカー」「搭載機能」によって料金が変動します。
安い物であれば20000円程からありますが、高機能な物になると高額になり80000円以上の物もあります。
ここまで紹介した温水洗浄便座を選ぶポイントを参考に、どの商品を選ぶのか金額を比較しながら決めましょう。
温水洗浄便座の設置や交換を考える際に、費用や作業内容、そして注意すべきポイントをしっかり把握しておくことが大切です。
DIYでの設置は可能なのか、専門業者に依頼するとどの程度の費用がかかるのか、賃貸住宅での設置時に気をつけるべき点など、知っておくべき情報をわかりやすく解説します。
これらのポイントを押さえることで、トラブルなくスムーズに設置・交換を進められます。
温水洗浄便座の設置は、基本的な工具を使い、説明書通りに作業を進めればDIYで行うことも可能です。既存の便座を外して新しいものを取り付け、給水ホースや電源の接続を行うだけなので、慣れている方であれば比較的簡単に対応できます。
ただし、水漏れや電気トラブルのリスクもあるため、自信がない場合や配管・電源環境に不安がある場合は、専門業者への依頼をおすすめします。
温水洗浄便座の設置や交換を専門業者に依頼する場合、費用は以下のような項目で構成されます。
全体として、設置を業者に依頼すると15,000円〜40,000円ほどかかるケースが一般的です。
賃貸物件の場合は元の便座から変更する際は注意が必要です。
賃貸物件は元の設備から変更しても基本的に問題ありません。
ただ退去時には元の設備に戻すように言われることが多いです。
例えば元の設備が普通便座だった場合、それを温水洗浄便座に交換したとします。
この場合は元の普通便座をとっておき、退去時に元の普通便座に戻す必要があります。
面倒ですが原状復帰をしないと、追加費用を請求されたりと揉め事の原因になるので覚えておきましょう。
温水洗浄便座についてよくあるQ&Aをまとめました!
時間に余裕がある人はぜひチェックしてみてや!
引っ越し先のトイレに温水洗浄便座を後付けすることはできますか?
一般的な組み合わせトイレであれば、問題なく温水洗浄便座の後付けが可能です。
ただし、中には後付けできないトイレや条件付きで後付けできるトイレもあります。
取付が可能なタイプのトイレであればコンセントを指す部分があるかどうか確認、賃貸物件であれば事前に取り付けの可否について確認しておきましょう。
温水洗浄便座の電気代を節約する方法はありますか?
一番手っ取り早くできるのは、トイレの使用後に便座の蓋を閉める癖をつけることです。
寒い冬の時期は設定温度を高くする必要があるため電気代がかかってしまいますが、夏の時期は特に便座が暖かい必要がない為、季節によって調節することもおすすめです。
もしくは長く外出する間は電源を切ってしまえば電気料金は発生しません。
販売されている製品の中にはタイマー節電機能が付いているなど自動で節電するものもあるため、購入する際には必要な機能を見極めておくことも大切です。
温水洗浄便座を使用する際の注意点はありますか?
洗浄力過度に使用する、長時間使用し続けることは避けましょう。
肛門の皮膚にはバリア機能がありますが、過度に強い水圧で洗浄しすぎるとこのバリア部分に傷が付いてしまい免疫力が下がってしまいます。
これによって肛門部のかゆみなどの症状が現れる恐れがあります。
また、便意を催す為に使用し続けると温水洗浄便座なしでは排便できない慢性的な便秘となってしまうリスクもあります。
以上の注意点について確認した上で、温水洗浄便座は正しく使うことが大切です。
今回は、温水洗浄便座について種類や特徴から機能面についても詳しく解説してきました。
本記事の内容を確認いただければ温水洗浄便座について、正しい知識をつけていただけます。
おすすめの温水洗浄便座についても紹介しているので、これから購入を考えている方はぜひ参考にしていただければ幸いです。
温水洗浄便座のメリットやデメリットを踏まえた上で取り入れ、快適なトイレ環境にしていただければと思います!
温水洗浄便座の取り付けや、自分に最適な温水洗浄便座を見つけたいという人は僕ら水道修理業者にも相談待ってるで!