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「トイレのレバーに“大小”ってあるけど、実際どっちを使えばいいの?」
トイレのレバーにある「大」と「小」の使い分け、正しくできていますか?
特に女性は、生理や排泄時に使うトイレットペーパーの量が多くなるため、常に「大」で流すことが大切です。
日常的に使うトイレですが、レバーの「大」と「小」の違いを正しく理解している人は意外と少ないものです。
家庭で使用する水道で最も多いトイレ。“大小の使い分け”こそが、年間数千円単位で水道代を節約できるカギになります。
しかしながら、使い分けを間違えると「詰まりやすくなる」「流れが悪くなる」といったトラブルにつながることも…。
本記事では、トイレの「大小レバー」の違いや仕組み、正しい使い方をわかりやすく解説します。
さらに、節水効果や水道代の目安、詰まりの予防対策についても紹介していくで!トイレレバーの正しい使い分け方を知りたい人はぜひ最後まで見たってや。
家庭のトイレに当たり前のように付いている「大」と「小」のレバー。
なんとなく使い分けている方も多いかもしれませんが、そもそもこの2つにはどんな違いがあるのでしょうか?
まずは、それぞれのレバーがどのような仕組みで水を流しているのか、そして何が違うのかを基本から見ていきましょう。
基本的には、排便をしたときやトイレットペーパーを使ったときは「大」を使い、尿だけの場合は「小」を使うのが一般的です。
「大」は、しっかりと排泄物やトイレットペーパーを流すために多めの水量が流れるよう設計されています。
一方、「小」は水量が半分ほどで、尿を流すだけのときに使うことで節水につながります。
ですが、トイレの種類や性能によって水の流れ方が変わるため、使い分けを間違えると詰まりなどのトラブルになることもあります。
そのため、ご自宅のトイレの特性を理解し、適切に使い分けることが大切です。
レバーの「大」は大便・「小」は小便の時に使うという認識は間違いやないけれど、「トイレットペーパー」を流すのかかが重要やで!
節水を意識して毎回トイレを流さずにまとめて流す方もいますが、これは排水管に汚れがたまりやすくなるため、あまりおすすめできません。
日本の住宅で「大小レバー」が広く使われ始めたのは、節水への関心が高まった1990年代以降のことです。
それ以前は、どんなときでも同じ量の水で流していたため、必要以上に水を使ってしまい、水道料金が無駄にかさんでしまうこともありました。
そこで登場したのが「大小の切り替え機能」です。これはとてもシンプルながら効果的な節水方法で、「必要なときに必要なだけ水を使う」ことを目的としています。
特に日本では、都市部を中心に上下水道の料金が高く、家庭の水の使い道の中でもトイレはお風呂に次いで多い部分です。
そのため、トイレの水量をうまく調整することが、家庭全体の水道代節約に大きく役立つのです。
昭和〜平成初期に多く普及した和式トイレは、節水よりも流しきること重視の設計。
「大・小」の切り替え機能がない、一種類の水量で流れるタイプが標準やったんや。
その代わり和式トイレは詰まりにくいといったメリットがあります。
和式トイレから洋式トイレへのリフォームや違いについては以下の記事でまとめていますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
最近の節水型トイレには、「ノンホールドタイプの小レバー」が採用されていることがあります。見た目は従来のレバーと似ていますが、構造や水量に違いがあります。
上記のように、従来の「小」よりも実用性を高めたタイプといえます。
特徴 | 従来の「小」レバー | ノンホールドタイプの「小」 |
---|---|---|
水量 | 約3リットル前後 | 約4〜5リットル |
トイレットペーパー対応 | 基本的に不可 | 軽めなら可 |
使用方法 | レバーを押し続ける | 軽く押すだけでOK |
節水効果 | 高め | 節水と利便性のバランス型 |
ノンホールドタイプのトイレレバーは、見た目だけではちょっと分かりにくいこともありますが、以下のようなポイントを押さえると簡単に見分けられます。
レバーを押したときに、手を離すとすぐ元の位置に戻るタイプは「ノンホールド式」。逆に、一定の角度で止まって、水が流れ終わった後に自動で戻る場合は「ホールド式」です。
タンクの上や側面にあるラベルを確認
レバーの戻り方を観察
トイレのレバー「大」と「小」は、流れる水の量にだいたい3リットルくらいの差があります。
たとえば、「大」は約6リットル、「小」は約3リットル流れることが多いです。
この違いをしっかり意識して使い分けることで、水のムダ遣いを減らし、上手に節水することができます。
日本の一般的な家庭で、1人あたり1日約5回トイレを使うと仮定すると、そのうち3回を「小」で流し、2回を「大」で流した場合と、すべて「大」で流した場合を比較してみましょう。
このように、正しい使い分けをするだけで、年間約3,285リットルの水が節約できる計算になります。
これは家庭の水道代節約にも大きく貢献します。
女性がトイレを使用する際「小」レバーを選びがちですが、実は常に「大」レバーで流すことが推奨さrています。
ここでは、なぜ女性にとって「大」レバーの使用が推奨されるのか、その具体的な理由を見ていきましょう。
女性は、生理期間中や排泄の際に男性よりも多めにトイレットペーパーを使う傾向があります。
そのため、「小」レバーの少ない水量では、トイレットペーパーが便器の中で完全に流れきらず、残ってしまうことが少なくありません。
トイレットペーパーが残ると、見た目が気になるだけでなく、臭いやトイレが詰まる原因にもなってしまいます。
こうしたトラブルを防ぐためにも、女性の場合は特に「大」レバーを使い、しっかりと流すことが安心でおすすめです。
「小」レバーは小便のときにトイレットペーパーを使用しない男性が主に使用するためのものと覚えておいた方がええで!
小さなお子様がいるご家庭なら、しっかり用途に分けたレバーの使い方を教えてあげることで節水や詰まり予防に繋がるはずです!
最近の節水型トイレには、「ノンホールドタイプの小レバー」が付いているものも増えています。
このタイプの「小」は、従来のものより少し多めの水量で流れるよう設計されており、トイレットペーパーも含めてしっかり流せることが特徴です。
ただし、メーカーの仕様をよく確認し、使用状況に応じて判断しましょう。迷った場合は「大」で流すのが安心です。
水道代を少しでも節約しようと、「とりあえず小で流せばいい」と思っていませんか?
実はこの使い方、かえって水のムダやトラブルを招いてしまう可能性があるんです。節水のつもりで「小」を使ったはずが、逆効果になってしまうのはなぜか——。
ここではその理由と、正しい節水の考え方について詳しく見ていきましょう。
「小」で足りないからと2回以上流すと、結果的に「大」で1回流すより多くの水を使ってしまうことも。無理に「小」を使うのは節水どころか逆効果になる場合があります。
節水のポイントは「正しい使い分け」です。尿だけのときは「小」を使い、トイレットペーパーや排泄物が多いときは「大」を使うことが、無駄なく水を節約しながらトラブルを防ぐ最善策です。
トイレの詰まりは、修理費用が意外と高額になることが多く、場合によっては数万円以上かかることもあります。
節水を意識して「小」レバーで流す回数を増やしたり、十分な水量を使わずに流すと、排水管や便器内に汚れやトイレットペーパーが残りやすくなり、詰まりの原因になりやすいです。
結果的に詰まりが頻発すると、修理や部品交換の費用がかさみ、節水による水道代の節約を上回る負担になることもあります。
そのため、節水を心がけることは大切ですが、トイレを使うときは適切な水量を確保して一度でしっかり流すことが、長い目で見て節約にもつながるといえます。
節水と詰まり防止のバランスを考えた使い方が重要です。
トイレの詰まりは、ある日突然起こります。放っておくと悪臭や逆流の原因にもなり、最終的には高額な修理費が発生することも。
以下のポイントを意識して、日ごろから「詰まりにくい使い方」を心がけましょう。
トイレットペーパーは水に溶けるように設計されていますが、一度に大量に使うと、水量が足りずに溶けきらず詰まりの原因になることがあります。
特に排便後にしっかりおしりを拭いたあと、さらに追加で紙を使う場合は、一度に全部流さずに、何回かに分けて流すほうが安心です。
水位がいつもより高い、流れが遅い、ゴボゴボと音がする…といった症状が見られたら、すぐにトイレの使用を中止してください。
そのまま使い続けると、水が溢れる「逆流事故」につながる恐れがあります。
応急処置として、スッポン(ラバーカップ)や専用の洗剤を使う方法もありますが、状況に不安がある場合は、早めに専門の水道業者に相談することをおすすめします。
「流せる」と書かれたシートや猫砂、生理用品なども、一度に大量に流したり、頻繁に流すと、トイレの排水管が詰まる原因になることがあります。
これらはトイレの水に溶けにくい素材が使われているため、排水管に残りやすく、時間が経つと詰まりや悪臭の原因にもなります。
そのため、できるだけこうしたものはトイレに流さず、ゴミ箱に捨てる(可燃ごみとして処分する)よう心がけることが大切です。
トイレは基本的に、排泄物とトイレットペーパーだけを流す場所として使うのが、詰まりや故障を防ぐためのポイントです。
トイレのレバーに関してよくあるQ&Aをまとめました!
疑問に思うことがあればぜひ参考にしてみてや!
「小」を2回使うより「大」1回の方が節水になる?
はい、その通りです。
「小」レバーを2回使うよりも、「大」レバーを1回だけ使ったほうが、トータルの水の使用量が少なくなることが多いです。
そのため、節水のつもりで「小」を何度も使うと、かえって水を多く使ってしまうという、逆効果になるケースもあります。
レバーを途中で戻してもちゃんと流れるの?(ノンホールドタイプ)
ノンホールドタイプのレバーは、手を離すと自動で元の位置に戻る仕組みになっています。
そのため、レバーを途中で戻してしまうと、水が十分に流れず詰まりの原因になることがあるので注意が必要です。
レバーが1つしかないけど「大・小」の切り替えは?
1つのレバーを押す方向や押し方(長押し/軽く押す)で「大・小」が切り替えられるタイプもあります。便器に貼られている表示を確認しましょう。
トイレレバーでよくあるトラブルはどんなものがありますか?
トイレレバーでは、以下のようなトラブルがよく起こります。
これらのトラブルは、無理に操作すると悪化することがあるので、気づいたら早めに点検や修理を依頼するのがおすすめです。
「なんとなく」で選びがちなトイレの「大」と「小」のレバー。
でも実は、それぞれにきちんと意味があり、使い分けを正しくすることで、節水にも、トラブル予防にもつながる大切なポイントなんです。
特に女性は、どうしてもトイレットペーパーの使用量が多くなりがち。
そんなときは、ためらわず「大」で流すことが、詰まりを防ぎ、安心して使えるトイレを保つコツになります。
「節水したい」「トラブルは避けたい」——どちらも大切だからこそ、正しい使い方を知っておくことが大事です。