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トイレのレバー「大」と「小」の違いとは?女性は常に「大」で流すべき理由

トイレのレバー「大」と「小」の違いとは?女性は常に「大」で流すべき理由
初めての水道修理業者選びで迷ったときは

「トイレのレバーに“大小”ってあるけど、実際どっちを使えばいいの?
トイレのレバーにある「大」と「小」の使い分け、正しくできていますか?
特に女性は、生理や排泄時に使うトイレットペーパーの量が多くなるため、常に「大」で流すことが大切です。

日常的に使うトイレですが、レバーの「大」と「小」の違いを正しく理解している人は意外と少ないものです。

家庭で使用する水道で最も多いトイレ。“大小の使い分け”こそが、年間数千円単位で水道代を節約できるカギになります。
しかしながら、使い分けを間違えると「詰まりやすくなる」「流れが悪くなる」といったトラブルにつながることも…。

ビアス

本記事では、トイレの「大小レバー」の違いや仕組み、正しい使い方をわかりやすく解説します。

うさゴロー

さらに、節水効果や水道代の目安、詰まりの予防対策についても紹介していくで!トイレレバーの正しい使い分け方を知りたい人はぜひ最後まで見たってや。

この記事を読んでほしい人
  • 水道代や生活費の節約に興味がある
  • 毎日の水の使い方を見直したい
  • トイレを詰まらせないための対策について知りたい
  • トイレレバー「大」「小」の正しい使い分け方が知りたい
  • トイレレバーの「小」の適切な使い方が知りたい
目次

トイレの大小レバーとは何か?基本の仕組みを理解しよう

トイレの大小レバーとは何か?基本の仕組みを理解しよう

家庭のトイレに当たり前のように付いている「大」と「小」のレバー。

なんとなく使い分けている方も多いかもしれませんが、そもそもこの2つにはどんな違いがあるのでしょうか?
まずは、それぞれのレバーがどのような仕組みで水を流しているのか、そして何が違うのかを基本から見ていきましょう。

「大」と「小」の使い分けの基本(排便時は「大」、尿時は「小」)

基本的には、排便をしたときやトイレットペーパーを使ったときは「大」を使い、尿だけの場合は「小」を使うのが一般的です。

「大」は、しっかりと排泄物やトイレットペーパーを流すために多めの水量が流れるよう設計されています。

一方、「小」は水量が半分ほどで、尿を流すだけのときに使うことで節水につながります。

ですが、トイレの種類や性能によって水の流れ方が変わるため、使い分けを間違えると詰まりなどのトラブルになることもあります。

そのため、ご自宅のトイレの特性を理解し、適切に使い分けることが大切です。

うさゴロー

レバーの「大」は大便・「小」は小便の時に使うという認識は間違いやないけれど、「トイレットペーパー」を流すのかかが重要やで!

ビアス

節水を意識して毎回トイレを流さずにまとめて流す方もいますが、これは排水管に汚れがたまりやすくなるため、あまりおすすめできません。

なぜ「大小」に分かれているの?歴史と目的

日本の住宅で「大小レバー」が広く使われ始めたのは、節水への関心が高まった1990年代以降のことです。

それ以前は、どんなときでも同じ量の水で流していたため、必要以上に水を使ってしまい、水道料金が無駄にかさんでしまうこともありました。

そこで登場したのが「大小の切り替え機能」です。これはとてもシンプルながら効果的な節水方法で、「必要なときに必要なだけ水を使う」ことを目的としています。

特に日本では、都市部を中心に上下水道の料金が高く、家庭の水の使い道の中でもトイレはお風呂に次いで多い部分です。

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そのため、トイレの水量をうまく調整することが、家庭全体の水道代節約に大きく役立つのです。

うさゴロー

昭和〜平成初期に多く普及した和式トイレは、節水よりも流しきること重視の設計。
「大・小」の切り替え機能がない、一種類の水量で流れるタイプが標準やったんや。

ビアス

その代わり和式トイレは詰まりにくいといったメリットがあります。
和式トイレから洋式トイレへのリフォームや違いについては以下の記事でまとめていますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

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ノンホールドタイプ「小レバー」の特徴

最近の節水型トイレには、「ノンホールドタイプの小レバー」が採用されていることがあります。見た目は従来のレバーと似ていますが、構造や水量に違いがあります。

  • レバーを少し押すだけで自動的に元に戻り、一定量の水が流れる
  • レバーを押しっぱなしにしなくてもよい(“手離れがいい”)
  • 水量は「小」でも従来型より多め(約4リットル前後)
  • トイレットペーパーもある程度流せるように設計されている

上記のように、従来の「小」よりも実用性を高めたタイプといえます。

特徴従来の「小」レバーノンホールドタイプの「小」
水量約3リットル前後約4〜5リットル
トイレットペーパー対応基本的に不可軽めなら可
使用方法レバーを押し続ける軽く押すだけでOK
節水効果高め節水と利便性のバランス型

ノンホールドタイプの見分け方

ノンホールドタイプのトイレレバーは、見た目だけではちょっと分かりにくいこともありますが、以下のようなポイントを押さえると簡単に見分けられます。

レバーを押したときに、手を離すとすぐ元の位置に戻るタイプは「ノンホールド式」。逆に、一定の角度で止まって、水が流れ終わった後に自動で戻る場合は「ホールド式」です。

タンクの上や側面にあるラベルを確認

  • 「ノンホールド式です」や「手を離してください」などの注意書きが貼られていることがあります。
  • 節水型タンクや新しいタイプのトイレに多いです。

レバーの戻り方を観察

  • ノンホールドタイプは、バネの力で“カチッ”と素早く戻る感じ。
  • ホールドタイプは、重力でゆっくり戻るか、流れ終わるまでそのままの位置にあるのが特徴です。

トイレのレバー「大」と「小」の使い分けでどのくらい節水できる?

トイレのレバー「大」と「小」の使い分けでどのくらい節水できる?

トイレのレバー「大」と「小」は、流れる水の量にだいたい3リットルくらいの差があります。

たとえば、「大」は約6リットル、「小」は約3リットル流れることが多いです。

この違いをしっかり意識して使い分けることで、水のムダ遣いを減らし、上手に節水することができます。

「大」と「小」の水量差と節水効果の目安

日本の一般的な家庭で、1人あたり1日約5回トイレを使うと仮定すると、そのうち3回を「小」で流し、2回を「大」で流した場合と、すべて「大」で流した場合を比較してみましょう。

  • すべて「大」で流した場合:6リットル × 5回 × 365日 = 約10,950リットル/年
  • 正しく使い分けた場合:
    「小」3回 × 3リットル + 「大」2回 × 6リットル = 9 + 12 = 21リットル/日
    → 21リットル × 365日 = 約7,665リットル/年

このように、正しい使い分けをするだけで、年間約3,285リットルの水が節約できる計算になります。

これは家庭の水道代節約にも大きく貢献します。

女性が『大』レバーを使うべき理由とは?

女性が『大』レバーを使うべき理由とは?

女性がトイレを使用する際「小」レバーを選びがちですが、実は常に「大」レバーで流すことが推奨さrています。

ここでは、なぜ女性にとって「大」レバーの使用が推奨されるのか、その具体的な理由を見ていきましょう。

トイレットペーパー使用量が多いため

女性は、生理期間中や排泄の際に男性よりも多めにトイレットペーパーを使う傾向があります。

そのため、「小」レバーの少ない水量では、トイレットペーパーが便器の中で完全に流れきらず、残ってしまうことが少なくありません。

トイレットペーパーが残ると、見た目が気になるだけでなく、臭いやトイレが詰まる原因にもなってしまいます。

こうしたトラブルを防ぐためにも、女性の場合は特に「大」レバーを使い、しっかりと流すことが安心でおすすめです。

うさゴロー

「小」レバーは小便のときにトイレットペーパーを使用しない男性が主に使用するためのものと覚えておいた方がええで!

ビアス

小さなお子様がいるご家庭なら、しっかり用途に分けたレバーの使い方を教えてあげることで節水や詰まり予防に繋がるはずです!

ノンホールドタイプの「小」なら流せることもある

最近の節水型トイレには、「ノンホールドタイプの小レバー」が付いているものも増えています。

このタイプの「小」は、従来のものより少し多めの水量で流れるよう設計されており、トイレットペーパーも含めてしっかり流せることが特徴です。

ただし、メーカーの仕様をよく確認し、使用状況に応じて判断しましょう。迷った場合は「大」で流すのが安心です。

節水目的で「小」を使うのは逆効果?

節水目的で「小」を使うのは逆効果?

水道代を少しでも節約しようと、「とりあえず小で流せばいい」と思っていませんか?
実はこの使い方、かえって水のムダやトラブルを招いてしまう可能性があるんです。節水のつもりで「小」を使ったはずが、逆効果になってしまうのはなぜか——。
ここではその理由と、正しい節水の考え方について詳しく見ていきましょう。

「小」を複数回使うことで水が無駄になる理由

「小」で足りないからと2回以上流すと、結果的に「大」で1回流すより多くの水を使ってしまうことも。無理に「小」を使うのは節水どころか逆効果になる場合があります。

節水のポイントは「正しい使い分け」です。尿だけのときは「小」を使い、トイレットペーパーや排泄物が多いときは「大」を使うことが、無駄なく水を節約しながらトラブルを防ぐ最善策です。

詰まり修理費用のリスクと節水のバランス

トイレの詰まりは、修理費用が意外と高額になることが多く、場合によっては数万円以上かかることもあります。
節水を意識して「小」レバーで流す回数を増やしたり、十分な水量を使わずに流すと、排水管や便器内に汚れやトイレットペーパーが残りやすくなり、詰まりの原因になりやすいです。

結果的に詰まりが頻発すると、修理や部品交換の費用がかさみ、節水による水道代の節約を上回る負担になることもあります。

そのため、節水を心がけることは大切ですが、トイレを使うときは適切な水量を確保して一度でしっかり流すことが、長い目で見て節約にもつながるといえます。
節水と詰まり防止のバランスを考えた使い方が重要です。

トイレ詰まりを防ぐための具体的なポイント

トイレ詰まりを防ぐための具体的なポイント

トイレの詰まりは、ある日突然起こります。放っておくと悪臭や逆流の原因にもなり、最終的には高額な修理費が発生することも。

以下のポイントを意識して、日ごろから「詰まりにくい使い方」を心がけましょう。

一度にトイレットペーパーを多く流しすぎない

トイレットペーパーは水に溶けるように設計されていますが、一度に大量に使うと、水量が足りずに溶けきらず詰まりの原因になることがあります。
特に排便後にしっかりおしりを拭いたあと、さらに追加で紙を使う場合は、一度に全部流さずに、何回かに分けて流すほうが安心です。

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異常を感じたら、無理に流さずすぐ対処

水位がいつもより高い、流れが遅い、ゴボゴボと音がする…といった症状が見られたら、すぐにトイレの使用を中止してください。
そのまま使い続けると、水が溢れる「逆流事故」につながる恐れがあります。

応急処置として、スッポン(ラバーカップ)や専用の洗剤を使う方法もありますが、状況に不安がある場合は、早めに専門の水道業者に相談することをおすすめします。

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トイレに流していいもの・ダメなものを確認

「流せる」と書かれたシートや猫砂、生理用品なども、一度に大量に流したり、頻繁に流すと、トイレの排水管が詰まる原因になることがあります。
これらはトイレの水に溶けにくい素材が使われているため、排水管に残りやすく、時間が経つと詰まりや悪臭の原因にもなります。

そのため、できるだけこうしたものはトイレに流さず、ゴミ箱に捨てる(可燃ごみとして処分する)よう心がけることが大切です。

ビアス

トイレは基本的に、排泄物とトイレットペーパーだけを流す場所として使うのが、詰まりや故障を防ぐためのポイントです。

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トイレのレバーについてよくある質問≪Q&A≫

トイレのレバーについてよくある質問≪Q&A≫
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トイレのレバーに関してよくあるQ&Aをまとめました!

うさゴロー

疑問に思うことがあればぜひ参考にしてみてや!

「小」を2回使うより「大」1回の方が節水になる?

はい、その通りです。
「小」レバーを2回使うよりも、「大」レバーを1回だけ使ったほうが、トータルの水の使用量が少なくなることが多いです。
そのため、節水のつもりで「小」を何度も使うと、かえって水を多く使ってしまうという、逆効果になるケースもあります。

レバーを途中で戻してもちゃんと流れるの?(ノンホールドタイプ)

ノンホールドタイプのレバーは、手を離すと自動で元の位置に戻る仕組みになっています。
そのため、レバーを途中で戻してしまうと、水が十分に流れず詰まりの原因になることがあるので注意が必要です

レバーが1つしかないけど「大・小」の切り替えは?

1つのレバーを押す方向や押し方(長押し/軽く押す)で「大・小」が切り替えられるタイプもあります。便器に貼られている表示を確認しましょう。

トイレレバーでよくあるトラブルはどんなものがありますか?

トイレレバーでは、以下のようなトラブルがよく起こります。

  • レバーが固くて動かない
    長期間の使用で内部の部品が錆びたり、汚れがたまって動きにくくなることがあります。
  • レバーを押しても水が流れない/流れにくい
    タンク内のチェーンや弁が故障している場合が多いです。
  • レバーが戻らない(押しっぱなし状態)
    バネの劣化や引っかかりが原因で、正常に戻らないことがあります。
  • レバーがグラグラしている/外れそう
    取り付け部のネジや部品が緩んでいる可能性があります。
  • 水が流れっぱなしになる
    レバーは正常でも、タンク内の弁が閉まらず水が止まらないこともあります。

これらのトラブルは、無理に操作すると悪化することがあるので、気づいたら早めに点検や修理を依頼するのがおすすめです。

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まとめ

まとめ

「なんとなく」で選びがちなトイレの「大」と「小」のレバー。
でも実は、それぞれにきちんと意味があり、使い分けを正しくすることで、節水にも、トラブル予防にもつながる大切なポイントなんです。

特に女性は、どうしてもトイレットペーパーの使用量が多くなりがち。
そんなときは、ためらわず「大」で流すことが、詰まりを防ぎ、安心して使えるトイレを保つコツになります。

「節水したい」「トラブルは避けたい」——どちらも大切だからこそ、正しい使い方を知っておくことが大事です。

水道修理業者対応エリア基本料金評価
水の救急隊
水の救急隊
日本国内全域
※一部除く
5,500円
クラシアン
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日本国内全域
※一部除く
8,800円
イースマイル|街の水道屋さん
イースマイル
日本国内全域
※一部除く
8,800円

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