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普段から当たり前のように使っている水道から、突然水が出なくなってしまうことがあります。
水道の水が完全に出なくなったわけではなく、チョロチョロとしか出ないようなケースもあります。
暮らしに必要不可欠な『水』が断たれると、お風呂やキッチンなどの水まわりを使用することもできなくなるため、日常生活に大きな支障をきたしてしまいますよね。
水道から水が突然出なくなってしまうのには必ず理由があるため水が出ない原因と対処方法を覚えておけば、いざ水のトラブルが発生したときに役立ちます。
この記事では、水道の水が突然出なくなってしまった場合に考えられる原因と対処方法について詳しくご紹介します。
慌てていると見逃してしまうような原因もあるので、必ず最後までご覧になって適切に対応することができるようにしましょう。
水道の水が、ある日突然出なくなってしまった場合には何が起きているのかわからず困ってしまいますよね。
水道から水が出なくなってしまうのにはいくつかの原因が考えられますが、原因は多岐に渡ります。
場合によっては、非常に単純なことが原因で水道から水がでないということもあります。
水道から突然水が出なくなった場合には、まず以下の3つのポイントを確認するようにしましょう。
水道から水が出なくなってしまった場合に、初めに確認すべきことは『止水栓が開いているかどうか』です。
止水栓は各水道設備に設置されていることが多い為、トイレ・キッチン・お風呂・洗面台・洗濯機など一部の水道から水が出なくなってしまったときには、必ず止水栓が閉じていないか確認するようにしましょう。
トイレの止水栓がハンドル式止水栓だった場合には、掃除をしたことがきっかけで誤って止水栓を閉めてしまっていることも考えられます。
キッチンや洗面台はシンクや洗面ボウル下の収納スペースに止水栓が設置されているため、モノを収納するときに止水栓に干渉してしまうこともあるため注意しなければなりません。
キッチンや洗面台で給水管と給湯管それぞれの止水栓が設置されている場合には、どちらか一方の止水栓を閉めてしまうとお湯もしくは水のみが出ないといった症状が現れてしまいます。
一部の水まわり設備から水が出なくなったのではなく、家の中にあるすべての水まわり設備で水が出ないといったトラブルが生じた場合には『水道の元栓が閉まっている』ことが原因である可能性が高いです。
水道の元栓を触る機会は滅多にないからこそ、見落としがちな部分でもあるので確認しなければなりません。
自分では水道の元栓を閉めた覚えがなくても、家族の誰かがなんらかの理由で閉めてしまったり、イタズラなどによって水道の元栓を閉められている可能性もあります。
水道の水が止水栓と元栓が開いていなかったことが原因で出なくなっていたということは案外多いトラブルなので要注意です。
ただ、止水栓と水道の元栓がどこにあるかがよく分からないという方もいらっしゃるかもしれません。
以下では止水栓と元栓の位置についてご紹介します。
トイレやお風呂、キッチン、洗面台など各水道設備には止水栓が取り付けられていますが、どの部分に設置されているのか分からないという方もいらっしゃるかもしれませんね。
まずトイレの止水栓は壁や床の給水管からトイレタンクに繋げられているパイプの途中に設置されています。
温水洗浄便座がある場合には止水バルブが設置されているため間違わないようにしましょう。
お風呂の止水栓は壁付き混合水栓の場合は蛇口と壁の接続部分にネジ式の止水栓が設置されているため誤って閉めてしまうことはありません。
しかし、家族の誰かが水漏れ修理などを行った場合などは止水栓を閉めて作業を行い、そのまま開け忘れていたというようなことも考えられるので念のため確認しておくようにしましょう。
キッチンと洗面台は先ほどもお伝えしたようにシンク下、洗面ボウル下の収納スペース部分に給湯管と給水管それぞれの止水栓が設置されています。
止水栓は基本的に『反時計回り(左回り)に回すことで開く』という構造になっています。
止水栓のハンドル、もしくはマイナスドライバーのネジ部分を反時計方向に回して全開になっているかどうかを確認してみましょう。
水道の元栓の設置箇所は住宅環境によって異なります。
戸建ての場合には玄関外の道路側の地面に設置されていることが多いため『量水器』もしくは『水道メーター』などと書かれた丸や長方形のフタを探してみましょう。
水道メーターの横にあるバルブが水道の元栓です。
元栓が閉まっていると、家の中の水道設備すべての給水がストップしてしまうため左回りに回して全開になっているかどうかを確認しましょう。
マンションなどの集合住宅は、玄関横の給湯器などが設置されている箇所の扉がパイプシャフトと呼ばれるスペースになっています。
パイプシャフト内には水道管などの配管だけでなく、ガスメーターや水道メーターも一緒に収納されていることが多いです。
アパートなどの賃貸住宅でもパイプシャフトが各戸の玄関横に設置されているケースもありますが、階段下や駐輪スペース付近などの共有部分に各戸の水道メーターと元栓がまとめて設置されていることも多いです。
元栓が開いているかどうか確認するときには必ず部屋番号を確認してから操作を行うようにしましょう。
水道から水が出なくなってしまう原因として多いのが『水道料金の滞納による給水停止措置』です。
毎月口座から水道料金が自動引き落としになっている場合などは、口座残高が不足している状態でそのまま放置してしまっていると水道局によって水道が止められてしまうため注意しなければなりません。
通常は督促状で気付くことになりますが、督促状や給水停止予告書などを見落としてしまうとそのまま水道が止まってしまいます。
管轄の水道局によって給水停止措置の条件は異なりますが、一般的には滞納後3ヵ月~4ヵ月で水道を止められます。
給水停止は予告書で警告された料金をすべて清算しなければ解消することはできないため直近の水道料金のみを支払っても、過去の滞納分の清算を行わなければ給水停止を回避することは不可能です。
家計の事情で一度に支払いが難しい場合には分割にしてもらえる可能性もあるので、水道が止まってしまった理由が水道料金の未払いによる給水停止の場合にはすぐに支払いを行うか管轄の水道局に相談するようにしましょう。
止水栓や元栓が開いていて、水道代の滞納などもなく給水停止となっていないのに水が突然出なくなってしまう原因の1つに『断水の影響』があります。
断水は老朽化した水道管の交換工事を行う際や、一時的な水不足などの解消が目的で実施されるもので、計画的断水と突発的断水の2つに分けられます。
断水が行われる場合には必ず事前に告知されるのが一般的なので断水のお知らせのハガキなどを見落としていないか確認してみるようにしましょう。
マンションやアパートなどの集合住宅の場合にはエントランスの掲示板で断水のお知らせを掲示していることもあります。
断水が行われている場合には近隣住宅の水道も止められているためもっとも手っ取り早い方法は近隣の方に確認してみるのが一番かもしれません。
断水については各自治体のホームページでも断水情報が掲載されています。
計画的な断水の場合には具体的な理由と断水対象地域などが掲載され、突発的な断水の場合には復旧率や復旧地域を確認することができるでしょう。
戸建てやマンションなどのお住まいの住宅によって水が出ない原因は異なりますが、その中でも集合住宅の場合には特別な理由で水道の水が止まってしまうことがあります。
戸建ては水道管から給水しますがマンションやアパートなどは給水システムそのものが異なるという特徴があります。
マンションやアパートなどの集合住宅にお住まいの方で、水道の水が急に出なくなってしまったというトラブルに悩まされている方は以下の2つに当てはまらないか確認してみるようにしましょう。
マンションやアパートなどの集合住宅には、受水槽と呼ばれる給水システムが設置されています。
受水槽とは多量の水を使用する建物などで、水道局から供給された水を一時的に溜めておくための容器で、定期的に清掃などのメンテナンスをする必要があります。
受水槽の清掃やメンテナンスを行う場合には断水を行わなくてはならないため、一時的にお住まいのマンションやアパートの全室で水道を使用することはできなくなります。
通常は必ず事前に『〇月〇日〇時から断水のお知らせ』と告知が入るため、しっかりと確認しておき、生活用水を溜めておいたり、あらかじめ水を使わなくても済むように準備しておく必要があります。
マンションにお住まいの方で、急にトイレやキッチンなどのすべての蛇口から水が出なくなってしまった場合にはマンションの給水設備が故障してしまっている可能性が考えられます。
水道代をしっかりと支払っていて、止水栓や水道の元栓にもなんの問題もない場合には、すぐに管理会社に連絡して水が出ないことを伝えるようにしましょう。
先ほどご紹介した通り受水槽の清掃やメンテナンスを行う場合には事前に断水告知がされますが、突発的な故障が生じてしまうと各部屋にポンプで水を行き渡すことができなくなってしまいます。
この場合には他の居住者からも管理会社へ問い合わせがされているはずです。
受水槽やポンプの故障が原因の場合には、設備本体の修理や交換が必要になるため大掛かりな工事になってしまうこともあります。
ほとんどのマンションでは簡単に断水が引き起こされないように多くの場合、ポンプが2基設置されています。
1基が故障しても、もう1基で可動を行い修理が完了するまで水の供給がストップしないようなシステムになっているため、受水槽やポンプの故障による断水は稀なケースと言えるでしょう。
蛇口から水がまったく出ない場合には『止水栓や元栓が開いていない』『水道代の未納による給水停止措置』『水道工事による断水』の3つの原因があるとお伝えしました。
しかし、蛇口をひねったときに「水は出るんだけどちょろちょろとしか出ない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
水が出ない症状の中には水の勢いが急に悪くなったり、水圧が一気に下がるというものがあります。
水がちょろちょろとしか出ない場合には、主に4つの原因が考えられるため当てはまるものがないか確認してみるようにしましょう。
以下では水がちょろちょろとしか出ない4つの原因と対処方法についてご紹介します。
水道の蛇口の吐水口部分にある『ストレーナー』や『泡沫キャップ』が汚れて目詰まりを起こしてしまうと、水つまりの原因となってしまい水の通りが悪くなることがあります。
蛇口の吐水口部分にあるストレーナーは、水道管から流れてきた水の中に含まれる小さなゴミやサビを取り除く重要な役割を担っています。
ストレーナーや泡沫キャップを掃除して蛇口の目詰まりを解消すれば、ちょろちょろとしか水が出ない症状を解消することができるでしょう。
以下ではストレーナーと泡沫キャップのつまりを除去する方法についてご紹介します。
浴室などの壁付き混合水栓の水栓本体のストレーナーを掃除するときには、必ず脚部にある流量調節栓を湯側(左)と水側(右側)をどちらも時計方向に回しきって栓を閉めます。
シャワー切替ハンドルを下側に下にして水栓と接続している側の脚部にあるストレーナーをマイナスドライバーで取り外して歯ブラシなどでしっかりと掃除を行いましょう。
システムキッチンや洗面台などで一般的に使われているシングルレバー混合水栓は、泡沫キャップの掃除を行って目詰まりを取り除きます。
蛇口の吐水口部分に付いている泡沫キャップは水跳ねを防止したり水流を抑える役割を持っています。
吐水口の先端部分を回せば簡単に取り外すことができるため特別な道具は必要ありません。
先端の泡沫キャップにゴミが詰まっていると、ストレーナーと同じように水の通りが悪くなってしまいます。
歯ブラシなどを使って泡沫キャップにつまったゴミを取り除くようにしましょう。
一部の蛇口の水道だけちょろちょろとしか水が流れないような症状の場合には止水栓の開き具合が不十分である可能性が考えられます。
掃除をするときにハンドル式の止水栓に干渉してしまい止水栓を閉めてしまったり、水道設備の水漏れや部品交換を行い再び止水栓を開けるときに開け方が中途半端で水の勢いが足らないということがあります。
蛇口から水がちょろちょろとしか出ない場合には、止水栓がしっかりと開いているかどうかを確認するようにしましょう。
水道設備のほとんどの止水栓の開き具合は『全開』にしておくのが最適です。
ただ、一般的なトイレの場合は1分半~2分程度でトイレタンク内に給水が完了する程度の水の勢いに調節するようにしましょう。
トイレのボールタップが故障してしまって給水が終わらないといったトラブルが生じてしまった場合には、オーバーフロー管から許容量を超えた水が排水されます。
しかし、水の勢いが強すぎるとオーバーフロー管からの排水が間に合わずにタンクから水が溢れてしまうこともあります。
水道管は主に『樹脂管』や『銅管』の素材で作られていますが、水道管にサビなどが生じて劣化してしまい水の通りが悪くなることがあります。
給排水設備の耐用年数は15年となっているため、築年数が古く給水管の劣化が考えられる場合には交換を検討するようにしましょう。
集合住宅の場合には管理会社へ点検の依頼を行い適切に対処してもらうようにして、戸建ての場合には水道管の引き直し交換作業を行うことができる業者へ依頼して対処します。
戸建ての水道管を交換する場合の水道業者に依頼する費用相場は約35万円~50万円程度です。
水道管が埋められている環境や距離によって費用は大きく異なるため、まずは見積もりを行って詳細を確認するようにしてください。
冬場にとくに多い症状の1として『水道管の凍結』が考えられます。
水道管は外気温が4℃以下になると凍結しやすくなり水が出なくなってしまう可能性があります。
夜中の内に水道管が凍結してしまい、朝起きて使用するころにわずかに溶けだした水がちょろちょろとしかでてこないような状況もあるため、凍結を解消して対処するようにしましょう。
水道管が凍結した場合、絶対に熱湯を水道管にかけないようにしてください。
熱湯を水道管にかけてしまうと、急激な温度変化によって水道管が破損して水漏れが発生してしまうリスクがあります。
基本的な解決策としては自然解凍を待つというのが一番ですが、40℃前後のお湯を蛇口にかけたり、ドライヤーで水道管を温めるのも効果的です。
水道管の凍結は一時的なものなので、使える蛇口の水で代用するのも1つの手でしょう。
混合水栓の蛇口からお湯だけ出なくなってしまったとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
水が出なくなる原因や対処方法については、これまで説明してきました。
お湯が出なくなってしまった場合に考えられる原因や、対処法についても併せて理解しておく必要があります。
蛇口からお湯が出なくなる主な原因は以下の3つです。
蛇口からお湯が出ない場合には混合水栓本体の部品が劣化、もしくは本体が故障している可能性が考えられます。
一般的にはバルブカートリッジに不具合が生じていることでお湯がでなくなるという不具合が発生してしまうことがあるため部品を交換して対処します。
バルブカートリッジは以下の手順で交換します。
・マイナスドライバー
・モンキーレンチ
・新しいカートリッジ
バルブカートリッジだけでなく混合水栓本体が設置してから10年以上経過する場合には他の部分にも不具合が生じている可能性があるため、本体ごと交換するのがおすすめです。
水栓の本体を交換する際には水漏れなどのリスクがあるため、水道修理業者に依頼して交換してもらうようにしましょう。
給湯器の耐用年数は約10年であるため、古くなった給湯器を使い続けているとお湯が出なくなるなどのトラブルが生じてしまうことがあります。
ガスの供給に問題はなくリモコンの電源も入っているのにお湯のみがでない場合には、給湯器の故障が原因である可能性があるため専門の業者に依頼して対処してもらうようにしましょう。
不完全燃焼などのトラブルによってエラーが生じている可能性も考えられるためリモコンに表示されたエラーコードごとに対処を行う必要があります。
混合水栓の故障や部品交換を業者に依頼した場合にかかる費用相場が気になる方も多いかもしれません。
バルブカートリッジなどの部品交換のみの場合には5,000円~8,000前後の作業費に基本料金や部品代が必要になるため10,000円~15,000円前後が費用相場になります。
水栓本体を交換しなければならない場合には15,000円前後の作業料金に作業料金や水栓本体の費用が必要になるため30,000万円~50,000円前後になるでしょう。
サーモスタット混合水栓やシングルレバー混合水栓など水栓の種類によっても値段は異なるため、実際に見積もりを行って詳しい費用の内訳を確認するようにしましょう。
給湯器にも蛇口と同様に水の中に含まれるゴミやサビなどをキャッチするためのフィルター(ストレーナー)が設置されています。
水抜き栓のフィルターが汚れているとお湯の出が悪くなったり、そもそもお湯が出ないなどのトラブルが生じてしまう可能性があります。
給湯器の配管部分の水抜き栓を外してフィルターを歯ブラシなどで掃除するようにしましょう。
水道の水がいきなり出なくなってしまった場合に考えられる原因や対処方法についてご紹介しました。
水道からちょろちょろと水が出る場合には、止水栓や元栓がきちんと開いているかどうかをまずは確認することが重要です。
まったく水が出ない場合には、水道料金の未納や断水の影響による可能性も考えられるため、まずは落ち着いて水が出ない原因をしっかりと特定するようにしましょう。
修理を依頼する場合には、よく水道業者を見極めて依頼しましょう。