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トイレをもっと快適に、清潔に使いたいと思ったとき、ウォシュレットの後付けは手軽で人気の方法です。しかし、既存のトイレに取り付けられるのか、費用はいくらかかるのか、DIYでできるのか業者に頼むべきなのか…と疑問も多いですよね。
ビアスこの記事ではウォシュレットを後付けする場合の注意点や、自分でウォシュレットを取り付ける方法についてご紹介します。



ウォシュレットの選ぶときのポイントについても紹介するで!これから後付けを考えている人はぜひ最後まで見たってや!


ウォシュレットを後付けする前に、まず自宅のトイレが対応可能かどうかを確認することが重要です。
対応できるトイレとできないトイレがありますので、事前に把握しておくことで失敗や無駄な費用を防ぐことができます。
多くのウォシュレットは、標準的な洋式トイレに取り付け可能です。便座の形状が一般的な「U型」「O型」であれば、ほとんどの製品が取り付けられます。
小型便器や節水型便器でも後付け可能なモデルがあります。
ただし、製品ごとに対応サイズが異なるため、寸法を確認して選ぶ必要があります。
和式トイレには後付けウォシュレットを直接取り付けることは基本的にできません。和式の場合は洋式トイレへの交換が必要です。
一部の一体型トイレやメーカー独自のデザイン便器は、専用設計のウォシュレットしか取り付けられないことがあります。
温水洗浄便座は電源が必要です。コンセントが近くにない場合は、電気工事が必要になることがあります。
後付けウォシュレットは、既存の便器や便座の形状に適合していることが必須です。
たとえば、丸型便座専用や特定のメーカー製品にしか対応しない場合もあります。
さらに、以下のようなケースも後付けが難しいため、事前に確認しておくことが大切です。
ウォシュレットを後付けする前に、設置可否のチェックと型番確認を行い、必要であればメーカーや専門業者に相談することをおすすめします。
ウォシュレットの後付けは、隅付タンクタイプのトイレでも可能な場合がありますが、いくつかの条件を満たす必要があります。
隅付タンクとは、三角形の貯水タンクがトイレの角(隅)に設置されているタイプのもので、古い住宅や団地、公団などでよく見られる形状です。
このタイプにウォシュレットを取り付ける際は、止水栓からタンクまでの給水管の距離が12cm以上あるかどうかを確認してください。
12cm未満の場合、ウォシュレットに付属されている標準の分岐金具では取り付けが難しくなります。


賃貸住宅の場合でウォシュレットを後付けするには、いくつかの条件を満たさなくてはなりません。
賃貸住宅に備え付けられている設備は基本的に貸主側の大家さんの所有物なので以下の3つのポイントに注意するようにしましょう。
賃貸物件にウォシュレットを後付けしたい場合は、まず大家さんや管理会社へ相談することが必須です。無断で取り付けるとトラブルの原因になるため注意しましょう。
相談時には以下の点を確認・伝達するとスムーズです。
建物やトイレの設備によっては後付けができない場合もあります。大家・管理会社にトイレの種類や配管状況を確認してもらいましょう。
ウォシュレットの導入は基本的に設備の「グレードアップ」にあたるため、工事費用や機器代金は入居者負担となることがほとんどです。
配管や電気配線の変更・増設など、建物本体に工事を加える場合も入居者が費用を負担する場合が多いです。
賃貸住宅でウォシュレットを後付けする際は、元の便座を必ず処分せずに保管しましょう。
賃貸契約では退去時に設備を元の状態に戻す「原状回復義務」があります。
便座を勝手に処分すると責任問題となり、交換費用を請求されることも。
自分で交換する場合は破損しないよう丁寧に取り外し、業者に依頼する際も処分しないよう事前に伝えておくことが大切です。
賃貸住宅のトイレにコンセントが設置されていない場合は、ウォシュレットを後付けすることは難しいということを理解しておかなければなりません。
大家さんか管理会社にウォシュレットを設置したいという相談をして認められた場合にも、必ずどこまで原状回復が必要なのかということを確認しておくことが重要です。
設置したコンセントを退去時に必ず撤去しておくことを条件として、ウォシュレットの設置を認められるケースもあります。
延長コードを使ってトイレの外から電源を引く方法もありますが、おすすめできません。
理由は、見た目が悪くなることや、トイレのドアがコードで閉まらなくなること、水がかかってショートする危険があるためです。
現在は電源不要のウォシュレットも販売されており、賃貸住宅でどうしてもウォシュレットを使いたい方にはこちらがおすすめです。
携帯式のウォシュレットもあり、電気式に比べて約12,000円ほどで購入できます。
ただし、機能面では電気式にやや劣る点がありますので、用途に合わせて選びましょう。


ウォシュレットは、トイレの快適性や衛生面を大きく向上させる人気の設備です。
しかし、既存のトイレに「後付け」で設置する場合には、メリットと同時に注意すべきデメリットも存在します。
ここでは、後付けウォシュレットを導入する際に知っておきたいポイントを詳しく解説します。
ウォシュレットを後付けすることで、トイレの快適性や清潔さが格段に向上します。
自宅に簡単に取り入れられる便利な設備ですが、具体的にどんなメリットがあるのかを確認しておきましょう。
温水洗浄機能を備えたウォシュレットは、トイレットペーパーだけでは届きにくい部分も清潔に洗浄できます。
特にお年寄りや小さなお子さん、肌の弱い方にとって、快適さと衛生面の向上は大きなメリットです。
最新のウォシュレットは節水設計がされており、従来のトイレットペーパー使用量を減らすことにもつながります。
また、温水ヒーターや自動洗浄機能が効率的に設計されている製品も多く、省エネにも貢献します。
ウォシュレットを後付けすることで、住宅の価値や居住性もアップします。
中古住宅や賃貸物件でも、簡単に取り入れられる後付けウォシュレットは、生活の快適さだけでなく、資産価値向上にも役立つ設備です。
トイレのウォシュレットや便座暖房などの後付けは便利ですが、設置にあたってはいくつかのデメリットもあります。
ここからは、後付け時によくある具体的な課題について詳しく見ていきましょう。
トイレなどの水回りでは、感電や漏電を防ぐためにアース線の接続が法的に義務付けられています。
そのため、ウォシュレットを安全に使用するには、アース線を確実に接続できるコンセントが必要です。
また、トイレ内にコンセントがない場合は、新たに電源を増設する必要があります。
一般的には、近くのコンセントから配線を分岐させる方法がとられますが、天井の照明ソケットから分岐して簡易的にコンセントを設置する方法は、アース線が接続できないため安全面に問題がありおすすめできません。



厳密に言うと法律ではなく電気事業法を補完する『民間自主規程』です。法律ではないから守らなくても良いというわけではなく、万が一アース線を接続せずに使用してしまうと電気の供給を受けることができなくなる可能性があります
後付けウォシュレットは後から設置するため、便器や便座とのデザインが完全にマッチしない場合があります。
また、一部の機種は便座の厚みが増すため、狭いトイレだと座る際に違和感を感じることもあります。
デザインやスペース感は購入前に確認しておくと安心です。


後付けするウォシュレットを選ぶときには、既存のトイレに適したウォシュレットを選ぶようにすれば失敗がありません。
国内のほとんどの温水洗浄便座はメーカー問わず取り付けることができますが、一部取り付けることができないウォシュレットもあるので注意するようにしましょう。
以下では後付けするウォシュレットを選ぶときに注意すべき2つのポイントについてご紹介します。
| サイズ名 | 特徴 |
|---|---|
| 『レギュラーサイズ』 | 縦方向の長さが44cm |
| 『エロンゲートサイズ | 便器の長さが47cm |
ウォシュレットの便座のサイズには『レギュラーサイズ』『エロンゲートサイズ』の2種類があります。
標準の大きさで便器の縦方向の長さが44cmのものがレギュラーサイズで、便器の長さが47cmのものがエロンゲートサイズとなっています。
近年のウォシュレットは、どちらにも対応している兼用タイプも多く販売されているため、迷った時には兼用サイズを選べば国内メーカーであれば種類を問わず取り付けをすることができます。
しかし、兼用サイズは若干サイズが足りなかったり大きすぎたり感じることもあるため、便器の大きさを実際に測ってサイズに適した商品を購入するようにしましょう。
ウォシュレットの給湯方式には大きく分けて「瞬間式」と「貯湯式」の2種類があります。
どちらも温水洗浄機能を提供しますが、それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なります。
| 貯湯式 | |
|---|---|
| 機能 | 設定温度まで加熱した湯水を吐水して洗浄を行うタイプ |
| メリット | 瞬間式よりも本体価格を抑えられる |
| デメリット | 電気代が年間4,000円とやや高め |
| おすすめできる人 | 一人暮らしの方 |
貯湯式のウォシュレットは、内臓されたタンクに水を貯めて設定温度まで加熱した湯水を吐水して洗浄を行うタイプです。
貯湯タンクが内臓されているためウォシュレット本体に厚みがあり、貯湯タンクの湯水を使いきってしまうと湯切れを起こして水が吐水されてしまうため連続使用には向いていません。
消費電力量は年間166kWhで電気代は年間4,400円前後と比較的高額になるというデメリットがあります。



ウォシュレット本体の価格はベーシックグレードなら1万円台から購入することができるためランニングコストを抑えて導入することができます。
| 瞬間式 | |
|---|---|
| 機能 | 使用するときのみ水を加熱して湯水を作り出すタイプ |
| メリット | 電気代が瞬間式と比べて安い |
| デメリット | 本体価格が貯湯式と比べて高い |
| おすすめできる人 | 同居者がいる方 |
瞬間式のウォシュレットは、湯水ヒーターで温水洗浄機能を使用するときのみ水を加熱して湯水を作り出すタイプです。
湯切れの心配もないため、ご家族が多いご家庭におすすめのタイプが瞬間式のウォシュレットです。
タンクを必要としないため、ウォシュレット本体のサイズもコンパクトでシンプルなデザインが多いという特徴があります。
瞬間式のウォシュレットはハイグレードモデルに搭載されている機能であるため、ウォシュレット本体の価格が高くランニングコストがかかるというデメリットがあります。
しかし、年間の電気使用量は9kWhと低く、年間にかかる電気代も約2,400円前後と安いため貯湯式のウォシュレットよりも維持費を抑えることが可能です。



それぞれのメリット・デメリットを考慮した上で自分に合ったウォシュレットを選んでや!



温水洗浄便座のその他機能や価格については、以下の記事でまとめています。気になる方はぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね!




ウォシュレットは既存の便器のサイズに合ったものを選び、コンセントなども設置されている環境であれば自分で取り付けることが可能です。
設置されている便器が隅付タンク式の腰掛け便器の場合には、タンクとの距離が十分確保できていないと蓋が干渉して開かなくなってしまう可能性があるため注意しなくてはなりません。
その他の背面タンク式の一般的なトイレの場合には、ウォシュレットを後付けすることができるでしょう。
以下ではウォシュレットを後付けする際に必要な道具や、後付けするための具体的な手順についてご紹介します。
ウォシュレットを後付けする場合には以下のものを準備するようにしましょう。
プラスドライバー
マイナスドライバー
便座締め付け工具
ウォーターポンププライヤー
ウォシュレットを取り付ける際にフレキシブル管を別途必要な場合があります。
フレキシブル管は自由に曲げて使用することができるため、既存の給水管を切断することなくウォシュレットを取り付けることができます。
ウォシュレットを後付けする場合には以下の流れで行います。
作業手順が多く複雑に感じてしまう方も多いと思います。
自分で作業するのが難しく感じる場合には、水道業者に依頼して取り付けしてもらうのがもっとも確実な方法です。


このような流れになります。
個別に詳しく解説します。
まずは既存の便座を取り外していきましょう。
便座は便器の下側からナットで固定されているため、便座締め付け工具を使うと簡単に取り外すことができます。
ナットではなくネジで固定されている場合にはプラスドライバーで対応します。
便座締め付け工具はウォシュレットの種類によって異なることもあるので対応したものを選ぶようにしましょう。
ウォシュレットを取り付けるためのベースプレート用ゴムを便器に差し込みます。差し込んだゴムの上からベースプレートをネジで固定しましょう。
給水管を取り外す前に必ず止水栓を閉めます。
止水栓を開いたまま給水管を取り外してしまうと、水が噴出して大変なことになってしまいます。
ハンドル型の止水栓は手で時計方向に回すだけで閉めることができます。
アングル型やストレート型の止水栓は、マイナスドライバーを使って時計方向に回して止水栓を閉めます。
タンク内部の水をすべて一度流して水を抜き、給水管を取り外します。
右手でタンク内部の固定金具を押さえてナットを回して取り外しましょう。
給水管の残留水がこぼれるため床が濡れないように注意してください。
止水栓にウォシュレットの分岐金具を取り付けます。
ウォシュレットに付属のパッキンがしっかりとはめ込まれているかどうかを確認して分岐金具と止水栓の間に接続します。
フレキシブル管の下部分を取り付けて、上部を曲げてタンクに接続します。
分岐金具とフレキシブル管の接続が完了すればタンクを元に戻しましょう。
ウォシュレット本体の給水ホースを分岐金具にカチッと音がするまで差し込めば設置が完了です。
最後にトイレの止水栓を開けてたあと電源を入れてみて、正常に動くか確認を行いましょう。
接続部分から水漏れが生じていなければすべての作業は完了です。
ウォシュレットは取扱説明書を見ながらDIYでも取り付け可能な製品ですが、専門知識や工具が不足していると、思わぬトラブルに発展する可能性があります。
DIYに不安がある場合は、初めからプロに依頼することで安心・確実な取り付けが可能です。


ウォシュレットを後付けする際に気になるのが、実際にかかる費用です。
本体価格はもちろん、取り付け工事費用や場合によっては電源工事などの追加工事費用も必要になることがあります。
ここでは、ウォシュレット後付けにかかる一般的な費用の目安と、追加工事が発生するケースについて詳しく解説します。
ウォシュレットの取り付けを水道業者に依頼した場合、本体価格を併せると18,000円~10万円程が費用相場となります。
この内含まれる作業料金が約7,000円~1万円程です。
その他出張費や見積もり費においては水道業者によって異なるため、まずは無料見積もりに対応している業者に相談することをおすすめいたします。
既存のコンセントから分岐して新たにコンセントを設置するためにかかる費用は12,000円~16,000円が相場です。
分電盤から新たに配線する場合には、さらに費用が高くなってしまいます。
配線を壁の中に隠す『隠蔽配線』などの種類によってコストは高くなってしまうため、状況に応じて最適な方法を選ぶようにしましょう。
コンセントの設置に関しては必ず『電気工事士』の資格を有する人間が作業を行わなければなりません。
業者によってはウォシュレットとコンセントの電源設置工事を同時に行うことができず、別途見積もりになることもあります。
トイレにコンセントがない場合には、あらかじめ水道業者に依頼する前に希望を伝えておくようにしましょう。





ウォシュレットの後付けについてよくあるQ&Aをまとめました!



興味がある人はぜひチェックしてみてや!
ウォームレット便座とウォシュレットの違いはなんですか?
ウォシュレットは洗浄機能などの多面的な機能がある便座、ウォームレットは暖房機能のみの便座です。
どちらも同じ電気便座ですが、大きな違いは機能と本体取り付け費用です。
洗浄機能は必要ないけれど、便座が冷たいのが嫌だとお悩みの方にはウォームレット便座がおすすめと言えます。


ウォシュレットの寿命は何年ですか?
使用頻度や状況にもよりますが、おおよそ7~10年とされています。
電気製品であるため、違和感を感じた時はすぐに使用を停止することも大切です。
故障を防ぎ、長く使用し続けるためには定期的なメンテナンスが重要と言えます。


和式トイレにウォシュレットを後付けすることはできますか?
TOTOのスワレットという商品を利用すれば和式トイレを洋式トイレのように利用することが可能です。
ただし、スワレットを取り付けたとしてもウォシュレットの取り付けにおいて電気コンセントの設置工事が必須となります。


ウォシュレットの後付けには、「設置可能な便器かどうか」「電源やスペースの有無」「賃貸のルール」など、複数のチェックポイントがあります。
DIYでも設置可能ですが、リスクがあるため不安があれば専門業者への依頼も検討しましょう。
自分の住環境に合った方法で、快適なトイレ空間を実現してください。



後付けする際の注意点や確認した上で、理想のウォシュレットを取り付けられるようにしましょう!



ウォシュレットを自分で取り付けるのは不安という人は、僕ら水道修理業者にも相談してや!

