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「急にトイレが詰まった!」「流しの水が引かない…」そんなとき、真っ先に思い浮かぶのがラバーカップ――
いわゆる「スッポン」ですよね。
けれど、いざ買おうとすると「いろんな形がある」「どれが正解か分からない」と迷う方も多いのではないでしょうか?
実はラバーカップには、使う場所によって形状が異なる複数の種類が存在します。
間違ったタイプを選ぶと、詰まりが解消できないどころか、かえって悪化させることも…。
この記事では、ラバーカップの種類ごとの用途・特徴・選び方のコツを分かりやすく解説します。
水回りの場所別におすすめのラバーカップも紹介していくで!排水つまりが起きた時に備えたいという人はぜひ最後まで見たってや。
ちなみにラバーカップの使い方については以下の記事でまとめています。使い方をチェックしたい方はこちらをチェックしてくださいね。
ラバーカップは、形状や用途によって大きく3つのタイプに分かれます。
どのタイプを選ぶかで、詰まりの解消効果が大きく変わるため、自宅の排水状況に合わせた適切な種類を知ることが重要です。
ラバーカップのサイズは主にカップの直径で区別され、用途や排水口の大きさに応じて選ぶことが重要です。
一般的なサイズは約10cmから15cmほどで、トイレ用は大きめのカップが多く、排水口をしっかり覆うことで密着度を高めます。密着しないと吸引力が低下し、つまりを効果的に解消できません。
一方、キッチンや洗面所の排水口は小さめのものが多いため、10cm前後の小型タイプが使いやすく、水回りの細かなつまりに対応しやすいです。
大きすぎるカップは狭い場所での取り回しが難しく、力も入りにくくなるため、使う場所に合ったサイズ選びがポイントとなります。
また、カップの深さや形状も吸引力に影響するため、サイズだけでなく用途に合わせたデザインもチェックしましょう。
トイレや排水口の形状、使用場所によってラバーカップの適切な種類は異なります。
正しい種類を選ぶことで、つまり解消の効果が格段にアップします。
ここからは、トイレのタイプ別や使用場所ごとにおすすめのラバーカップの特徴を詳しく見ていきましょう。
洋式トイレの排水口にぴったりフィットするように設計されたドーム型のラバーカップです。
広い吸着面を持ち、密閉力が強いため、排水管内にしっかり圧力をかけることができます。
トイレのつまりを解消する際に最もよく使われるタイプです。
和式トイレの排水口は洋式とは形が異なるため、より小さくすり鉢のような形状をしたタイプが使われます。
排水口にぴったり合わせやすく、和式トイレの狭い排水口にしっかり密着させて使います。
シンクや洗面所の排水口はトイレに比べて細く、小型のラバーカップが適しています。
小回りがきき、狭い場所の詰まりに対応しやすいのが特徴です。ただし、トイレの詰まりには向いていません。
節水型トイレは排水口が浅く水量も少ないため、従来のラバーカップでは圧力が伝わりにくく、つまりが解消できないことがあります。
専用のラバーカップは、先端が細く奥まで届く形状や、柔らかく変形しやすい素材で排水口に密着しやすく、少ない力でも効果的に吸引・圧力をかけられるのが特徴です。
ラバーカップ(すっぽん)は、家庭内での排水口の詰まりを解消するための便利な道具です。
しかし、種類や形状、素材が多岐にわたり、どれを選べば良いか迷ってしまうこともあります。
自宅のトイレや洗面所、浴室など、使用する場所や状況に応じて最適なラバーカップを選ぶことが重要です。
そこで、選び方のポイントを押さえた上で、特におすすめのラバーカップを3つ厳選しました。
まずは、詰まりがどこで起きているか、そして何が原因かをしっかり把握しましょう。
たとえば、トイレの詰まりとキッチンの排水詰まりでは使うべきラバーカップが異なります。
また、詰まりの原因が固形物や油脂の固まりなどの場合、ラバーカップの効果が薄いこともあるため、事前の確認がトラブル回避につながります。
ラバーカップの種類が多く迷う場合は、まずは洋式トイレ用のドーム型タイプを選ぶと良いでしょう。
多くの家庭で使用されているため、汎用性が高くトイレの詰まりに最も効果的です。
さらに、トイレ以外の排水口でも比較的使いやすい設計になっているため、一本持っておくとさまざまな詰まりに対応できます
ラバーカップは頻繁に使うものではありませんが、使う時にスムーズに操作できるかは重要なポイントです。
柄の長さやグリップの持ちやすさ、重量感なども選ぶ際に考慮しましょう。
また、使用後は清掃が必要なため、掃除のしやすさも大切です。
収納場所に困らないコンパクトなサイズのものを選ぶと、保管もしやすく便利です。
「とりあえず試したいから、100円ショップのラバーカップでいいかな?」と考える人も多いでしょう。結論から言えば、軽度のつまりなら十分に使えるケースが多いです。
100均のラバーカップは、基本的な構造は一般的なものと同じで、吸引・圧力でつまりを押し流す仕組みは変わりません。
ただし、素材の厚みや持ち手の強度、ゴムの柔軟性に関しては、どうしても耐久性や密着性に差が出ます。
たとえば、トイレのしつこいつまりや水がまったく引かないような状況では、吸引力が不十分なことも。
また、繰り返し使うとゴム部分がすぐ変形することもあります。
まとめると、「一時しのぎ」や「軽度のつまり対策」にはアリ。ただし、本格的なトラブルにはホームセンターや専門メーカーの製品が安心です。
ラバーカップ(すっぽん)は、家庭での排水口の詰まりを解消するための必須アイテムです。
しかし、種類や形状、素材が多岐にわたり、どれを選べば良いか迷ってしまうことも。
そこで、選び方のポイントを押さえた上で、特におすすめのラバーカップを3つ厳選しました。
ラバーカップは手軽で便利な道具ですが、すべての詰まりに万能ではありません。
誤った使い方や状況によっては、トラブルが悪化する可能性もあるため、注意が必要です。
ここでは、ラバーカップの使用が向かない詰まりの種類や使ってはいけない場面を解説します。
子どものおもちゃや硬い異物、ペットの毛玉など、排水口に詰まった固形物はラバーカップの水圧で押し流すことができません。
無理に押し込むと配管の奥深くに固形物が入り込み、取り出しが非常に困難になります。
このような場合は、専門の工具を使った取り出しや水道業者の対応が必要です。
キッチン排水管に固まった油脂や、浴室・洗面台で絡まった髪の毛は、粘着性が高くラバーカップでの除去が難しいことが多いです。
ラバーカップの圧力がかかりにくいため、効果が出づらく、むしろ詰まりが悪化する可能性もあります。
専用の排水管洗浄剤やプロによるクリーニングが効果的です。
配管の亀裂や変形、腐食などによって排水が滞る場合、ラバーカップで強い圧力をかけることは危険です。
圧力で配管がさらに破損し、水漏れや更なるトラブルを引き起こす恐れがあります。
こうした症状が疑われる場合は、無理に自己解決をせず、専門業者に点検・修理を依頼しましょう。
一般的な水溶性のトイレットペーパーであれば、適量の詰まりであればラバーカップの圧力で流すことが可能です。
しかし、一度に大量に使用した場合や、詰まりが深刻な場合は、ラバーカップだけで完全に解消するのは難しくなります。
特に水に溶けにくい紙おむつや不溶性の異物が混じっていると、ラバーカップの効果はほとんど期待できません。
無理に押し流そうとすると詰まりが悪化したり、配管内に紙が絡みついてしまう恐れもあるため注意が必要です。
浴槽や洗面所など、排水管に高低差や複雑な構造がある場所では、ラバーカップの吸着力が十分に発揮できません。
隙間から空気が入りやすく、適切に圧力をかけられないため効果が低いです。
また、無理に操作すると逆に空気圧で詰まりを悪化させるケースもあります。
家庭での詰まり解消に便利なラバーカップですが、効果が出ない場合や詰まりが重度の場合は、専門の水道業者に依頼するのが安心です。
ここでは、スムーズに相談・依頼するために押さえておきたいポイントと、気になる費用の目安を解説します。
トイレ、キッチン、浴室など詰まりが発生している場所を明確に伝えましょう。また、水の流れが遅いのか、完全に止まっているのかなど、症状を詳しく説明することが重要です。
ラバーカップを使ったかどうか、どの程度の期間で詰まりが続いているかなども伝えておくと、適切な対応をしてもらいやすくなります。
詰まりの原因に心当たりがあれば、たとえば固形物や大量のトイレットペーパー、油脂の詰まりなど、可能な範囲で伝えておくと作業がスムーズです。
水道業者は詰まりの原因に応じて以下のような方法で対応します。
強力な水圧で配管内の汚れや詰まりを除去します。油脂や髪の毛の絡まりにも効果的です。
排水管の奥深くにある固形物や紙類などを専用のスネーク(ワイヤー)やロッドで取り除きます。
破損や劣化が原因の場合は点検し、必要に応じて修理や交換を行います。
作業内容や地域、業者によって異なりますが、一般的な詰まり除去の料金目安は以下の通りです。
作業内容 | 料金目安(税別) | 備考 |
---|---|---|
軽度の詰まり除去 | 8,000円~15,000円 | ラバーカップ等の簡易作業含む |
高圧洗浄による詰まり除去 | 15,000円~30,000円 | 油脂や髪の毛の詰まりに効果的 |
専用工具による固形物除去 | 20,000円~40,000円 | 固形物や紙詰まりに対応 |
配管の点検・修理 | 30,000円以上 | 状態により大幅に変動 |
ラバーカップの選び方についてよくあるQ&Aをまとめました!
疑問に思うことがあればぜひ参考にしてみてや!
ラバーカップにはどんな種類がありますか?
主にトイレ用、シンク用、浴室用の3種類に分かれています。用途によって形状やサイズが異なるので、使う場所に合ったものを選ぶと効果的です。
初めて使う場合、どのラバーカップがおすすめですか?
初心者なら、トイレ用のスタンダードタイプが使いやすいです。扱いやすく、強力な吸引力があるため、つまりをスムーズに解消できます。
ラバーカップはどのくらいの頻度で交換すればいいですか?
使用頻度や保管状態によりますが、ゴム部分が劣化したり割れたりしたら交換のサインです。清潔に保つためにも、1〜2年を目安に新しいものに替えると安心です。
価格が高いラバーカップは本当に効果があるの?
高価格帯のものは耐久性やデザイン性に優れる場合がありますが、基本的なつまり解消の性能はどのタイプも大差ありません。用途に合ったものを選ぶことが重要です。
家庭の排水詰まりは誰にでも起こりうるトラブルですが、日頃の注意と適切な対処で大きな問題を防ぐことができます。
トイレットペーパーの使用量を抑え、状況に合ったラバーカップを選び正しく使うことが詰まり解消の基本です。
もしラバーカップで解決できない場合は、無理せず専門の水道業者に相談しましょう。
早めの対応が被害拡大を防ぎ、快適な生活環境を保つポイントです。