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冷凍庫にたまりがちな「保冷剤」。使い道がなく、捨てるしかないと思っていませんか?
実はこの保冷剤、トイレのニオイ対策に使える優秀なアイテムなんです。
消臭スプレーや芳香剤を使っても、「なんとなく臭う…」「時間が経つとニオイが戻ってくる…」という経験、ありますよね。
そんな時こそ試してみてほしいのが、保冷剤を使った“手作り消臭剤”。
ビアスそこでこの記事では、なぜ保冷剤で消臭できるのか?トイレで効果的に使う方法について詳しく解説していきます。



注意すべき点やNGな使い方・消臭剤では対処できないトイレの臭い問題についても解説していくで!
トイレの消臭に保冷剤を活用できるの?と気になる人はぜひ最後まで見たってや!


保冷剤といえば、食品を冷やすために使うアイテムですが、実は一部の保冷剤は、トイレの消臭にも再利用できることがあります。
ただし、すべての保冷剤が消臭に使えるわけではありません。
ここでは、「なぜ一部の保冷剤が消臭に使えるのか?」という仕組みと、使えるタイプ・使えないタイプの違いについて解説します。
トイレの嫌な臭いの原因には、湿気によって繁殖する雑菌やカビも大きく関わっています。
保冷剤のジェルは高い吸水性があるため、トイレの湿気をある程度吸収して湿度を下げることができ、雑菌の繁殖を抑制する効果が期待できます。
トイレの消臭に使えるのは、以下のようなジェル状で凍るタイプの保冷剤です。
| 凍るタイプ | 液体タイプ |
|---|---|
| 凍らせると中身が固くなる(ジェルが硬化) 中身は白~半透明のぷるぷるしたゼリー状 成分に「高吸水性ポリマー」「消臭剤」などが含まれる | 液体タイプの保冷剤(中身が水のようにシャバシャバ) 冷却材としてのみ設計され、消臭成分が含まれていないもの 中身に「毒性のある冷却剤」が含まれている可能性がある製品 |
トイレで再利用する場合は、特にジェルタイプの保冷剤が向いています。
ジェルは長持ちしやすく、保冷剤自体に消臭効果があるものもあるため、トイレのニオイ対策にも活用しやすいのが特徴です。
保冷剤を再利用する際に気をつけたいのは「成分の安全性」と「衛生管理」です。
まず、ジェルタイプの保冷剤には成分として「ポリアクリル酸ナトリウム」や「エチレングリコール」が含まれている場合があります。
これらは誤って飲み込むと人体に有害なので、特に子どもやペットの手の届かない場所で使用しましょう。
また、トイレは衛生面で気を遣う場所なので、保冷剤自体を清潔に保つことが重要です。
使い終わった保冷剤は表面を水拭きし、カバーケースに入れてからトイレに置くのがおすすめです。
直に便器内に入れたり、破損して中身が漏れることのないように注意してください。
保冷剤の中身には、ゼリー状の「高吸水性ポリマー(SAP)」が使用されていることが多いです。
このポリマーは主に「水分を保持する」ための素材であり、ニオイを吸着・分解する働きはありません。
一部ネット上で「保冷剤は消臭に使える」と言われるのは、市販の保冷剤の中には“消臭剤”や“香料”が混ぜられている製品があるためです。
つまり、高吸水性ポリマーは「消臭成分の“土台”」として使われているだけで、自らニオイを分解したり中和したりする機能はありません。
そのため、実際に消臭剤として効果を得るためには以下3つのポイントを意識する必要があります。



水で膨らむビーズをご存じでしょうか?
あのビーズの主成分は同じく吸水性ポリマーでできています。



市販の消臭剤の中に入っているプルプルしたものも高吸水性ポリマーが主成分でできているで!
夏は気温が高くなり、トイレの室温も上がりやすくなります。
温度が高くなると雑菌の活動が活発になり、臭いが強くなってしまうことも。
また、蒸し暑い環境は不快感も増しますよね。
ここで活躍するのが保冷剤の冷却効果です。保冷剤をタオルや布で包み、トイレの近くや換気口のそばに置くだけで、ほんのりとした冷たさが周囲の温度上昇を緩やかに抑え、臭いの発生を軽減します。



この方法は特別な機器を使わずに簡単にできるので、暑い季節のトイレ環境を快適に保つのにおすすめです。
災害時などで水が使えない非常時には、ビニール袋や簡易トイレを利用することが多くなります。
しかし、密閉空間で排泄物の臭いがこもりやすく、不快感が増すのが悩みどころです。
ここで保冷剤を活用すると、臭いを和らげるサポートになります。
保冷剤の冷たさとジェルの湿気吸収力が、臭いの拡散を抑え、少しでも快適な環境作りに役立ちます。


「保冷剤が消臭に使えるって聞いたけど、どうやって使うの?」
そんな疑問にお答えすべく、この章では自宅にある保冷剤を使って、簡単にできるトイレの消臭アイデアを紹介します。
保冷剤を消臭剤として再利用するために、用意するものは以下の通りです。
中身がジェル状であることを確認しましょう。液体タイプはNGです。
口の広い小さめのカップなどがおすすめ。多すぎるとベタつく原因になるので、半分ほどでOK。
中身がこぼれるのを防ぎつつ、ニオイが吸着できるようにラップに小さな穴を開けておくと効果的です。
あとは置くだけで、トイレ内の空気をゆるやかにリフレッシュしてくれます。
せっかく作った消臭保冷剤も、置き方や置き場所が悪いと効果が半減してしまいます。以下のポイントを参考に、正しい使い方を意識しましょう。
保冷剤だけでは物足りない、もう少し香りを楽しみたいという方は、アレンジ消臭剤としての活用もおすすめです。



カラーペン等があれば、好きな色に染めてカラフルに仕上げられるで!
保冷剤の中身(ジェルやポリマー)は、消臭成分や香料が入っていても、ごく少量かつ持続時間が短いのが特徴です。
また、空気中に放出されることで効果は徐々に薄れていくため、消臭剤としての性能を維持するには定期的な交換が必要です。
| 状況・季節 | 交換の目安 | 補足ポイント |
|---|---|---|
| 通常時(春・秋など) | 週に1回程度 | 一般的な使用環境ではこの頻度でOK |
| 夏場や梅雨などニオイが強くなる季節 | 3〜5日ごと | 高温多湿で雑菌が繁殖しやすく、効果が落ちやすい |
| ニオイを感じにくくなったとき | すぐに交換 | 消臭効果が切れたサイン。見た目の変化もチェック |
| 中身が変色・乾燥・水分分離している | すぐに交換 | 効果がなくなるだけでなく、悪臭の原因にもなる可能性あり |



長持ちさせるコツは直射日光の当たらない場所に置く
密閉せず、空気に触れやすい状態で使用することです!


保冷剤は手軽に再利用できる一方で、使い方を誤ると衛生面や安全面で問題が起きることもあります。
ここでは、トイレで保冷剤を使うときに絶対に避けるべきNG行動を解説します。
保冷剤をカットして中身を取り出す際、「ちょっとならトイレに流しても大丈夫かな…」と思う方もいるかもしれません。
しかしこれは絶対にNG!
保冷剤の中身は高吸水性ポリマーやジェル状物質で、水分を吸うと何倍にも膨張します。
これが排水管や便器内に残ってしまうと、以下のようなリスクが高まります:
たとえ少量でもトイレや排水口には絶対に流さず、必ず燃えるゴミとして処分してください。



高吸水性ポリマーはおむつや生理用品等にも使用されている物質や。
水を自重の数百倍〜数千倍まで吸収して膨らむ特性を持つことから、トイレの配管が詰まる原因になるで!



生理用品やおむつを流してしまったときの対処法・リスクについては以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね!




保冷剤は高温や直射日光にさらされると、中の成分が劣化・腐敗する可能性があります。
ジェル成分が熱で変質し、本来の無臭または香り付きだったものが、逆に不快なニオイを放つことも。
また、高温で劣化した保冷剤は変色や水分の分離が起き、雑菌が繁殖する原因にもなります。
保冷剤を消臭剤として使う場合は
これらを守ることで、衛生的で効果的な使い方ができます。
保冷剤の中身は一見ゼリーのようで、小さな子どもやペットが誤って触ったり、なめたりしてしまうリスクがあります。
特に注意が必要なのは以下3点です。
安全に使うためにはラップで覆って穴をあけて香りを出す方式、もしくはフタ付きの小瓶やアロマディフューザー容器を活用することをおすすめいたします。


保冷剤を使ってもニオイが消えない場合、原因は“空間のニオイ”ではなく、トイレ自体の構造や配管の異常にあるかもしれません。
この章では、消臭剤では対処できない根本的なニオイの原因と、そのチェック方法をご紹介します。


ニオイだけで済んでいるうちはまだ軽度ですが、放っておくと水漏れや排水のつまりといった深刻なトラブルにつながることもあります。
以下のような兆候が見られたら、すぐに対処が必要です。
| 兆候 | 可能性のあるトラブル |
|---|---|
| 便器のまわりがいつも濡れている | 隠れた水漏れ、配管のヒビ割れ |
| 流すたびにゴボゴボ音がする | 排水管内のつまり、空気圧の異常 |
| 使っていないのに水の流れがある | タンク・バルブの故障、漏水 |
こうした現象は放置すると、水道代の増加、床の腐食、階下漏水などの二次被害に発展する恐れがあります。
一見きれいなトイレでも、便器と床のわずかなすき間や、排水口から嫌なニオイが上がってくることがあります。
特に以下のような症状がある場合は要注意です。
このようなケースでは、便器の設置状態や床下のパッキンが劣化している可能性があります。


日々の掃除をしっかりしているのにニオイが残る場合は、見えない配管の内部で問題が発生している可能性があります。
よくある配管トラブルの例としては、以下の通りです。
特に長期間使用している賃貸物件や戸建て住宅では、築年数とともに配管の劣化が進み、ニオイ漏れを引き起こしやすくなります。
消臭剤や芳香剤を何度替えても改善されない場合、見えない場所に原因が潜んでいるかもしれません。


もし「保冷剤でも消えない」「掃除しても臭い」「床が濡れている」など気になる点があれば、専門の水道修理業者への相談がおすすめです。
トイレのニオイトラブルで水道修理業者に相談する際、気になるのが費用と信頼性。
一般的に、簡単な点検や部品交換なら5,000円〜15,000円程度、排水管のつまりや配管工事が必要な場合は数万円以上かかることもあります。
料金トラブルを避けるには、事前見積もりが明確な業者を選ぶことが重要です。
電話やWebで料金の目安を確認し、出張費・作業費・部品代がすべて含まれているかをチェックしましょう。
また、口コミや実績、対応エリア、水道局指定工事店かどうかも確認すると安心です。
「即日対応」や「無料点検」などのサービスがある業者を選べば、緊急時にも心強いでしょう。







トイレの消臭に保冷剤は使える?という疑問に対してよくあるQ&Aをまとめました!



気になることがあればぜひチェックしてみてや!
市販の消臭剤と比べて効果はどう?
市販品より持続性や強さはやや劣りますが、エコでコストも低く、自分好みにアレンジできる点が魅力です。
どんな保冷剤でも消臭剤に使えるの?
すべての保冷剤が向いているわけではありません。中には毒性のあるものもあるので、「高吸水性ポリマー」や「水性ジェル」タイプで無香料・無毒のものが安全です。
トイレの消臭に保冷剤以外の再利用アイテムはある?
コーヒーかす、重曹、炭なども人気の再利用消臭材です。保冷剤と組み合わせると相乗効果が期待できます。


保冷剤は、冷却目的だけでなくトイレの消臭にも活用できる便利なアイテムです。中に含まれる高吸水性ポリマーがニオイを吸着するため、ちょっとしたニオイ対策に役立ちます。
使い方もシンプルで、不要になった保冷剤を容器に移し、必要に応じてアロマオイルを加えるだけ。手軽にできて経済的、さらに環境にもやさしい方法です。
市販の消臭剤ほどの効果はありませんが、自然な香りやエコな暮らしを取り入れたい方におすすめの消臭対策です。