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トイレの水がチョロチョロ流れっぱなしになっているのは、トイレタンクに原因があることがほとんどです。
そのまま水漏れを放置すると、高額な水道料金の請求が来て驚いてしまうことも。
水漏れは放置しても自然に直ることはありません。まずは応急処置として止水栓を閉めた後に原因箇所を特定していきましょう。
ビアスそこで本記事では、トイレの水がチョロチョロ漏れる際の原因と対処法について解説していきます。



水道修理業者に修理を依頼した際の費用相場についても紹介するで!
トイレからのチョロチョロとした水漏れに困っている人はぜひ最後まで見たってや!


「トイレからずっと“チョロチョロ…”と水が流れている音がする…」
そんな症状に気づいたことはありませんか?
普段通り使えているように見えても、実は水が無駄に流れ続けている状態は、れっきとした“水漏れ”です。
しかも、放置していると水道代の増加やトイレの故障につながる恐れもあるため、早めの対応が必要です。
水の流れる量は少なくても、24時間365日チョロチョロと流れ続けていれば、その積み重ねは無視できません。
例えば、1分あたり0.1Lの水が漏れていたとすると
水道代に換算すれば、1ヶ月で約1,000円前後の損失になるケースも。
水漏れが長期化すれば、年間で1万円以上の無駄が発生することになります。
このような症状がある場合は、何らかの部品劣化や不具合が発生している可能性が高いです。


トイレの水がチョロチョロと流れ続ける原因はさまざまですが、特に多いのは以下の5つです。
原因を知ることで、適切な対処法や修理の方向性が見えてきます。
ゴムフロートは、タンク内の水を止める重要なパーツです。
これが劣化すると水が少しずつ漏れ出し、チョロチョロ音の原因になります。
ボールタップはタンクの水を自動で補給する部品です。
不具合が起きると水が止まらず、チョロチョロ音が鳴り続けることがあります。
浮き球は水位を感知し、給水を止める役割を持っています。
浮き球のズレや破損が起きると、水が止まらず流れ続けることがあります。
タンク内の接続部分にはパッキンが使われています。
これが劣化やズレで隙間ができると、微量の水漏れやチョロチョロ音の原因となります。
水の通り道にゴミや異物が詰まると、部品の動きを妨げて正常な止水ができなくなります。
結果として、水が流れ続ける状態になることもあります。
トイレのチョロチョロ水漏れに気づいたら、まずは自分で原因を特定し、応急処置を行うことが大切です。
特に業者を呼ぶ前に、以下のステップを試してみましょう。
水が流れる音の発生源を確認することで、故障箇所の見当がつきます。
ゴムフロートやボールタップ、浮き球の不具合が疑われます。
便器とタンクの接続部分や配管の水漏れが考えられます。
トイレからチョロチョロ水漏れしている事態に気づいたときは、まずは応急処置として止水栓を閉めましょう。
トイレの止水栓はほとんどの場合、トイレタンク近くの壁や床付近に設置されています。
止水栓の形状は主に手で操作ができるハンドル式や、ドライバーが必要なネジ式です。
止水栓が固着して上手く回せない場合は、家全体の水道の元栓を閉めて対処しましょう。



止水栓・元栓はどちらも閉めるときは時計回り!
反対に開けるときは反時計回りに回して操作するで!



大元の元栓を閉めた場合、トイレだけでなく家全体の水道が一時的に使用できなくなる点にも注意してくださいね!


賃貸物件のトイレからチョロチョロと水漏れしている場合は、まず大家さんや管理会社に連絡してみてください。
多くの場合、大家さんや管理会社が修理や部品交換の手配をしてくれます。
その場合、入居者に落ち度がなければ経年劣化として大家さんや管理会社が費用を負担してくれることがほとんどです。
原状回復のための追加料金を請求されることもありますので、ご自身で部品交換をしないようにしましょう。
基本的な修理には以下の道具や部品があれば便利です。
ホームセンターやネット通販で入手できるほか、トイレの型番に合った部品を選ぶことが大切です。
トイレでチョロチョロ水漏れが起きる原因の多くは「タンク内の部品の不具合」です。
長年の使用による経年劣化のため、部品を交換・修理することで水漏れが改善されるケースがほとんどです。
ただタンク内の部品といってもいくつか種類があります。
部品の説明と不具合の内容に関して、それぞれ解説しますので1つずつ見ていきましょう。



トイレタンクのフタは多くは持ち上げるだけで外せるけど、じゃばら管がある場合はナット等を緩めてから取り外す必要があるで!



トイレタンクは思っているよりも重量があります。
取りはずすのが不安だと感じた時は、無理せず水道業者に依頼するようにしてくださいね。


オーバーフロー管とは、タンクに異常が発生し、水がタンク内に溢れそうになったときに、強制的に水を排出するためにタンクに取り付けられている筒状の部品です。
トイレタンク内にある筒状の部品、オーバーフロー管には水位を示すWL(ウォーターライン)の印があります。
この標準水位は先端から2~3㎝程です。
オーバーフロー管の標準水位よりも水位が低い、反対に高い場合はトイレタンク内で問題が発生している可能性があります。
また、この部品に何らかの原因で亀裂や破損が生じると、水が溢れ出すことがあります。
原因の多くは、タンク内にペットボトルを入れたり、掃除のためにタンクを開けたりするなど、人為的な原因によるものです。



特に多いのがこのペットボトルをタンクに入れる間違った節水対策によるものやねん。そもそもトイレの水は1回で流し切るように設計されているから、過度な節水対策はNGやで!



トイレの節水に関しては以下の記事で詳しくまとめています。
気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね。




ゴムフロートはトイレタンクのレバーを引くことで、チェーンにつながったゴム栓が開閉する仕組みの部品です。
このゴムフロートがあるおかげで、レバーの動作で水を流れるのをコントロールすることができます。
ですがゴムフロートがゴミに引っかかったり、何らかの理由で正常な位置から外れてしまうと、タンク内の水が常にチョロチョロと出てくるようになります。
このような水漏れの場合は、「ゴムフロートを新品に交換する」「正常な位置に取り付ける」と水漏れを解消できます。
ただし交換部品はトイレの種類によって合う合わないがあるので、自分で修理・交換する場合は型番をよく確認してから購入するようにしましょう。



ゴムフロートを触るときはゴム手袋を着用するようにしてや。
直接素手で触ると黒い汚れが付いて中々落ちへんで!



黒い汚れが付着するということは、ゴムフロートが劣化している証拠です。新しく交換をおこないましょう。
ボールタップは、タンクに水を供給するための部品です。
ボールタップが破損すると、適切な水量を保つことができなくなり、常に水が溢れるようになります。
溢れた水は、オーバーフロー管(サイフォン管)から便器に流れ出し、チョロチョロと水漏れを起こします。
ボールタップが壊れているかどうかは、浮き球を持ち上げてみましょう。持ち上げても便器への水漏れが止まらない場合は、ボールタップが原因で水漏れが起きている可能性が高いです。


トイレからチョロチョロと水漏れが発生する原因となる部品は、DIYでも交換が可能です。
ただし作業を行う際には必ず元栓を閉めてから作業を開始し、部品のサイズや型番を確認しましょう。
ゴムフロートが原因でチョロチョロと水漏れが起きている場合には、まず以下の準備をしましょう。
ボールタップの交換手順は以下の通りです。


トイレのチョロチョロ水漏れは、自分で簡単に直せる場合もありますが、専門的な知識や工具が必要なケースも多くあります。
以下のような場合は、早めに業者へ相談することをおすすめします。
これらの場合は無理に自分で直そうとせず、早めに専門業者に依頼しましょう。
自分で交換できる部品は数百円〜数千円程度ですが、業者に依頼すると約1万円前後が一般的です。作業内容によって異なります。ほとんどの場合、部品は安価に調達できますが、トイレの複雑さや施工業者によっては、工賃がかなり高額になることもあります。
ゴムフロートのみを交換する場合の費用は、約2,000円~11,000円です。
オーバーフロー管の交換を依頼した場合、費用は15,000~25,000円程度とされています。
ボールタップの交換を依頼した場合の費用は、8,000円から11,000円程度、場合によっては30,000円を超えることもあるでしょう。
依頼前に複数の業者から見積もりを取り、作業内容や費用を比較することが大切です。
チョロチョロ水漏れが起きているトイレが、10年以上使用している古いものであれば新しく交換も検討してみましょう。
メーカーの部品保有期間は約10年前後とされています。
したがたって、部品交換の修理に必要な部品が廃盤になっていて手に入らないといったことも少なくはありません。
また、一部の部品が劣化しているということは、その他の部品も劣化が起きている可能性も高いので、新しくトイレ本体を交換した方が長く安心して使用することができます。
ここまでトイレのチョロチョロ水漏れを修理する方法について紹介してきましたが、トイレの水漏れは少量であっても放置はNGです。
以下では、トイレの水漏れを放置することによって発生する被害とリスクについてご紹介していきます。
チョロチョロと少量であっても、トイレの水漏れをそのまま放置すると水道料金が高くなってしまいます。
便器の封水がわずかに揺らいでいるような少量であっても、月々の水道料金は数千円も変動すると言われています。
水道料金は2カ月ごとに請求されますが、「水道の使用量は変わっていないのに前月に比べて料金が上がっている」というケースで水漏れに気づく人も多いです。
水漏れは放置することで水道料金が上がってしまうだけでなく、カビが発生しやすい状態を招きます。
特に黒カビが一度根を張ってしまうとカビ取り剤を使用してもなかなか落ちづらく、薬剤を使用することによって便器の素材等を傷めてしまうこともデメリットです。
また、トイレの使用中にカビの胞子が空気中に舞うことで、人体の呼吸器への悪影響を及ぼす恐れも挙げられます。



黒カビは特に一度発生すると根絶させるのが厄介なカビやねん。
トイレの見た目を損なうだけでなく、人体の健康にも影響を及ぼす恐れがあるで。
「わずか少量の水漏れだし、問題ないだろう」とそのまま放置している間に、1つの部品から他の部品へと故障が連鎖する恐れがあります。
1つ1つの部品が次々と影響を受けることによって水漏れの量がさらに増えてしまい、最悪の場合にはトイレの床にまで浸水してしまう危険性も0ではありません。
床に染み出してしまった場合、フローリングや床下にもダメージを与えてしまい、張り替え工事が必要となるリスクについても念頭に入れておきましょう。







トイレのチョロチョロとした水漏れに関してよくあるQ&Aをまとめました!



時間に余裕のある人はぜひ最後まで見たってや!
フロートバルブやゴムフロートの劣化はどうやって見分けることができますか?
まずはフロートバルブの状態を確認してみましょう。
フロートが水に浮かんでいるのに給水が止まらない場合、ゴムフロートのパッキンが劣化している可能性があります。亀裂や硬化があれば交換が必要です。
もしくは鎖・オーバーフロー管が原因のケースも考えられますので、判断することが難しい場合は水道修理業者に相談することをおすすめいたします。
トイレの水漏れを防ぐために日常でできるメンテナンスはありますか?
月に一度はタンク内を開けて給水の動作を確認し、汚れや劣化がないかチェックしましょう。
また、トイレの使用頻度が低い場合は、定期的に水を流して封水を保つことも重要です。
水道業者に依頼するか、自分で修理できるかどうかの判断基準はありますか?
以下のような場合は業者に相談するのがおすすめです。


タンク付きのトイレは構造自体はシンプルなものが多いのですが、水漏れの原因は多岐にわたります。
トイレタンク内のゴムフロートやチェーンの交換は、修理に不慣れな方でも比較的簡単にできます。
ただし、トイレの型式が10年以上前のものや、床からも水漏れしている場合は、業者に相談することをおすすめします。
トイレの水漏れには時間がかかるので、早めに対処することが大切です。



もし自分でトイレタンクの部品交換を行うことが難しい場合は、水道業者に早めに依頼することも大切です。



近くの水道屋ネットでは、多くの水道局指定工事店を掲載しているで!水道業者選びに迷ったときにはぜひおすすめ15選も参考にしてみてや!