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ウォシュレットは後付けできる?できるトイレとできないトイレの違い

ウォシュレットを日常的に使っている方も多いと思います。

ですが引っ越しをしたときに、新居にウォシュレットが付いていないこともあります。

便座を温めたりお尻を洗浄したり消臭機能をつかったりと、ウォシュレットは便利な機能がたくさんついているのでウォシュレットが取り付けられていないトイレなんて考えられないという方も多いのではないでしょうか?

そしてこの記事にたどり着いている方は「ウォシュレットを後付けできるのか?」と考えているかだと思います。

結論からお伝えすると、ほとんどのトイレにウォシュレットを後付けすることが可能なので安心してください。

しかし、トイレの種類や環境によってはウォシュレットの後付けが難しい場合もあるため注意しなければなりません。

この記事ではウォシュレットを後付けする場合の注意点や、自分でウォシュレットを取り付ける方法についてご紹介します。

ウォシュレットの選び方についても併せてご紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

この記事を読んで欲しい人

  • ウォシュレットを後付けしたい
  • 自宅のトイレがウォシュレットを後付けできるか知りたい
  • ウォシュレットの取り付け方法を知りたい
  • 自分でウォシュレットを取り付けたい
  • ウォシュレットを後付けする場合の注意点を知りたい
目次

ウォシュレットの後付けができるトイレとできないトイレの違い

ウォシュレットの後付けができるトイレとできないトイレの違い

ウォシュレットが取り付けられていないトイレに後付けしたいとお考えの方は、意外と多いです。

古めの賃貸物件にはウォシュレットが付いていないトイレもまだまだあります。

そこで考え付くのが「ウォシュレットの後付け」ですが、トイレにはウォシュレットを取り付けられるタイプと取付できないでないタイプがあります

そのため、お使いのトイレにウォシュレットを後付けすることができるかどうかを確認しなければなりません。

初めにウォシュレットを後付けできるトイレと、後付けが難しいタイプのトイレについてご紹介します。

ウォシュレットの後付けができるトイレ

ウォシュレットを取り付けることができるトイレは一般的な『組み合わせトイレ』です。

組み合わせトイレとは、背面や隅っこににトイレタンクが備え付けられ便器と分離できるタイプのトイレです。

組み合わせトイレはトイレは一般家庭でもっともオーソドックスなタイプで、便器・タンク・便座を組み合わせてトイレとして使います。

国内メーカーの洋式トイレであれば、ほとんどのケースでウォシュレットを取り付けることが可能なので、引っ越し先のトイレにウォシュレットが付いていない場合でも後付けすることが可能です。

ウォシュレットは基本的に取り付けるトイレと同じメーカー(TOTO)での組み合わせを考えられて作られていますが、サイズと取り付け条件さえ整えば他のメーカーでも取り付けることができるため安心しましょう。

ちなみにリクシルの場合は、ウォシュレットではなく「シャワートイレ」と呼びます。

ただし、次に紹介するトイレの場合はウォシュレットを取り付けることが難しいため確認しておいてください。

ウォシュレットの後付けができないトイレ

ウォシュレットを取り付けることができないタイプで代表的なトイレは『タンクレストイレ』です。

タンクレストイレは、便器とウォシュレットなどの機能部がセットになっているため部分的なパーツ交換を行うことができないといった特徴があります。

また、トイレの便器と温水洗浄便座が一体型の場合にもウォシュレットを後付けで交換することはできないため注意するようにしましょう。

便器とウォシュレットも一体型用の専用部品となるため、どちらか一方のみを交換することができません。

その他にも、以下のタイプに該当する場合もウォシュレットの後付けは難しいため確認が必要です。

後付けできないタイプのトイレ
  • ハイタンク
  • 汲み取り式(水洗式ではない)
  • 幼児用トイレ(サイズが異なる)
  • 海外製のトイレ(規格が異なる)
  • コンセントの無いユニットバス

これらの場合にはウォシュレットの取り付けは難しいため、あらかじめ理解しておくようにしましょう。

条件付きでウォシュレットの後付けができるトイレ

なんとかウォシュレットを後付けできるけれど、一般的な組み合わせトイレよりもウォシュレットの取り付けを行うのが難しいタイプのトイレがあります。

サイトによってはこれらのトイレはウォシュレットの取り付けそのものができないと紹介されていることがありますが、条件付きでウォシュレットを後付けすることが可能な場合があります。

まず、貯水タンクが三角形でトイレの四隅に設置されている『隅付タンクのトイレ』はウォシュレットを取り付けることができる場合と、そうでない場合に分かれます。

隅付タンクのトイレの場合には、止水栓からトイレのタンクまでの距離が12cm以上あるかどうかを確認するようにしましょう。

12cm以上ない場合にはウォシュレットに付属されている分岐金具でウォシュレットを取り付けることは難しいため、専用の接続金具を別途購入するか、給水管を加工しなければなりません。

その他にも、公共施設のトイレでよく見かけるフラッシュバルブタイプのトイレも専用の分岐金具が必要です。

和式トイレにはウォシュレットを取り付けることができないと諦めている方も多いかもしれませんが、TOTOのスワレットという商品を利用すれば和式トイレを洋式トイレのように利用することが可能です。

ウォシュレットを後付けするときにチェックするポイント

ウォシュレットを後付けするときにチェックするポイント

ウォシュレットを後付けするには、必ずチェックしておくべきポイントがあります。

トイレに合ったウォシュレットを購入しても、しっかりと確認しておかなければ取り付けができないこともあるので注意しなければなりません。

ウォシュレットを後付けするときに注意すべきポイントは『コンセントの有無』『取り付けスペース』の2つです。

以下では、ウォシュレットを後付けする場合に注意しなければならないポイントについてご紹介します。

コンセントがあるかどうか

ウォシュレットの取り付けを行う前にコンセントの有無を必ず確認しましょう。

ウォシュレットは電気を使って温水を作り出したり便座を暖めるため、トイレ内にコンセントが設置されていないなければ使用することはできません。

コンセントが設置されていてもアース線が繋げないタイプのものは使用することはできません。

トイレなどの水まわりで使用する家電製品にはアース線(電気を地面に逃がすための線)の接続が義務化されているため注意するようにしましょう。

コンセントがない場合には、水圧の力を使った電源を必要としないタイプのウォシュレット(洗浄機能付き便座)も販売されています。

コンセントは電気工事によって新しく設置することもできるので、賃貸物件以外の場合には対処することが可能です。

賃貸物件の場合には、勝手にコンセントを新規で設置することは基本的にはできません。

大家さんに相談して、許可をもらえれば対処可能です

詳しい賃貸物件のウォシュレットの取り付けに関しては後述します。

アース線接続の義務化について

一部の家電製品に関しては、アース線の接続が義務化されています。

厳密に言うと法律ではなく電気事業法を補完する『民間自主規程』です。

しかし、法律ではないから守らなくても良いというわけではなく、万が一アース線を接続せずに使用してしまうと電気の供給を受けることができなくなる可能性があります。

一般的に水まわりで使用したり、洗濯機など使用時に水を必要とする家電製品はアース付きコンセントの設置が義務付けられています。

安全に家電製品を利用するためにも、必ずアース線の接続を行いましょう。

トイレにコンセントがない場合

ウォシュレットを後付けするときに、トイレ内にコンセントがない場合には新規でコンセントを設置する必要があります。

一般的には、他の場所で使われているコンセントの配線を分岐する方法を行います。

費用を抑えることができるのは、照明のソケットから分岐させて天井にコンセントを設置する方法ですが、分岐ソケットではアース線を接続することはできません。

ウォシュレットは消費電力も小さく既存のコンセントから分岐してコンセントを設置する方法がもっとも適しています。

既存のコンセントから分岐して新たにコンセントを設置するためにかかる費用は12,000円~16,000円が相場です。

分電盤から新たに配線する場合には、さらに費用が高くなってしまいます。

配線を壁の中に隠す『隠蔽配線』などの種類によってコストは高くなってしまうため、状況に応じて最適な方法を選ぶようにしましょう。

コンセントの設置に関しては必ず『電気工事士』の資格を有する人間が作業を行わなければなりません。

業者によってはウォシュレットとコンセントの電源設置工事を同時に行うことができず、別途見積もりになることもあります。

トイレにコンセントがない場合には、あらかじめ水道業者に依頼する前に希望を伝えておくようにしましょう。

取り付けスペースが十分かどうか

トイレの幅が狭い場合にはウォシュレットを取り付けるのが難しい場合があるので注意しなければなりません。

ウォシュレットの便座部分は既存のものと比べてほとんど大きさは変わりませんが、便座の側面に操作パネルが設置されているため、その分だけスペースが必要になります。

トイレのスペースが狭すぎる場合、ウォシュレットを取り付けたせいでドアを開きにくくなったり、掃除をしづらくなってしまうなどのデメリットが生じてしまう可能性があります。

ウォシュレットを取り付けるときには、左右の壁との間に30cm以上のスペースが確保できるかどうかを想定しておくようにしましょう。

スペースが狭い場合にはリモコンタイプのウォシュレットを選ぶといった選択肢もあります。

賃貸住宅でウォシュレットを後付けする際の注意点

賃貸住宅でウォシュレットを後付けする際の注意点

賃貸のアパートやマンションでウォシュレットを後付けしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか?

物件によってはウォシュレットが付いていない場合も多いため、これまで日常的にウォシュレットを使ってきた方にとってはウォシュレットなしの生活はとても考えられませんよね。

賃貸住宅の場合でウォシュレットを後付けするには、いくつかの条件を満たさなくてはなりません。

賃貸住宅に備え付けられている設備は基本的に貸主側の大家さんの所有物なので以下の3つのポイントに注意するようにしましょう。

大家さん、もしくは管理会社の許可を取る

賃貸住宅でウォシュレットを後付けしたい場合には貸主の大家さんか管理会社に相談して許可を取っておくようにしましょう。

設置されているトイレなどの室内の設備は、すべて貸主から一時的に借りているだけなので所有者の許可なく無断で交換取り付けを行ってしまうと契約違反になってしまう可能性があります。

便座を取り替えるだけで済むような交換なら、退去時に元の状態に戻せば問題ない場合もあります。

しかし、分岐金具を取り付けたり照明のソケットから電源などを引っ張って使用していて浸水や火災などのトラブルが生じてしまうと、重大な責任問題となるリスクもあるため注意しなければなりません。

トラブルを避けるためにも大家さんや管理会社に事前にウォシュレットを取り付けたいという相談をすることが重要です。

契約内容によっては賃貸契約を結んでいる管理会社に申告書を提出しなければならない場合もあります。

退去時は必ず原状回復を行う

賃貸住宅にウォシュレットを後付けする際に、元々ついていた便座を処分してしまうことのないようにしましょう。

賃貸住宅では既存の設備を変更した場合には、必ず退去時に元の状態に戻して引き渡さなければなりません。

借主には『原状回復の義務』があるため、取り外した便座を勝手に処分してしまった場合には責任問題となり、新しい便座の交換費用を別途請求されることもあります。

自分でウォシュレットを後付けするときには、破損させないように取り外してしっかりと保管しておくようにしましょう。

水道業者に依頼してウォシュレットを交換してもらった場合にも、誤って取り外したウォシュレットを処分されないようにきちんと一言伝えておくようにしてください。

コンセントがない場合は後付けは難しい

賃貸住宅のトイレにコンセントが設置されていない場合には、ウォシュレットを後付けすることは難しいということを理解しておかなければなりません。

コンセントが設置されていない場合には、他の電源から分配させて新規でコンセントを設置します。

大家さんか管理会社にウォシュレットを設置したいという相談をして認められた場合にも、必ずどこまで原状回復が必要なのかということを確認しておくことが重要です。

設置したコンセントを退去時に必ず撤去しておくことを条件として、ウォシュレットの設置を認められるケースもあります。

雑な方法ですが、延長コードを使いトイレの外から電源をひっぱってくることもできますが、このような方法はオススメできません。

理由としては「見た目が不細工」「トイレのドアが線で閉まらない」「水が掛かりショートする可能性」などが挙げられます。

また、ウォシュレットに給水を行うための分岐金具を取り付ける際には、タンクにつなげる給水管をカットしてしまうと原状回復が難しくなるため注意しなければなりません。

給水管をカットするのではなく、給水ホースやフレキシブルパイプを使用して分岐金具とタンクの接続を行うようにしましょう。

後付けするウォシュレットの選び方

後付けするウォシュレットの選び方

後付けするウォシュレットを選ぶときには、必ず既存のトイレに適したウォシュレットを選ぶようにすれば失敗がありません。

国内のほとんどの温水洗浄便座はメーカー問わず取り付けることができますが、一部取り付けることができないウォシュレットもあるので注意するようにしましょう。

以下では後付けするウォシュレットを選ぶときに注意すべき2つのポイントについてご紹介します。

便器のサイズを測る

ウォシュレットの便座のサイズには『レギュラーサイズ』『エロンゲートサイズ』の2種類があります。

標準の大きさで便器の縦方向の長さが44cmのものがレギュラーサイズで、便器の長さが47cmのものがエロンゲートサイズとなっています。

近年のウォシュレットは、レギュラーサイズとエロンゲートサイズのどちらにも対応している兼用タイプも多く販売されているため、迷った時には兼用サイズを選べば国内メーカーであれば種類を問わず取り付けをすることができます。

しかし、兼用サイズは若干サイズが足りなかったり大きすぎたり感じることもあるため、便器の大きさを実際に測ってサイズに適した商品を購入するようにしましょう。

ウォシュレットのタイプを選ぶ

ウォシュレットを選ぶときに、どのようなウォシュレットを選べばいいのか分からず悩んでいるという方も多いのではないでしょうか?

ウォシュレットは温水を作る方法ととして、『貯湯式』『瞬間式』の2種類があります。

このお湯を作る方式によってランニングコストも大きく異なってくるため、適当に選ぶのではなく希望に沿ったウォシュレット選びを行うようにしましょう。

貯湯式と瞬間式のウォシュレットの大きな違いについては以下をご覧ください。

貯湯式

貯湯式のウォシュレットは、内臓されたタンクに水を貯めて設定温度まで加熱した湯水を吐水して洗浄を行うタイプです。

貯湯タンクが内臓されているためウォシュレット本体に厚みがあり、貯湯タンクの湯水を使いきってしまうと湯切れを起こして水が吐水されてしまうため連続使用には向いていません。

消費電力量は年間166kWhで電気代は年間4,400円前後と比較的高額になるというデメリットがあります。

ウォシュレット本体の価格はベーシックグレードなら1万円台から購入することができるためランニングコストを抑えて導入することができます。

瞬間式

瞬間式のウォシュレットは、湯水ヒーターで温水洗浄機能を使用するときのみ水を加熱して湯水を作り出すタイプです。

湯切れの心配もないため、ご家族が多いご家庭におすすめのタイプが瞬間式のウォシュレットです。

タンクを必要としないため、ウォシュレット本体のサイズもコンパクトでシンプルなデザインが多いという特徴があります。

瞬間式のウォシュレットはハイグレードモデルに搭載されている機能であるため、ウォシュレット本体の価格が高くランニングコストがかかるというデメリットがあります。

しかし、年間の電気使用量は9kWhと低く、年間にかかる電気代も約2,400円前後と安いため貯湯式のウォシュレットよりも維持費を抑えることが可能です。

ウォシュレットをDIYで後付けする方法

ウォシュレットをDIYで後付けする方法

ウォシュレットは既存の便器のサイズに合ったものを選び、コンセントなども設置されている環境であれば自分で取り付けることが可能です。

設置されている便器が隅付タンク式の腰掛け便器の場合には、タンクとの距離が十分確保できていないと蓋が干渉して開かなくなってしまう可能性があるため注意しなくてはなりません。

その他の背面タンク式の一般的なトイレの場合には、ウォシュレットを後付けすることができるでしょう。

以下ではウォシュレットを後付けする際に必要な道具や、後付けするための具体的な手順についてご紹介します。

ウォシュレットの後付けに必要なもの

ウォシュレットを後付けする場合には以下のものを準備するようにしましょう。

準備するもの

プラスドライバー

マイナスドライバー

便座締め付け工具

ウォーターポンププライヤー

ウォシュレットを取り付ける際にフレキシブル管を別途必要な場合があります。
フレキシブル管は自由に曲げて使用することができるため、既存の給水管を切断することなくウォシュレットを取り付けることができます。

ウォシュレットを後付けする方法

ウォシュレットを後付けする場合には以下の流れで行います。

作業手順が多く複雑に感じてしまう方も多いと思います。

自分で作業するのが難しく感じる場合には、水道業者に依頼して取り付けしてもらうのがもっとも確実な方法です。

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ウォシュレットを後付けする方法
  1. 便座を取り外す
  2. ベースプレートを取り付ける
  3. 止水栓を閉める
  4. 給水管を取り外す
  5. 分岐金具を取り付ける
  6. フレキシブル管を取り付ける(必要な場合)
  7. ウォシュレットを取り付ける
  8. 止水栓を開けて電源を入れる
  9. 正常に作動するか確認する

このような流れになります。
個別に詳しく解説します。

便座を取り外す

まずは既存の便座を取り外していきましょう。

便座は便器の下側からナットで固定されているため、便座締め付け工具を使うと簡単に取り外すことができます。

ナットではなくネジで固定されている場合にはプラスドライバーで対応します。

便座締め付け工具はウォシュレットの種類によって異なることもあるので対応したものを選ぶようにしましょう。

ベースプレートを取り付ける

ウォシュレットを取り付けるためのベースプレート用ゴムを便器に差し込みます。差し込んだゴムの上からベースプレートをネジで固定しましょう。

止水栓を閉めてタンクを開ける

給水管を取り外す前に必ず止水栓を閉めます。

止水栓を開いたまま給水管を取り外してしまうと、水が噴出して大変なことになってしまいます。

ハンドル型の止水栓は手で時計方向に回すだけで閉めることができます。

アングル型やストレート型の止水栓は、マイナスドライバーを使って時計方向に回して止水栓を閉めます。

給水管を取り外す

タンク内部の水をすべて一度流して水を抜き、給水管を取り外します。

右手でタンク内部の固定金具を押さえてナットを回して取り外しましょう。

給水管の残留水がこぼれるため床が濡れないように注意してください。

分岐金具を取り付ける

止水栓にウォシュレットの分岐金具を取り付けます。

ウォシュレットに付属のパッキンがしっかりとはめ込まれているかどうかを確認して分岐金具と止水栓の間に接続します。

フレキシブル管を取り付ける(必要な場合)

フレキシブル管の下部分を取り付けて、上部を曲げてタンクに接続します。

分岐金具とフレキシブル管の接続が完了すればタンクを元に戻しましょう。

ウォシュレットを取り付ける

ウォシュレットをスライドさせるように取り付けベースプレートに設置して固定します。

ウォシュレット本体の給水ホースを分岐金具にカチッと音がするまで差し込めば設置が完了です。

止水栓を開けて電源を入れる

止水栓を開けて電源を入れて正常に動くか確認を行いましょう。

接続部分から水漏れが生じていなければすべての作業は完了です。

ウォシュレットの後付けは水道業者に相談するのがオススメ

ウォシュレットの後付けは水道業者に相談するのがオススメ

ウォシュレットは正しい手順で行えば自分でも取り付けることが可能です。

作業内容が少し複雑で、給水管の取り外しや接続作業の際はとくに慎重に行わなくてはなりません。

自分でウォシュレットを後付けすることで費用を抑えることができますが、トイレの種類によっては取り付けが難しいこともあるため注意しなければなりません。

トイレという水まわり空間で使用することになる家電製品なので、水漏れが生じてしまうと感電や故障のリスクがあるということを理解して丁寧に作業を行うようにしましょう。

ウォシュレットを自分で取り付けるのが難しいと感じる場合や、少しでも早く取り付けを行いたい場合にはプロの業者に依頼して確実に設置してもらうのがおすすめです。

まとめ

ウォシュレットは後付けできる?できるトイレとできないトイレの違いのまとめ

ほとんどのトイレでウォシュレットの後付けを行うことは可能ですが、一部のトイレや環境によっては取り付けが難しいことがあるということについてご紹介しました。

賃貸住宅にウォシュレットを取り付ける場合にはとくに注意が必要だということが分かりましたね。

ウォシュレットの取り付けは手順通りに行わなければ本体を破損させてしまったり、水漏れの原因になってしまうため注意しなければなりません。

確実にウォシュレットを後付けするためにも、この記事でご紹介した手順や注意点を必ず守って作業するようにしてくださいね。

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