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トイレタンクが割れて水漏れが発生したり、経年劣化が進んで汚れやカビがひどくなってしまった場合、トイレタンクの交換を検討することが多いでしょう。
しかしトイレの種類によっては、タンクのみの交換ができない場合があります。
例えば、タンクと便器が一体型になっているトイレの場合、タンク単独での交換が難しく、トイレ全体の交換が必要なケース等です。
また、トイレタンクの交換が可能な場合でも、新しいタンクのサイズや形状が合わないことがあるため、事前に適合する部品を確認しておくことが重要です。
本記事では、トイレタンクのみの交換ができるケースとできないケースについて解説します。
自分でタンクを交換する手順や、業者に依頼した場合の費用についても紹介するで!トイレタンクの交換について悩んでる人はぜひ最後まで見たってや!
トイレタンクは毎日使う設備だからこそ、経年劣化や部品の摩耗が避けられません。
以下のような症状が見られる場合は、タンクの交換を検討するサインです。
これらは、内部の部品交換だけで直ることもありますが、タンク本体に異常がある場合は、交換が必要になるケースが多いです。
反対に、トイレタンクのみの交換が必要な次のようなケースもあります。
トイレタンクにヒビや破損が生じている場合は、水漏れが発生したり、水の供給や排水がスムーズに行われなかったりすることがあります。
このような状況では、タンクのみを交換して新しいタンクに取り替えることで、トイレの機能を正常に保つことができるでしょう。
トイレタンク内には、結露防止剤が貼り付けられていることがあります。
これは発泡スチロール製で、水道水とタンク内の空気の温度差による結露を防止するためのものです。
この結露防止剤が膨張してタンク内の部品を圧迫すると、タンクの水漏れや動作不良の原因になることがあります。
また、結露が起きると腐食やカビの原因になりやすく、衛生的にもよくありません。
そのため、結露防止剤が膨張・変形している場合はタンクの交換が必要です。
トイレタンク内にはパーツが多く組み込まれており、長期間の使用や経年劣化によって部品が劣化することがあります。
タンク内のフロートバルブやフラッパーバルブなどの部品が不具合を起こしている場合は、タンクのみの交換でこれらの部品を新品に置き換えることが可能です。
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トイレタンクの交換を考える際に最も重要なのは、トイレのタイプと設置されているシステムです。
トイレには、タンクと便器が別々の「分離型」と、タンクと便器が一体になった「一体型」の2種類があります。
この違いによって、タンクだけの交換が可能かどうかが大きく変わります。
また、トイレの年式やメーカーによっては、互換性のあるタンクが市販されている場合もあれば、特別な設計や部品供給が終了している場合もあります。
そのため、交換可能かどうかを事前にしっかり確認することが重要です。
このセクションでは、タンクだけの交換が可能なケースと、交換が難しいケースについて、それぞれの特徴と注意点を解説します。
タンクだけを交換できるかどうかは、トイレの型番や構造によって変わります。
基本的に、交換できるのは組み合わせタイプのタンクのみです。
組み合わせタイプとは、便器とトイレタンクが別々に取り付けられているトイレのことです。昔から長く使われているトイレには、このタイプが多く見られます。
この場合はタンクだけを取り外せるため、トイレタンクだけの交換ができます。
便器とタンクが別々のパーツとして組み合わさっているタイプのトイレは、タンクのみの交換が可能です。
この構造であれば、便器をそのまま活かして、劣化したタンク部分だけを新しいものに取り替えることができます。
日本国内の主要メーカー製のトイレ(TOTO・LIXIL・INAXなど)は、長年にわたり同じ規格を採用しており、交換部品や互換タンクが流通している場合が多いです。
タンクや便器に記載された「型番」が確認できれば、同じ型番のタンクを探すか、互換性のある後継モデルを見つけることができます。
メーカー公式サイトや部品検索ページで互換性を調べることができるため、DIYで交換を検討するうえで非常に重要なポイントです。
一方で、以下のようなケースでは、タンク単体の交換が現実的ではないか、交換自体が不可能なこともあります。
最近の住宅で多く採用されている「一体型トイレ」は、タンクと便器、さらにはウォシュレット部分までが一体になった構造です。
このタイプは見た目がスタイリッシュで掃除もしやすい一方、タンク部分だけを取り外すことができない設計になっているため、故障した場合は本体全体を交換する必要があります。
製造から20年以上経過している古いトイレの場合、すでにメーカーが部品の生産や供給を終了しているケースが少なくありません。
この場合、タンクを交換しようとしても適合するパーツが市場に流通していないことが多く、無理に取り替えても水漏れや不具合の原因になります。
耐用年数を過ぎている場合は、トイレ全体のリニューアルを検討したほうが安心です。
デザイン性重視で選ばれる海外製トイレ(アメリカ・ヨーロッパ製など)は、日本国内の配管規格や部品サイズと異なることが多く、互換パーツがほぼ手に入りません。
急な出費になるけれど、上記に当てはまるならこれから先長く安心して使用するためにトイレ本体の交換を検討することも大切やで!
トイレの寿命や交換するべきタイミングについては、以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
トイレタンクではなく、トイレ本体を交換したほうがいいのは次のような場合です。
これらの症状ではタンクではなく、タンク内部の部品や便器、給水管に破損やヒビが起きている可能性があります。
そのため、トイレタンクのみの交換では改善できません。
トイレタンクの交換を自分で行うことで、費用を抑えられるというメリットがあります。
しかし、一歩間違えると水漏れや故障などのトラブルにつながる可能性も高いため、いくつかのポイントに注意が必要です。
ここでは、作業をスムーズかつ安全に進めるための基本的な注意点から、メーカーや品番による適合問題、作業中に起こりうるリスクまで詳しく解説します。これらをしっかり理解したうえで作業に取りかかることが、DIY成功の鍵となります。
トイレタンクの交換を自分で行う場合、トイレ本体のメーカーや品番によっては取り付けできない場合があります。
これを防ぐためには、トイレ本体と互換性のあるタンクを選ぶことが重要です。
まずは、トイレ本体のメーカーや品番を確認してみましょう。
便器やタンク本体から探すか、取扱説明書を見ると書いてあります。
探せなかった場合は、メーカーの公式ページで形状や特徴から検索することも可能です。
トイレタンクの交換作業は、専門の技術者であっても慎重な取り扱いが必要な作業です。
素人が行う場合、誤ってトイレ本体を破損するリスクがあるため、慎重かつ正確な作業が求められます。トイレタンクは陶器もしくは樹脂製で重さがあるため、できれば作業は2人以上で行うといいでしょう。
また、トイレに水を流したり、排水パイプを外したりする際に水がこぼれ、周囲の床や壁に被害が及ぶリスクもあります。
十分な準備をした上で、細心の注意を払いながら作業を進めてください。
トイレタンクを固定しているボルトを外し、タンクを持ち上げて取り外す作業のときは、2人以上で行うのがおすすめです。
トイレタンクは主に陶器製で重量がある上、上下に移動するためかなりの負担になります。
また、陶器であるタンクを万が一ぶつけてしまうと、ヒビが入って破損するリスクもあるためです。
ここでは、トイレタンクを自分で交換する際に必要なものや、手順について解説します。
準備するべきものは次のとおりです。
新しいトイレタンクは、次の場所で購入できます。
新しいトイレタンクを選ぶ際には、トイレ本体のメーカーや品番との互換性を確認し、必要なサイズや機能を選択しましょう。
基本的に、トイレタンクと便器はセットで売られています。たとえメーカーが同じでも、便器と型番の違うトイレタンクは取り付けできません。
後からレバーのみ交換した場合など、レバーとタンクに別々のメーカー名が書かれていることもありますが、あくまでタンクのメーカーと品番を参考にしてください。
また、交換に必要な部品も忘れずに購入しましょう。
トイレタンク本体同様、部品も年数とともに劣化するため、パッキンやボルト、給水管も同時に交換するのがおすすめです。
トイレタンクのみの場合、およそ30,000円〜50,000円ほどの予算を見ておきましょう。
トイレタンクには、主に次の3つの種類があります。
密結タイプとは、便器とタンクが別々になった、いわゆる組み合わせタイプのトイレのことです。
便器とタンクはボルトで固定され、便器の上にタンクが取り付けられています。
平付きタイプとは、トイレ正面の壁にタンクが取り付けられているトイレのことです。
便器の背面にタンクがあり、取り外しや取り付けが比較的容易で、便器の後ろ側にある程度のスペースがあるトイレによくみられます。
ユニットバスに多いタイプです。
隅付タイプのトイレタンクは、トイレの角に設置されています。
スペースの制約がある場合に適しており、取り外しや取り付けがやや複雑なタイプです。
築年数の古い家やマンションでよく見られます。
一般的な密結タイプのタンク交換の手順は次のとおりです。
水道業者にタンク交換を依頼した場合の費用相場を、以下の表にまとめました。
作業内容 | 費用の相場 |
---|---|
密結タイプのタンク交換 | 15,000円〜30,000円 |
平付タイプのタンク交換 | 20,000円〜40,000円 |
隅付タイプのタンク交換 | 25,000円〜50,000円 |
既存設備の撤去・廃棄 | 5,000円〜10,000円 |
作業費用 | 10,000円〜20,000円 |
部品の材料費 | 3,000円〜10,000円 |
合計 | 40,000円〜100,000円 |
一般的な相場としては、トイレタンクの交換作業にかかるのは40,000円〜100,000円程度です。
内訳は主に次のとおりです。
トイレタンクにも簡易的なものから多機能なものまでさまざまなタイプがあり、作業が複雑になるほど高額になる可能性があります。
例えば、次のようなケースでは費用が高くなることがあるため、覚えておいてください。
参考までに、トイレ一式を交換した場合の費用相場は100,000円〜150,000円ほどを見ておきましょう。
トイレタンクの交換作業は、専門業者に依頼することで確実な作業が期待できます。
しかし、その分費用がかかってしまうことがネックですよね。
交換費用を抑えるための、いくつかのテクニックをご紹介します。
地方自治体や公共機関では、トイレリフォームの際に補助金を交付している場合があります。
補助金を活用できれば、交換費用の一部の補填が可能です。
利用できる条件には、次のものがあります。
とはいえ、補助金の対象条件や金額は地域や年度によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
トイレタンクの交換時には、便器や配管など他の部分も交換したくなるかもしれません。
また、依頼した業者のほうから思いもよらない部分の破損を指摘されたり、壁紙や手洗い場のリフォームを勧められたりすることもあります。
しかし、無駄な出費を抑えるためには、必要な工事だけを依頼することが重要です。
トイレタンクのみの交換を希望する場合は、事前に業者にはっきり伝えておき、不要な追加費用を回避するようにしましょう。
一部の業者では、トイレタンク交換用の商品を自分で購入することを認めている場合があります。
インターネットやホームセンターで購入すれば、業者に依頼するよりも安く済む可能性があります。
ただし、商品の互換性や品質には十分に注意して選びましょう。
業者に依頼する際は、2〜3社に見積もりをとる相見積もりを行うのがおすすめです。
業者によって料金が異なるだけでなく、リフォームの融通がきく、補助金制度に詳しい、工期が短いなどさまざまな特徴があるため、比較検討の大きな材料になります。
費用節約のためにも、不要な工事や部品の購入を押し付けてくるような業者は選ばないよう注意してください。
相見積もりを取ることで大体の費用相場を把握できるのもメリットやで!
失敗しない優良な水道業者の選び方については、以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
トイレタンクの交換を検討する際には、トイレ本体の年数や状態も考慮しましょう。
古いトイレの場合、タンクの交換だけでなく一式交換を検討することで、より快適で節水効果の高いトイレにリフォームが可能です。
既存のトイレが古ければ、タンクのみを交換するよりかえって一式交換のほうが安上がりになることもあります。
また、トイレ本体のリフォームには初期費用がかかりますが、節水機能によって年間の水道代が抑えられ、長期的に見てお得になる可能性もあります。
節水機能以外にも、最新のトイレは自動洗浄や手入れのしやすさなど、驚くほど機能が向上しているため、これを機会に新しいトイレを検討してみてもいいかもしれません。
トイレを一式交換する際、まずはそのメリットとデメリットをしっかり理解することが大切です。
新しいトイレへの交換には、快適さや省エネ効果など多くのメリットがありますが、初期費用や工事の手間がかかるといったデメリットも考慮しなければなりません。
どちらも検討した上で、交換するべきかどうかを判断することがポイントです。
トイレ一式を交換する最大のメリットは、最新の技術を取り入れた製品にアップグレードできることです。
たとえば、省エネ機能や静音設計、自動洗浄機能など、現代のトイレは快適で効率的な機能を備えています。
古いトイレでは得られない快適さを手に入れることができます。
新しいトイレは、節水性能が高いモデルが多く、1回の使用で流す水の量が大幅に減ります。これにより、年間の水道代を節約できるだけでなく、環境にも優しい選択となります。
長年使い続けたトイレでは、汚れや黄ばみ、ひび割れなどが目立ってしまいます。
一式交換をすることで、トイレ全体が新しく美しくなり、家全体の印象が良くなります。特にリフォームを考えている場合、トイレのデザインが統一感を持つことも魅力的です。
古いトイレは、パーツの劣化や故障が頻繁に発生する可能性があります。新しいトイレに交換することで、今後数年間は大きなメンテナンスの必要がなくなり、修理費用の削減が期待できます。
一式交換には、タンクと便器だけでなく、配管や接続部分も含めて工事を行う必要があります。そのため、交換費用が高くなる傾向があります。特に高機能モデルやデザイン性の高いトイレを選ぶ場合、初期投資が大きくなることが考えられます。
一式交換には配管工事や取り付け作業が必要であり、工事に時間がかかる場合があります。特に古いトイレの場合、配管が経年劣化していることもあり、追加の修理が必要になる場合もあります。そのため、工事完了まで数時間から数日を要することがあります。
既存のトイレを取り外す作業や廃棄に伴う費用もかかります。これらの費用が予想以上に高くなることがあるため、事前に見積もりを確認することが重要です。
新しいトイレが設置されることで、使用感が以前とは異なる場合があります。例えば、便座の高さや形状が変わることにより、慣れるまで少し時間がかかることもあります。家族全員の使用感に適したモデルを選ぶことが大切です。
トイレタンクの交換についてよくあるQ&Aをまとめました!
時間に余裕がある人はぜひチェックしてみてや!
トイレタンクの寿命は何年ですか?
トイレタンクの寿命は15年程度とされています。
トイレタンク内部の部品やパッキンの寿命は使用頻度にもよりますが約10年程度です。
そのためトイレの寿命は約10年程度とされており、長く使用し続けているトイレであれば経年劣化によって水漏れや詰まりといったトラブルが起きやすい傾向があります。
トイレタンクだけを交換することで、トイレ本体の交換より費用はどのくらい抑えられますか?
トイレの本体の交換はグレードやタイプによっても費用が異なりますが、おおよそ15万~30万円かかります。
業者にタンクのみの交換を依頼した場合は10万円前後の費用、自分で交換ができれば5万円前後に費用を抑えることが可能です。
ただし10年以上経過しているトイレの場合はタンクのみ交換するよりも、トイレ本体を交換した方がトータルで見るとお得に安心して長く使用することができます。
そのためトイレタンクのみの交換をおすすめできるのは、購入してからそんなに年数が経っておらず、トイレタンクのみの交換で問題なく使用できる場合です。
この記事では、トイレタンクのみの交換が必要なケースや注意点、自分で交換する手順、業者に依頼したときの費用相場についてまとめました。
トイレタンクのみの交換を考えたとき、既存のトイレのタイプや製造年度によってできるか、できないかが変わってきます。まずは既存のトイレのメーカーや品番をチェックし、新しいトイレタンクに交換できるかを調べてみましょう。
トイレタンクの交換は専門的な技術が必要な作業ですが、補助金の活用や必要な工事のみの依頼、自分で商品を購入するなどのテクニックを使うことで交換費用を抑えられます。それが難しい場合には、専門業者へ依頼するのがおすすめです。
また、年数が経ったトイレは一式交換を検討することで、快適で節水効果の高いトイレにリフォームできます。
トイレタンクのみか、それとも一式交換するかは家族と相談の上、予算や状況に応じて検討してみてくださいね。
ここまで読んでくれてありがとうな!自分でトイレタンクの交換作業をするのが不安な人は、僕ら水道修理業者に相談してや!