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トイレのレバーを回した瞬間、なぜかお風呂の排水口から「ゴボゴボ…」という音が聞こえてきた。
そんな経験はありませんか。
トイレとお風呂は別の場所にあるのに、なぜ関係のないはずのお風呂が反応するのか――
「どこか壊れているのでは?」「このまま使って大丈夫?」と、不安になる方も多いはずです。
実はこのゴボゴボ音、排水管のどこかで流れがうまくいっていないときに出る“トラブルのサイン”であることがあります。
音だけで水があふれていなくても、放置すると詰まりや逆流につながるケースもあるため、早めに原因を知っておくことが安心につながります。
ビアスそこでこの記事では、トイレを流すとお風呂がゴボゴボなる原因・考えられるリスクについて解説していきます。



自分で確認できるポイント・対処方法&水道修理業者に相談すべきタイミングまでわかりやすく説明していくで!
なぜトイレを流すとお風呂の排水口から音が聞こえるの?と気になる人はぜひ最後まで読んでみてな。


一見すると無関係に思えるトイレとお風呂ですが、実は排水の仕組み上、どちらも同じ排水管につながっていることがほとんどです。
そのため、トイレの水を一気に流したとき、排水管の中で何らかの異変が起きていると、お風呂の排水口から音として現れることがあります。
ここでは、ゴボゴボ音が起こる仕組みを順番に説明します。


住宅の排水管は、トイレ・お風呂・洗面所・キッチンといった排水が一本の配管に合流する構造になっています。
トイレの水は一度に大量に流れるため、排水管内に余裕があれば問題なく流れますが、
途中で流れが悪くなっていると、行き場を失った空気や水が別の排水口へ影響を及ぼします。
その結果、お風呂の排水口から「ゴボゴボ」という音が出るのです。
排水は本来、水と一緒に空気もスムーズに流れることで成り立っています。
しかし、排水管の途中が狭くなっていたり、詰まりかけている状態だと、空気の通り道がふさがれてしまいます。
すると、
といった現象が起こります。



この音は、「まだ完全には詰まっていないが、流れが悪くなり始めている」初期段階のサインであることも少なくありません
たまに一度だけ音がする程度で、その後すぐに収まる場合は、水量が一時的に集中しただけということもあります。
しかし、
といった変化がある場合は、排水管内の汚れや詰まりが進行している可能性があります。
「音だけだから大丈夫」と思わず、次のセクションで紹介する具体的な原因を確認していくことが大切です。


ゴボゴボ音が出る背景には、排水管のどこかで流れや空気の通りが妨げられているケースがほとんどです。
ここでは、実際によく見られる原因を5つ紹介します。
最も多い原因が、排水管の途中に汚れが溜まり、流れが悪くなっている状態です。
| トイレ|詰まりの原因 | お風呂|詰まりの原因 |
|---|---|
| トイレットペーパーの使い過ぎ | 髪の毛 |
| 目に見えない汚れの蓄積 | 皮脂汚れ |
| 石鹸かす |
などが少しずつ排水管に残り、管の内側を狭くしていきます。
完全に詰まる前段階でも、空気の逃げ場がなくなることでゴボゴボ音が出ることがあります。
排水管全体ではなく、お風呂の排水口や排水トラップ部分だけが汚れている場合でも、ゴボゴボ音が発生することがあります。
排水トラップには水が溜まっており、そこに汚れが溜まると、空気の通りが悪くなってしまいます。
「お風呂の排水が少し遅い」と感じている場合は、このケースの可能性も高いです。
戸建て住宅の場合、屋外に設置されている排水桝(はいすいます)が原因になることもあります。
排水桝は、家の中の排水が最終的に集まる場所のため、
などによって流れが悪くなると、家の中の排水すべてに影響が出ます。
トイレを流したときにお風呂が反応するのは、そのサインのひとつです。
マンションや集合住宅では、建物全体で排水管を共有しているため、通気のバランスが崩れると音が出やすいことがあります。
などが重なると、自分の部屋のお風呂でゴボゴボ音がするケースもあります。



この場合、個人での対処が難しいことが多いため、管理会社や専門業者への相談が必要になります。
大雨や集中豪雨、台風などの影響で下水や排水管に一時的に大量の水が流れ込むと、排水の処理が追いつかず、お風呂の排水口からゴボゴボと音が出ることがあります。
特に、
といった場合は、天候による一時的な逆流現象が起きている可能性があります。
このケースでは、時間の経過とともに自然に音が治まることもありますが、排水管の中に汚れが溜まっていると、大雨をきっかけに症状が表面化しやすくなります。
「雨の日だけだから大丈夫」と思わず、同じ症状が繰り返されるようであれば、排水管や排水桝の点検を検討しておくと安心です。


「音がするだけで、水はちゃんと流れている」そう感じると、つい様子を見てしまいがちですよね。
しかし、トイレを流したときにお風呂がゴボゴボ鳴る状態は、排水トラブルの“初期サイン”であることが多いため、放置には注意が必要です。
ここでは、放っておいた場合に起こり得る変化を説明します。
排水管内の汚れや詰まりは、ある日突然起こるのではなく、少しずつ進行していきます。
最初は、ゴボゴボと音がするだけ・たまに排水が遅く感じる程度といった軽い症状であっても、汚れが蓄積するにつれて水の流れ自体が目に見えて悪くなっていきます。
排水管の流れが悪い状態が続くと、汚れや汚水が管の中に溜まりやすくなり、ニオイが逆流してくることがあります。
さらに進行すると、
といったトラブルにつながることもあります。


基本的には「便そのもの」ではありません。
トイレを流したあとにお風呂の排水口から出てくる茶色い水や濁った液体は、
であることがほとんどです。
便は固形物なので、そのまま浴室側に出てくることは構造上ほぼありません。
次のような状態では、トイレ排水に含まれる汚れ成分が逆流し、茶色く濁って見えることがあります。
こうした症状が重なっている場合は、排水管や排水桝でトイレ排水が正常に流れていないサインです。
この段階では自分での対処は難しいため、早めに水道修理業者へ相談した方が安全です。
ゴボゴボ音が出ている状態を放置すると、最終的には完全に水が流れなくなるケースもあります。
特にマンションでは、水があふれて階下に漏れる・共用部分の配管トラブルに発展するといった深刻な事態になることもあり、修理費用や対応の負担が大きくなりがちです。



ゴボゴボ音は、「まだ使える状態」と「トラブル直前」のちょうど中間にあることが多い症状です。
この段階で原因を把握し、適切な対処をしておくことで、大きな詰まりや高額な修理を避けられる可能性があります。


ゴボゴボ音が気になると、「今すぐ何かしなきゃ」と焦ってしまいがちですが、やり方を間違えると、かえって症状を悪化させることもあります。
ここでは、自分でできる範囲の確認・対処と、やってはいけないことを分けて説明します。
最初に行うのは、特別な道具を使わない「目視での確認」です。
これらは、ゴボゴボ音の原因として非常に多いポイントです。
汚れが見える範囲にある場合は、手袋をして取り除くだけでも、音が改善することがあります。
浴室の排水口には、ニオイや害虫を防ぐための排水トラップが設けられています。
このトラップ部分は、
であることが多く、外せる範囲だけであれば清掃しても問題ありません。



ただし、
・無理に奥まで分解する
・固くて外れない部品を力づくで外す
といった行為は避けましょう。元に戻せなくなると別のトラブルにつながる恐れがあります。
一度こうした状態になると、軽い詰まりだったはずのトラブルが、部品交換や修理が必要な状態に発展してしまうこともあります。
「簡単に外せる部分だけ」「無理なく戻せる範囲まで」を目安にし、少しでも不安を感じた場合は、無理に作業を続けず専門業者に相談する方が安心です。
トイレを流したときにお風呂がゴボゴボ鳴る原因が、排水管内の軽度な詰まりや空気の流れの乱れであれば、ラバーカップ(スッポン)で改善することがあります。
この動作を数回繰り返し、流れや音に変化があるかを確認します。



ただし排水桝や屋外配管が原因の場合ラバーカップでは改善しないことも多いため、反応がなければ深追いしないことが大切です。


掃除が終わったら、トイレを一度流し、お風呂の排水口の様子を確認してください。
といった変化があれば、軽度な汚れが原因だった可能性が高いと考えられます。
一方で掃除をしても音がまったく変わらない場合は、排水管の奥や屋外の排水桝に原因があるかもしれません。


トイレを流すたびにお風呂からゴボゴボ音が続く場合、表面的な掃除だけでは解決しないケースも少なくありません。
ここでは、「この状態なら業者に相談した方がいい」という目安と、あわせて費用感についてもわかりやすく解説します。
次のような症状が当てはまる場合は、排水管の奥や屋外の排水設備に原因がある可能性が高くなります。
これらは、個人での対処が難しい領域に入っているサインです。
水道修理業者に依頼した場合、原因を確認したうえで、次のような作業が行われます。
原因を見極めたうえで適切な作業を行うため、自己判断で対処を続けるよりも安全かつ確実に改善できる点が大きなメリットです。
費用は作業内容や住宅環境によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。
| 簡易的な詰まり除去 | 数千円〜1万円前後 |
|---|---|
| 排水桝の清掃や軽度の高圧洗浄 | 1万円台〜 |
| 広範囲の高圧洗浄作業 | 2万円以上になることも |
正確な金額は現地確認後に決まるため、事前に見積もりを出してもらえる業者を選ぶことが大切です。



本サイトでは、日本各地の水道局指定業者を掲載しています。
業者選びに迷ったときはぜひ参考に選んでみてくださいね。





トイレを流すとお風呂の排水口からゴボゴボ音がする場合についてよくあるQ&Aをまとめました!



気になる項目があったらぜひチェックしてみてな!
お風呂側に問題があるように感じますが、原因はトイレなのですか?
原因は必ずしもトイレ単体とは限りません。
トイレとお風呂は、途中まで同じ排水管を共有していることが多いため、管の途中で流れが悪くなると、弱い方(お風呂側)に音として現れることがあります。
ゴボゴボ音がしても、水はちゃんと流れています。それでも問題ありますか?
はい、あります。
水が流れている状態でも、排水管の内側で汚れが溜まり始めていると、音だけが先に出るケースが多いです。
「流れるから大丈夫」と放置すると、ある日突然、逆流や完全な詰まりに発展することがあります。
マンションでも排水桝が原因になることはありますか?
あります。
マンションでも、共用部や建物外に排水設備が設けられており、そこに汚れが溜まることで影響が出ることがあります。
この場合、管理会社や専門業者への相談が必要になるケースが多いです。


トイレを流したときに、お風呂からゴボゴボと音がする場合、排水管のどこかで流れが悪くなっているサインであることが多いです。
軽い汚れであれば、お風呂の排水口まわりを掃除することで改善するケースもありますが、¥音が続く場合や複数箇所で流れに違和感がある場合は、排水管の奥や屋外設備に原因がある可能性も考えられます。
無理に自分で対処を続けるよりも、状況に応じて水道修理業者に相談することで、安全かつ確実に原因を特定できる点も安心材料です。
この記事で紹介した内容を参考に、「いつもと違う」と感じた段階で早めに対応し、大きなトラブルに発展する前に対処していきましょう。