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その「ポタポタ音」、気づかぬうちにお金を流しているかも…
キッチンや洗面所で聞こえる「ポタッ、ポタッ」という音。
一見、たいしたことのない水漏れのように見えますが、実は年間で数千円から1万円以上の水道代を無駄にしている可能性があります。さらに、床下や壁内で漏れが続けば、カビや腐食、家の損傷につながることも。
とはいえ、「修理って難しそう」「業者を呼ぶと高そう」と感じる方も多いでしょう。
でも安心してください。蛇口の水漏れは、原因がわかれば自分で直せるケースも多いんです。
ビアスそこでこの記事では、蛇口の部品交換をする手順、部品交換を行う際に用意しておく道具について紹介します。



「業者に頼む前に、まずは自分でやってみたい」という方に、ぴったりの内容やで!蛇口の水漏れ修理に必要な道具・手順について知りたい人はぜひ最後まで見たってや!


蛇口からの「ポタポタ音」は、最初は気になるだけで済むかもしれません。
しかし、水漏れは自然に直ることは絶対にありません。
少しの放置が、やがて家計や住まいに大きなダメージを与える原因になります。ここでは、水漏れを放置することで起こる主な3つのリスクを詳しく見ていきましょう。
1秒に1滴の水漏れでも、24時間続けば1日で約8~10リットルもの水が流れ出ます。
1か月では約300リットル、1年ではなんと約3,600リットル(約お風呂18杯分)に相当します。
もしお湯側の蛇口から漏れていれば、ガス代や電気代まで無駄になることに。
水道料金の上昇は少しずつのため、すぐには気づきにくいもの。
「最近、請求額が増えた気がする」「誰も使っていないのにメーターが回っている」などの症状があれば、目に見えない水漏れが進行しているサインかもしれません。



100円のパッキン交換を怠ったせいで、1年後には数千円以上の損失になるケースもあります。
蛇口の根元や配管の接続部からの水漏れは、床下や壁の内部で静かに進行することがあります。
表面上は乾いて見えても、内部では木材や壁材が湿気を含み、次のような被害が発生します。
特にキッチンや洗面台の下など、見えにくい場所での水漏れは発見が遅れがち。
気づいた時には、床材や下地の張り替え、壁の修繕が必要になるケースもあります。
修繕費用が数万円~十数万円に膨らむことも珍しくありません。



水漏れが「壁の中」「床の下」といった見えない場所で起きると、
自分では原因を特定できず、構造部分の腐食が進んでしまうおそれがあるねん。
少しでも湿気・カビ・臭いを感じたら、早めに業者に点検を依頼してや。


水漏れの原因の多くは、ゴムパッキンやカートリッジの劣化によるものです。
これらの部品は長年の使用で徐々にすり減り、やがて「ひび割れ」や「破損」を起こします。
最初は1秒に1滴の漏れでも、ある日突然、蛇口を閉めても水が止まらなくなることがあります。
特に怖いのが、夜間や休日に発生するケース。
「応急処置ができない」「元栓の場所がわからない」「業者がつかまらない」といった状況に陥り、
最悪の場合はキッチンや洗面台が水浸しになることも。
→ これらは「内部部品の寿命が近い」サインです。


水漏れを直すために、最初にやるべきことは「漏れている箇所の特定」です。
蛇口と一口にいっても、構造や漏れの場所によって原因がまったく異なります。
やみくもに部品を交換しても、根本的な原因を見つけなければ再発することも少なくありません。
ここでは、よくある水漏れ箇所を4パターンに分けて、それぞれの原因と修理の方向性を紹介します。
蛇口の先から水が「ポタッ、ポタッ」と落ち続けている場合、最も多い原因は内部のパッキンやカートリッジの摩耗です。
水とお湯をそれぞれハンドルで開閉するタイプでは、「ケレップ」と呼ばれるゴム製の弁が内部に入っています。
長年使ううちに、このゴムが硬化・劣化して隙間ができると、水を完全に止められなくなります。
→ 対応策:ケレップ(コマパッキン)を新しいものに交換。工具はモンキーレンチ1本でOK。
レバーで温度と水量を調整するタイプでは、内部の「カートリッジ(混合部品)」の摩耗が主な原因です。
この部品がすり減ると、レバーを閉めても内部で水が少しずつ漏れ続けてしまいます。
→ 対応策:メーカー・型番を確認し、対応するカートリッジを交換。
ハンドルやレバーの付け根部分に水滴がたまる場合は、三角パッキン(またはOリング)の劣化が原因であることがほとんどです。
これらのパッキンは、ハンドル操作部分のすき間から水が漏れないようにするためのゴム部品です。
長年使うと、ゴムが乾燥してひび割れ、わずかな隙間から水がにじみ出てきます。
→ 対応策:ハンドル(またはレバー)を外して、三角パッキンまたはOリングを交換。
部品はホームセンターやネットショップで数百円ほどで購入できます。



シングルレバー混合栓の場合、レバー部分にカートリッジが一体化している場合もあります。
型番を確認せずに分解すると破損する恐れがあるため、メーカー品番を先にチェックしておきましょう。
蛇口の台座付近や、壁に接続されている金具のあたりが常に濡れているときは、ナットのゆるみやシールテープの劣化が疑われます。
配管と蛇口本体をつなぐ部分は、ネジ式で固定されています。
その間に巻かれているシールテープ(白い樹脂テープ)が劣化すると、わずかなすき間から水がじわじわと漏れ出すようになります。



壁の中や床下から水が漏れているような場合、DIYで対応すると逆に悪化することがあるで!
濡れた範囲が広い・音がする・床が湿っている場合は、すぐに専門業者に点検を依頼するようにしてな。
同じ「蛇口の水漏れ」でも、タイプによって構造や作業の難易度が異なります。
下の表を参考に、自分の蛇口の種類を把握しておきましょう。
| 蛇口のタイプ | 特徴 | 主な原因 | 修理の難易度 |
|---|---|---|---|
| 単水栓(ハンドル1つ) | 水のみ or お湯のみを出すタイプ | ケレップ(コマパッキン)の劣化 | ★☆☆(簡単) |
| ツーハンドル混合栓 | 水とお湯を2つのハンドルで調整 | ケレップ or 三角パッキンの劣化 | ★★☆(中級) |
| シングルレバー混合栓 | レバー1本で温度・水量を調整 | カートリッジ or Oリングの劣化 | ★★★(やや難) |
蛇口の型番は、本体の根元・レバーの裏・スパウト部分に刻印されていることが多いです。
部品を購入する際は、メーカー(例:TOTO、LIXIL、KVKなど)と型番をメモしておくと間違いがありません。




蛇口の水漏れは、正しい手順さえ守れば初心者でも十分に修理可能です。
この章では、「安全に作業を進めるための準備」から「実際の修理手順」「修理後の確認」までをわかりやすく解説します。
作業にかかる時間は、おおよそ30分~1時間程度。焦らず、手順をひとつずつ進めていきましょう。
修理を始める前に必ずやるべきことは、水を止めること(止水)です。
これを忘れると、作業中に水が噴き出したり、周囲がびしょ濡れになる危険があります。
多くの家庭では、以下のどちらかで止水できます。



止水栓の場所が分からない、固くて回らない場合は元栓を閉めて対処するで!ただし元栓を閉めると家全体の水道が一時的に使えなくなる点に注意してや。



止水栓の場所や探し方については、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね!


| 必要な工具・部品 | 用途 |
|---|---|
| モンキーレンチ | ナットを外す・締める |
| プラスドライバー | ハンドルやレバーの取り外し |
| ピンセット・ラジオペンチ | 小さなパッキンを取り出す |
| 新しいパッキン or カートリッジ | 劣化部品の交換用 |
| シールテープ(必要に応じて) | 接続部の防水用 |
| タオル・雑巾 | 濡れ防止・作業後の拭き取り |
| 小さな容器 | 外した部品の保管用 |



外した部品は、あとで組み立てる際に「どの向きでついていたか」が分からなくなることがあります。
途中でスマホで写真を撮っておくと、復元がスムーズです。
まず最初にやるべきことは、蛇口のメーカーと型番を確認することです。
▼型番の確認ポイント
蛇口の本体や根元、レバーの裏側などにメーカーのロゴや型番プレートが付いていることが多いです。
見つからない場合の対処法としては、正面・横・下からの角度で蛇口全体の写真を撮ることをお勧めいたします。
また、蛇口の種類についても確認しておきましょう。例えば単水栓・混合水栓か?ワンホール・ツーホールか?などです。
メーカーのサポートサイトやホームセンターで相談する際に役立ちます。
ここでは、漏れの場所ごとに具体的な修理手順を紹介します。
部位によって少しずつ作業内容が異なるので、自分の蛇口のタイプに合わせて確認してください。
最も簡単にできる修理が、この「先端からのポタポタ」を止める方法です。



古いパッキンは硬くなっている場合が多く、力を入れすぎると金属部分を傷つけるので注意。ケレップの種類はメーカーによって微妙にサイズが違うため、外した部品を持ってホームセンターに行くと確実です。
ハンドルやレバーの根元が濡れている場合は、操作部分のゴム部品が劣化しています。



Oリングは少量の「シリコングリス(潤滑剤)」を塗ってから取り付けると、ハンドル操作がスムーズになり、ゴムの寿命も延びるで!
蛇口の付け根や、壁との接続部からじわじわ漏れている場合は、ナットの緩みやシールテープの劣化が原因です。



強く締めすぎると金属部分が変形して逆に漏れやすくなるため、「少し固く締まったかな」程度でOKですよ。
修理が終わったら、次のポイントを確認しましょう。
タオルで軽く拭き取り、しばらく経っても濡れないことを確認できれば成功です。
パッキンのサイズ違い・取り付け向きミス・ナットの緩みが原因のことが多いです。
それでも止まらない場合は、内部金属の摩耗や配管側の問題の可能性があるため、早めに業者点検を。



ただし、部品を交換しても水が止まらない・壁の中から水音がする・水圧が極端に低いなどの場合は、内部配管のトラブルの可能性があります。



次の章では、そうした「DIYでは直せないケースと、業者に頼むべき判断基準・費用相場」について解説していくで!


ここまで蛇口の部品交換について紹介しましたが、自分で作業を行うのは不安と感じられた際は水道修理業者に相談することをおすすめいたします。
部品交換中に誤って水栓を破損させてしまった場合は、部品交換の依頼だけで済んだはずの修理が水栓本体の交換が必要になってしまうことも。
また、蛇口の部品交換を行った後に水漏れするリスクも0ではないので、安全に蛇口の修理を済ませたいのであれば水道修理業者に最初から依頼した方が賢明です。
ハンドルを完全に閉めてもポタポタどころか水が止まらない、または蛇口から常に大量の水が出ている場合は、部品単体の交換だけでは対応できないことがあります。内部構造の劣化や配管の破損が進んでいる可能性があります。
蛇口の付け根やシンク下・壁の裏など、どこから漏れているかわからない場合、配管の隠蔽部(壁内・床下)で漏れていることがあります。調査・解体・再施工が必要となるため、DIYより業者依頼が適切です。
型番が古く、交換部品が流通していない蛇口の場合、本体ごと交換になる可能性があります。取り付けが複雑・壁付け・混合栓・タッチレスなど特殊構造の場合も業者が安心です。
工具が揃っていない、作業に自信がない、早く確実に直したいという場合も、業者依頼がおすすめです。多くの業者では作業後の点検や保証があるため安心です。
以下は国内での「蛇口・水栓まわりの水漏れ修理」に関する一般的な費用の目安です。
※地域・業者・作業内容・部品によって大きく異なりますので、あくまで参考としてご覧ください。



以上が「業者に頼むべきケース」と「費用目安」の解説です。
この内容を読んで、「自分で直せるか/業者に頼むべきか」の判断材料としてください。



まずは見積もり無料の業者に相談するのがおすすめやで!
出張費や休日対応による割増料金の有無も問い合わせでしっかり確認しておいてや。


蛇口から水漏れが起きたときは修理や部品交換について考えますが、水漏れが起きた蛇口が10年以上使用している古いものなら新しく交換を検討しましょう。
各メーカーの部品保有期間は10年前後とされており、古い蛇口は仮に修理できたとしても再度トラブルが再発する可能性があるためです。
1つの部品を交換したとしても水栓本体が古い場合は、水漏れ等のトラブルが起きやすい傾向にあります。


マンションやアパート等の賃貸物件に取り付けられている蛇口から水漏れが起きた時は、管理者である大家さん・管理会社へ相談しましょう。
基本的に設備の不具合や老朽化は、持ち主である大家さん・管理会社が対応する義務があります。
故意的なトラブルではなく、経年劣化によって起きた症状であれば費用をかけずに業者を呼んで対応してもらえることが多いです。



ただしパッキンなどは消耗品の1部と見なされて対応してもらえない可能性もあるで!



契約内容や大家さん・管理会社によっても対応が異なるので、いずれにしても自己判断で処理せず一度相談しておくことが大切です。




蛇口の水漏れは、一度直しても「数ヶ月後にまたポタポタ…」という再発が多いトラブルの一つです。
原因の多くは日常の使い方やメンテナンス不足にあります。
ここでは、修理後に長く安心して使うための具体的なポイントを紹介します。
日々の小さなクセが、蛇口の寿命を大きく左右します。
特にパッキンやカートリッジなどのゴム・樹脂部品は、使い方次第で劣化スピードが変わります。
ハンドルやレバーを「ギュッ!」と力いっぱい閉めると、内部のパッキンが押し潰されて変形し、逆に水が止まりにくくなります。
「水が止まった」と感じたら、そこで止める。力を入れて締めるより、“優しく止める”方が長持ちします。



特に握力が強い方や、節水意識が高い人ほどやってしまいがちな使い方です。もし強く締めないと水がポタポタ垂れてくるのであれば、部品交換が必要なサインでもあります。
シングルレバータイプでは、勢いよく開閉すると内部のカートリッジに負担がかかります。
「開ける・閉める・温度調整」をゆっくり行うだけで、摩耗を大幅に抑えられます。
混合栓タイプでは、熱いお湯を長時間出し続けることで内部のゴムが熱劣化します。
使い終わったら「水側」にレバーを戻す習慣をつけましょう。
蛇口の水漏れは、いきなりポタポタし始めるのではなく、小さなにじみや結露のような症状から始まります。
月に1回のチェックで、再発リスクを大きく減らせます。
| チェック項目 | 見るポイント |
|---|---|
| ハンドル・レバーの根元 | 水滴がついていないか?パッキンの劣化サイン |
| 蛇口の先端 | 水を止めたあと、1〜2分後にポタポタ落ちていないか |
| 蛇口の根元・台座まわり | 水が染みていないか、カビやぬめりがないか |
| 配管接続部 | 壁やシンク下が湿っていないか |
| 水圧・温度調整 | レバー操作が重くなっていないか、異音がしないか |



点検時に柔らかい布で全体を軽く拭くだけでも、細かな漏れや変色に気づきやすくなります。
蛇口の内部には、定期交換が推奨される「消耗部品」がいくつかあります。
それぞれの寿命を知っておくことで、トラブルを未然に防げます。
| 部品名 | 交換目安 | 主な症状 |
|---|---|---|
| パッキン(ケレップ・Oリングなど) | 3〜5年 | 水の止まりが悪い、根元がにじむ |
| カートリッジ(混合栓) | 5〜10年 | レバー操作が重い、水温が安定しない |
| シールテープ | 再施工時に交換 | 接続部からのにじみ |
| 蛇口本体 | 10〜15年 | 変色、動きが固い、繰り返す漏れ |



メーカーによって部品の寿命や品番が異なるため、型番(本体刻印)を控えておくと交換時に迷わずに済むで。
蛇口の水漏れは、部品劣化だけでなく水垢やサビの蓄積が原因になることもあります。
特に、蛇口の根元・スパウト部分に白く固まったカルキ汚れがあると、内部のパッキンが密着しにくくなります。



研磨剤入りのクレンザーや金属タワシはNG。
表面のメッキが傷つき、錆やくもりの原因になります。
次のような症状が出てきたら、蛇口自体が寿命に近いサインです。
これらが見られたら、無理に修理を繰り返さず本体交換を検討しましょう。
10年以上使用している場合は、部品供給が終了していることもあるため、メーカー公式サイトや業者に相談するとスムーズです。



蛇口は「毎日触れる住宅設備」だからこそ、丁寧に扱うことでトラブルのない快適な暮らしを守れます。日々のメンテナンスが一番の「防水対策」です。





蛇口の部品交換に関して、Q&Aをまとめました!



時間がある人はチェックしてみてや!
蛇口が折れてしまったときは修理で直すことができますか?
蛇口の種類やどの部分が折れたかにもよりますが、蛇口から伸びているスパウト部分が折れたのであればスパウト部分のみの交換で対処できます。
蛇口のレバー部分が折れてしまった場合は、水栓本体の交換が必要です。
別の章の説明と重複いたしますが、10年以上使用している古い水栓であればスパウト部分のみ交換するよりも水栓本体の交換をおすすめいたします。


シャワーヘッドが付いている蛇口の接続部分から水漏れする原因はなんですか?
主な原因は接続部分の緩みやゴムパッキンの劣化です。
緩みを締め直す、ゴムパッキンの交換等を行うことで対処できます。


蛇口のパッキンはどこで購入できますか?
ホームセンター、100均、ネットショップ等で購入ですることができます。
また、自治体の水道局によってはゴムのパッキンのゴム部分であれば無料配布も行っているようです。
修理後、再発を防ぐにはどうしたらいい?
以下のポイントを意識すると再発を防げます。


蛇口のトラブルは、「正しい知識」と「ちょっとした意識」で確実に防げます。
この3つを意識するだけで、
あなたのご家庭の蛇口は長く・快適に・安心して使えるようになります。
そして必要に応じて専門業者に依頼することが、再発防止のポイントです。
パッキンやカートリッジの定期交換、水垢の掃除など簡単なメンテナンスを習慣化するだけで、蛇口の寿命は大幅に延びます。
今日からできる小さな対策が、安心で快適な暮らしを守る第一歩です。

