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日々の生活の中で、気づきにくい水道トラブルのひとつが「床下の水漏れ」です。
放置すると、床材の腐食やたわみ、カビの発生だけでなく、住宅の基礎部分にまで深刻なダメージを与えることがあります。
「最近、水道代がやけに高い気がする」「床を歩くときしむ音がする」「部屋がどことなくジメジメする」――
こうした小さな異変は、床下の水漏れのサインかもしれません。見えないからこそ、早めの点検と対処が大切です。
そこで本記事では、床下からの水漏れの原因や応急処置から修理費用について詳しく解説していきます。
床下で水漏れが起きているときのサインについても紹介するで!床下からの水漏れに困っている人や、水漏れを疑っている人はぜひ最後まで見たってや!
床下の水漏れは、目に見えない場所で静かに進行するため、発見が遅れがちです。
しかし、いくつかの「異変サイン」に早く気づくことで、被害を最小限に抑えることができます。
以下のような現象に心当たりがある方は、床下で水が漏れている可能性を疑いましょう。
「最近、特定の場所だけ床がやけに冷たい」
「歩くと沈む感じがする」「フローリングが浮いている気がする」
こうした現象は、床下で水が漏れ、木材が湿って変形しているサインかもしれません。特に築10年以上の住宅では、給排水管の劣化によって知らない間に水漏れが起きていることもあります。
室内でカビのようなにおいを感じたり、床下からポタポタという異音がする場合も、漏水の兆候です。
床下に湿気がこもると、カビや腐敗臭が床板を通じて上がってくることがあります。
また、梅雨でもないのに室内の湿度が異常に高いと感じた場合も、要注意です。
床下の空間は普段目にする機会がなく、異常があっても気づきにくい場所です。
特に冬場に配管が凍結→破裂して、気づかないうちに漏れ出しているケースも。
床下にある点検口からのぞいてみて、「水たまり」「湿った土」「腐食した木材」などがあれば、すぐに修理の相談をすべきサインです。
床下で水漏れが起きていることを放置すると大変なことになってしまいます。
ここからは、床下で水漏れが起きるとどうなるのかを解説します。
代表的な床下で水漏れが起きた場合の症状は、この4つです。
どれも住宅にとって大きなダメージであることは間違いないでしょう。
1つずつ詳しく解説します。
床下の水漏れを疑っている方は参考にしてください。
床下で水漏れが起きると湿度が上がり、結露が発生します。結露とは、暖かい空気が冷たい表面に触れて水滴ができる現象です。
少量の結露なら問題ありませんが、放置すると家の構造に悪影響を与える可能性があります。床下で水漏れが原因で湿度が上がると、床や壁にも影響を与え、結露が広がって家全体に問題を引き起こすことがあります。
特に換気が不十分な床下では、結露が発生しやすくなるため、早めの対処が重要です。
床下で水漏れが発生すると、湿度が上昇し、その結果としてカビが繁殖しやすくなります。湿度が高く、ジメジメとした環境はカビの最適な繁殖条件です。
カビは、見た目が悪く、悪臭を放つだけでなく、放置すると人体に深刻な健康リスクをもたらすことがあります。
カビが引き起こす具体的な症状としては、喘息やアレルギー反応などが挙げられます。
これらの症状は特に呼吸器系に悪影響を及ぼします。カビによるアレルギー症状が悪化すると、通院治療を受けなければならない場合もあります。
また、カビは住宅の構造にも深刻な影響を与えます。壁紙の裏側に一面カビが広がっていたり、床下や壁材が腐食することもあります。
床下の水漏れが続くと、基礎や土台の木材が常に湿った状態になり、腐食や腐敗が進行します。
木材が弱ると、建物の耐震性や強度が落ちるため、長期的には建物の安全性に重大な影響を及ぼします。
さらに、湿気の多い環境はシロアリの繁殖にとっても理想的な条件です。シロアリは湿った木材を好むため、水漏れがある床下は格好の住みかとなりやすく、被害が拡大しやすくなります。
床下で水漏れが起きると、木材の腐食による悪臭や耐久性の低下に繋がります。
なかなか気づきにくい、床下の水漏れを放置すると住宅の基礎に大きな被害を及ぼします。
木材は、水に浸かった状態が長く続くと腐食してしまうので注意が必要です。住宅基礎の木材は腐食が進行すると、少しの衝撃で破損してしまいます。
さらに住宅基礎の腐食が進むと悪臭が発生してしまいます。
耐久性も低下してしまうので、最悪の場合は倒壊に繋がり、建てなおしになるかもしれません。
シロアリなどの害虫も好む状態なので、床下の水漏れに気づいたらすぐに対処する必要があります。
悪臭がして気づいたときには、進行した水漏れになっている可能性もあるでしょう。
早急に専門業者へ依頼するなどの対処が必要になります。
なぜ床下で水漏れが起きるのか、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
普段目にすることが少ない床下で水漏れが起きることなど想定していないかもしれません。
しかし、住宅において各トラブルは起きてしまうので仕方のないことです。
事前に原因を把握して、早急に対処できるようにしておきましょう。
ここからは、床下で水漏れが起きる原因を解説します。
床下の水漏れには、主に上記の4つが原因であると考えられます。
1つずつ詳しく解説します。
住宅における、床下の水漏れを考える際の参考にしてください。
床下で水漏れが起きる原因として、まず考えられるのは給水管や給湯管の破損や不具合です。
給水管とは、家中の水回りに水を送っている管のことです。つなぎ目の老朽化により破損して水漏れが起きてしまう可能性があります。
毎日使用されている給水管は、劣化するスピードが早いといえるでしょう。給湯管とは、給水管からの水を給湯器で沸騰させてお湯にして蛇口から出すための管のことです。給水管同様に、毎日お湯が流れていることから劣化してしまうスピードも早いです。
住宅設備の経年劣化はとめることができません。
床下での水漏れが起きる前に、給水管や給湯管のメンテナンスを定期的に行いましょう。
築年数が20〜30年の住宅においては交換を検討してもいいかもしれません。
排水管の破損や不具合が起きることで、床下で水漏れが起きる原因になります。
排水管とは、家中の水回りで使用した水を排出する管のことです。
経年劣化によるつなぎ目からの水漏れや、排水管自体のひび割れによる水漏れが考えられます。
新築住宅であれば経年劣化は考えられないので、施工時の不具合である可能性も高いです。
住宅の水回りの設備において、必要不可欠な排水管です。
毎日使用しているので、経年劣化を防ぐことは難しいでしょう。
排水管の状態を目で見て確認することがないので気づきにくいことが予想されます。
できるだけトラブルが起きないように、排水管の定期的なメンテナンスも必要です。
設備の不具合だけでなく、雨水の侵入も床下で水漏れが起きる原因の1つです。
給水管や排水管に不具合が起きていない場合は、雨水の可能性が高いでしょう。
雨水は、住宅の基礎部分の通気口から入り込みます
また、住宅の基礎部分の施工不良によって雨水が侵入しやすい状態である可能性もあります。
新築物件で経年劣化が考えられない場合は専門の業者に依頼して調査してもらった方が良いかもしれません。
雨が降るたびに床下浸水が悪化すると、住宅の倒壊を招いてしまうでしょう。
床下の水漏れは、地盤不良で地下水が侵入してくることが原因の場合もあります。
なんらかの原因で地盤不良が起きると、地下水が侵入してくるので床下で水漏れが起きます。
例えば、近隣で工事が行われることによって地盤の状況が変化してしまうことなどです。
今まで正常な地盤だったにも関わらず、地下水が表面に出てきてしまいます。
地盤不良は、防ぎようがないので床下の水漏れは起きてしまうでしょう。
元々の地盤も大切になるので、住宅購入の前に確認しておいた方が良いかもしれません。
地盤不良が原因の水漏れは、あまり起こらない稀なケースです。
床下での水漏れが起きないように注意しておいた方が良いでしょう。
自分でできる水道メーターを使った漏水調査の方法があります。
家中の水道を止めて、水道メーターを確認してパイロットが動いていたらどこかで水漏れが起きている可能性が高いです。
場所の特定まではできませんが、水漏れしているかどうかは調べられます。
最も簡単にできる漏水のチェックは、水道メーターを確認する方法です。
手順は以下の通りです。
この方法は、床下に限らず家全体の漏水の有無を確認する際に有効です。漏水の可能性があれば、さらに床下の点検に進みましょう。
水道メーターの設置場所は、戸建てであれば屋外に設置されているボックスの中です。
住宅によって設置場所は異なりますが、比較的すぐに見つけられる場所にあるでしょう。
マンションやアパートなどの集合住宅では玄関近くのボックスの中に設置されています。
築年数が経っている物件は、全室分のメーターボックスが一つの場所に集まって設置されている場合があります。
床下の水漏れが発覚したら、元栓を閉めることで応急処置になります。
元栓とは、家全体の水流を調節している栓のことです。設置場所は、戸建てであれば屋外の地面にあるボックスの中です。
マンションや集合住宅の場合、玄関横のメーターボックスの中に設置されています。
元栓の場所を事前に把握しておくことで、早急に応急処置が行えます。
水漏れの応急処置は、元栓を閉めることを頭に入れておくといいかもしれません。水道修理業者が到着するまでの間は水漏れを止められます。
ただし、元栓を閉めると家中の水回りが使えなくなるので注意が必要です。
元栓を閉める方向は時計回り(右)やで!
以下の記事では、止水栓と元栓の場所について詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
水漏れ箇所が分かる場合は、補修テープを巻きつけることで一時的に水漏れを止めることができます。
給水管や排水管のどこから水漏れしているか確認できたら、補修テープで塞ぐ方法です。
修理完了とはいきませんが、十分な応急処置になります。
補修テープはホームセンターや通販で購入できます。
自己癒着テープや防水補修テープ、水道用ラップテープが補修テープです。
費用は、500〜3,000円程度です。剥がれないように、水気をしっかりふきとって巻きつけることが大切です。
上から保護テープを貼ることで、より水漏れを止めることができます。
水漏れの水圧が強いとテープが剥がれてしまう恐れがあるので注意が必要です。
あくまでも応急処置になるので、水漏れが止まったからと言って放置せずに対処しましょう。
床下から水漏れが起きている状況を、写真や動画に残しておくこともおすすめやで!業者に説明するときや保険の請求を行うときに説明しやすくなるはずや。
床下が既に水浸しになっていると焦ってしまいがちですが、まずは落ち着いて➀現場確認②応急処置③水道業者へ連絡するようにしましょう!
床下の水漏れを修理する際に心配になるのは、費用面ではないでしょうか。
カビやシロアリ、水漏れが起きると様々な悪影響が出てしまいます。
早急に対処するためにも、費用相場を事前に把握しておくことが大切です。
ここからは、床下の水漏れを修理する費用について解説します。
床下の水漏れの修理は、主に上記の3つになります。
どれも専門の業者にしかできない対処法になるので、確実に修理してもらえます。
床下の水漏れの修理について、1つずつ詳しく解説しますので、参考にしてください。
床下の水漏れ修理費用は、原因や範囲、使用する材料によって大きく異なりますが、おおよその相場は以下の通りです。
部分的な補修なら比較的安価ですが、老朽化が進んで全面交換となると高額になることがあります。
配管のつまりを高圧洗浄で解消する場合は安く済みますが、配管の交換が必要な場合は費用が上がります。
水漏れの放置により木材が腐食した場合は、補修範囲が広がり費用も増加します。
漏水箇所の特定に専門の機器を使う場合は別途費用がかかります。
毎日の水回りの使用で、排水管はどんどん劣化してしまいます。
定期的なメンテナンスを行っても、劣化を防ぐことは難しいでしょう。
築20〜30年の住宅で、水漏れが起きた場合は交換を検討してもいいかもしれません。
築年数が経っていない物件で起きている水漏れは、つなぎ目のゆるみなどが原因の可能性もあります。
調節程度で修理が済めば、8,000〜10,000円の費用になるでしょう。
排水管の状態を自分で確認するのは難しいので、早急に業者へ依頼する必要があります。
床下の水漏れを修理した後も、シロアリやカビの発生は油断できへんで!床下清掃業者に依頼して、定期的に点検を行うようにしてや!
床下の水漏れは、すべてが火災保険や住宅保険でカバーされるわけではありません。保険が適用される主なケースは以下の通りです。
給水管や排水管の突然の破損、凍結による破裂など、自然災害や事故が原因の場合は保険の対象になりやすいです。
台風や豪雨などによる浸水や水の侵入も、保険の適用範囲となる場合があります。
ただし、経年劣化や日頃のメンテナンス不足が原因の水漏れは保険適用外が多いので注意が必要です。
保険適用の可否は契約内容や保険会社によって異なるため、事前に契約書を確認し、疑問があれば専門家に相談しましょう。
床下の水漏れ修理は、費用に差が出やすい分野です。
そのため、必ず複数の業者から見積もりを取って比較することをおすすめします。
こうしたポイントも比較材料にして、納得できる業者を選びましょう。悪徳業者や過剰請求を防ぐためにも、慎重な判断が欠かせません。
床下からの水漏れに関して、Q&Aをまとめました!
時間がある人はチェックしてみてや!
床下からの水漏れは保険を適用できますか?
水漏れによって壁や床、家電などの家財に被害が及んだ場合は適用できる可能性があります。
注意しなければならないのが、水漏れ修理等に適用できるわけはないということです。
水漏れによって起きた家財破損等の二次被害に適用できる可能性が高いと覚えておきましょう。
また、保険の契約時に費用カットの為に補償内容から「水漏れ」を外しているなど、契約した保険内容によっては適用できないこともあります。
床下からの水漏れによって高額になった水道料金の免除申請は可能ですか?
「普段の生活の中で気づくことは不可能な漏水である」「充分な対策をしていたにも関わらず事故によって起きた水漏れである」と判断される内容であれば、水道料金の減免申請を適用することができます。
ただし、水道料金の減免申請を行うには水道局指定工事店に依頼することが必須条件です。
その際の修理費用の支払いは実費となる点にも注意しましょう。
この記事では、床下の水漏れについて解説しました。
床下で水漏れが起きると、結露が起きてカビが発生し、住宅の基礎が腐食してしまう可能性もあります。
湿った木材を好むシロアリなどの害虫も発生して、住宅が倒壊してしまう可能性があるので注意が必要です。
床下で起こる水漏れの主な原因は、給排水管や給湯管の破損や不具合などが考えられます。
水漏れの音がする場合や異常なカビの発生の仕方などは、注意するべきサインです。
日常生活の中で気づいた小さな変化をそのまま放置せず、水漏れを発見したら即時に応急処置を取ることが大切です!
応急処置はあくまでその場しのぎの対応に過ぎへんで!
根本的な水漏れ修理や原因箇所の特定は僕ら水道修理業者に相談してな。