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トイレの詰まりで水に溶けないものが詰まってしまった場合は、専門の水道修理業者に依頼する必要があります。
しかし直接便器を取り外して詰まりの原因を取り除く作業は、手間も時間もかかるため費用が高くなることが多いのが特徴です。
はじめてトイレつまりの修理を依頼する人は、「どのような作業が行われるのか」「なぜ費用が高くなるのか」といった不安を感じることが多いでしょう。
そこで本記事では、便器の取り外し作業が必要になる理由や費用の目安についてわかりやすく解説します。
便器の取り外しが必要になるトイレ詰まりの事例についても紹介していくで!トイレ詰まりに困っていて水道業者に依頼しようか迷っている人はぜひ参考にしてみてや。
トイレが詰まったとき、多くの人がまずラバーカップや市販の薬剤での対処を試みます。
それで直れば問題ありませんが、何度やっても改善しない場合、便器のさらに奥につまりの原因がある可能性があります。
その際に行われるのが、便器の取り外し作業です。
以下では、トイレの便器脱着が必要になるトイレつまりについてご紹介していきます。
トイレにトイレットペーパー以外の異物が落ちてしまい、それが便器の奥深くまで入り込んでしまうことがあります。
例えばおもちゃやスマホ、ペット用のトイレシートなど、水に溶けないものは薬剤を使用しても解消されることはありません。
ラバーカップやローポンプを使うと、逆に異物を排水管のさらに奥へ押し込んでしまうこともあるので注意が必要です。
そこで便器の脱着作業を行い、手作業や特殊な工具で異物を取り除く作業が必要となります。
生理用品やおむつ、ペットのトイレシートは「吸水性ポリマー製品」であることから数十倍以上も膨張してしまうで!
過剰な圧力によって排水管に亀裂が入ってしまう危険性も0ではありません!すぐにでも中から取り除く必要があります。
便器の中ではなく、その先にある排水管が詰まっている場合もあります。
排水管の詰まりは、通常のつまりよりも奥深くで起こることが多いため、ラバーカップなどの簡単な対処法では解消しにくいです。
排水管のつまりは、便器を取り外して排水口を確認し、専用のワイヤーブラシや高圧洗浄機などで詰まりを除去する必要があります。
そして詰まりの箇所が便器の奥にある場合、直接アクセスするためには便器を取り外す必要があります。
例えば排水管の老朽化や破損、勾配不良などが原因で排水管の通り道が狭まっている可能性も考えられるで!
長年の汚れで蓄積した尿石が詰まっている可能性も考えられます。こうした排水管つまりを予防するために定期的なメンテナンスが必要です。
トイレの封水部は、S字状の水たまり部分で、悪臭の逆流を防ぐ役割を持っています。
この部分に異物が引っかかると、詰まりの原因となります。
異物がこの封水部にある場合、ラバーカップ(すっぽん)で押し流すことが難しく、便器を取り外して直接異物を取り除く作業が必要です。
封水部の形状や場所の関係上、便器を外さなければ異物の除去や修理ができないケースが多いのです。
便器の取り外しが必要になった場合、気になるのがその費用です。
作業の内容によって料金は異なりますが、便器の取り外し作業は通常のトイレつまり対応よりも高額になる傾向があります。
ここでは、大手水道修理業者を参考にした相場価格をご紹介します。
水道修理業者 | 対応エリア | 基本料金 | 便器取り外しの費用 | 高圧洗浄作業の費用 |
---|---|---|---|---|
![]() ![]() 水の救急隊 | 日本国内全域 ※一部除く | 5,500円 | 個別見積 | 20,000円~ |
![]() ![]() クラシアン | 日本国内全域 ※一部除く | 8,800円 | 29,040円~ | 35,000円~ |
![]() ![]() イースマイル | 日本国内全域 ※一部除く | 8,800円 | 33,000円~ | 30,800円~ |
![]() ![]() 富士水道センター | 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 群馬県 茨城県 栃木県 | 3,300円~ | 個別見積 | 35,000円~ |
![]() ![]() 水道1番館 | 日本国内全域 ※一部除く | 4,400円~ | 51,840円~ | 25,000円~ |
便器の取り外し作業にかかる費用は、おおよそ10,000円~50,000円前後が相場とされています。
ただし、実際の金額は詰まりの状況や作業の難易度、地域、業者の料金体系によって大きく異なることがあります。
そのため、まずは無料見積もりに対応している業者へ相談するのがおすすめです。
見積もり内容を比較することで、相場から大きく外れた高額請求を防ぎやすくなります。
取り外した便器を元に戻す作業が別途請求となる場合もあるで!
業者に依頼する前に、便器取りはずしの料金設定が再設置工賃が含まれているか否かも必ず確認しておいてや!
水道業者に便器の取り外し作業を依頼する際は、作業料金だけでなく、追加で発生する可能性のある費用にも注意が必要です。
実際の請求額は「取り外し作業」以外の内容によって大きく変わることがあります。
項目 | 費用相場 | 内容 |
---|---|---|
出張料金 | 0~3,000円~ | 業者によって変動有 |
薬剤使用 | 5,000円~ | 頑固な詰まりには専用の薬剤を併用することも。 |
ローポンプ使用 | 8,000円~ | 異物詰まりではない場合はまずはローポンプを使用することも多いです。 |
高圧洗浄 | 10,000~30,000円 | 排水管が詰まっている場合、高圧洗浄機での清掃が必要になることがあります。 |
さらに水道業者によっては作業を依頼する時間帯や曜日に応じて、時間外対応や休日対応の割増料金が発生する場合があります。
これは、夜間や休日の出動に伴う人件費や手配の手間などを考えるとやむを得ない面もありますが、料金体系は事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
便器と床の接続部分(フランジ)や排水ソケットが破損・劣化している場合、交換が必要になることがあります。
相場:3,000〜10,000円程度(部品代+工賃)
古い便器を取り外すと、便器の接地面に密着していたクッションフロアやCF(ビニール床材)が剥がれたり、変色していたりするケースが多くあります。
また、便器の設置面の形に跡が残ったり、便器の固定ビスまわりの床材が劣化している場合もあります。
こうした状態では、見た目が悪くなるだけでなく、放置すると水が染み込みやすくなり、床下の腐食やカビの原因にもなるため、補修や張り替えが必要です。
相場:5,000〜15,000円程度(面積による)
再取り付け時に必要なパッキンやシーリング材などの消耗品費用。
相場:1,000〜3,000円程度(材料費+簡易作業)
上記のように便器の取り外し後は、単純な再設置だけでなく周辺パーツの修理・交換が必要になることもあります。見積もり段階で「追加工事が必要な場合の費用目安」も確認しておくことが重要です。
便器の取り外し作業は、専門性・危険性・時間的負担の3つを伴う、手間のかかる作業です。
まず、便器はただ置かれているだけではなく、排水管・給水管・タンク・密結パッキンなどが複雑に接続された構造になっています。
これらの部品を傷つけずに丁寧に分解し、再び正確に設置するには専門的な知識と経験が不可欠です。
また、便器まわりの作業には水漏れのリスクが常に伴います。
万が一漏水が発生すると、床の腐食や階下への水漏れ、悪臭の発生といった深刻なトラブルにつながるため、業者は慎重に対応する必要があります。
その分、作業費にはリスク管理や保証のコストも含まれていると考えられます。
さらに、取り外しから詰まりの解消、再設置、動作確認までには1~2時間以上かかる場合もあります。
加えて、便器は20~30kgと重量があり、狭いトイレ空間での作業は体力的にも大きな負担となります。
軽度のトイレ詰まりであれば30分程で直ることも多いけれど、トイレ詰まりの修理の中でも便器脱着作業は一番時間がかかる作業やで!
以下の記事では、トイレ詰まり・水漏れ・リフォームなど、トイレの修理に掛かる時間についてまとめています。気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
便器には主に「タンク一体型」と「セパレート型(タンク別体型)」の2種類があります。
これらの種類によって、取り外しの難易度や作業にかかる費用が変わってきます。
タンクと便器が一体になっているタイプで、見た目がすっきりしており掃除もしやすいのが特徴です。
しかし、一体型のため重量があるうえ、分解できる部分が少なく、取り外しの際には全体を慎重に扱う必要があります。
配管や密結パッキンなどが複雑に接続されていることも多いです。
便器本体とタンクが別々に設置されているタイプです。分解できるパーツが多いため、タンクを先に外して軽くしてから便器を取り外すことが可能です。
そのため、タンク一体型よりも作業が比較的簡単で、作業時間や費用が抑えられる場合が多いです。ただし、配管の状態や設置環境によって難易度は変わるため、一概には言えません。
最近では節水型や洗浄機能付きの多機能便器(ウォシュレット一体型など)も増えています。
これらは電気配線や水道配管が複雑になるため、取り外しに注意が必要です。
トイレが詰まってどうしても解消しないとき、「便器を自分で外せばいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、便器の取り外し作業は想像以上にハードルが高く、リスクも多いため、基本的には専門業者への依頼が推奨されます。
ここでは、自分で便器を取り外す際に起こりやすい失敗を、3つのポイントに分けて解説します。
一般的な家庭用便器は、タンク一体型でおよそ20~30kgの重さがあります。
この重さは見た目以上にずっしりとしており、力に自信のある方でも一人で持ち上げるのはかなりの労力が必要です。
特にトイレは狭く、便器の周囲にスペースが限られているため、作業中に体勢を崩して便器を落としたり、壁や床にぶつけて傷つけてしまうリスクがあります。
また、無理に持ち上げた際に腰を痛める・筋肉を傷めるなど、身体的な負担が大きい点も見逃せません。
小柄な方や高齢者、持病のある方が無理に作業を行うのは特に危険です。自力での便器取り外しを検討している場合は、安全性を最優先にしてくださいね。
さらに便器本体が破損してしまった場合は、本体ごと交換する必要があるで!自分で修理して費用を抑えるつもりが数十万円もの出費になってしまうリスクがあることも忘れんといてや。
便器の取り外し作業には、便器とタンクの基本的な構造や接続部分の仕組みを理解していることが重要です。
便器は単に置かれているわけではなく、以下のような複数の部品でしっかり固定され、給水・排水のラインが組み合わさっています。
便器と床や排水フランジをしっかり固定する役割を持ちます。
古い便器の場合、錆びついて外れにくいことも多く、無理に外すと破損の原因になります。
排水管と便器の間にある密閉部分で、水漏れを防ぐための重要なパーツです。
取り外しや再設置の際に破損したりズレると、排水時の水漏れや悪臭の原因になります。
タンクへの給水ホースやバルブも取り外しが必要で、接続方法を誤ると水漏れや故障につながります。
これらの構造を知らずに作業すると、部品を壊したり、再利用できずに追加費用がかかるリスクが高まります。
便器の取り外し後、特に注意したいのが水漏れのトラブルです。
便器は排水管と密着させるためにパッキンやシーリング材を使用していますが、取り外しの際にこれらが劣化・破損すると密閉が不十分になり水漏れが起きます。
また、タンクと給水管の接続部や止水栓周辺も水漏れしやすい箇所です。
水漏れが発生すると、床材の腐食やカビ発生、さらには階下への漏水被害につながる恐れもあるため、非常に注意が必要です。
さらに、便器周りの水漏れは初期段階で気付きにくく、放置すると被害が拡大するケースが多いため、作業後は必ず十分な水漏れチェックを行いましょう。
トイレの修理を業者に依頼する際は、高額請求や不要な作業をすすめる悪質業者に注意が必要です。
インターネットで水道業者を検索すると、非常に安い料金を謳った広告がいくつか表示されますが、これらは基本料金のみを示している場合が多く、実際の作業費用や出張費、部品交換費などが別途かかることがほとんどです。
そのため、安さだけに惹かれて安易に依頼すると、後から高額な追加料金を請求されるリスクがあります。
依頼する際は、見積もり内容をよく確認し、料金の内訳や追加費用についてしっかり説明を受けることが大切です。
信頼できる業者を選び、納得したうえで依頼するよう心がけましょう。
見積もり時には安い料金を提示し、作業後に「予想外のトラブルがあった」として数万円〜数十万円の追加請求を行うケースもあります。その際は決して支払いをしないように注意してください。
便器の取り外しが必要となるような急なトイレのつまりトラブルを未然に防ぐためには、日頃から詰まりを予防するポイントをしっかりと意識することが非常に重要です。
以下では、具体的な予防策や日常で気をつけたいポイントについてご紹介いたします。
トイレにトイレットペーパー以外のものを流すと、排水管が詰まる原因になります。
特に以下のものは、トイレつまりを引き起こしやすいため注意が必要です。
これらの異物は水に溶けにくく排水管に引っかかりやすいので、可燃ゴミとして処分するようにしましょう。
トイレ詰まりを未然に防ぐためには、定期的にメンテナンスをおこなうことも重要です。
尿石の掃除はトイレの使用頻度や水質にもよりますが、一般的には月に1回程度行うのがおすすめです。
尿石は尿中のミネラル成分が固まってできるため、放置すると排水管や排水口周りにこびりつき、トイレつまりの原因となります。
定期的に専用の尿石除去剤やクエン酸を使って掃除すると、尿石の蓄積を防ぎ、トイレを清潔に保つことができます。
便器の取り外しに関してよくあるQ&A案をまとめました!
時間に余裕のある人は是非チェックしてみてや!
便器の取り外し作業中に床や壁が傷つくことはありませんか?
便器の取り外し作業中に床や壁が傷つくリスクはゼロではありませんが、信頼できる専門業者に依頼するれ場そのリスクは最小限に抑えられます。経験豊富な業者は、作業時に養生シートやクッション材を使用して周囲を保護し、慎重に取り外し作業を行います。また、狭いトイレ空間でも細心の注意を払って作業を進めるため、傷つきにくい環境を整えてくれます。
心配な場合は念のため、業者が加入しているPL保険(製造物責任保険)や損害賠償保険の有無を確認しておくと安心です。
便器取りはずしはどの季節や時間帯に依頼するのがいいですか?
水道業者によっては休日や夜間の依頼には割増料金が発生する場合があります。
可能なら平日の日中に依頼することで費用を抑えられるはずです。
水道業者に依頼する便器取りはずしの費用を安く抑えるには?
便器の取り外し費用を安く抑えるには、「情報収集」と「明確な依頼内容」がカギです。
最初から1社に決めてしまわず、相見積もりと内容確認を行えば、数千円~1万円以上節約できる可能性もあります。
また、一部の業者ではWEB予約限定割引やLINEクーポンなどを提供していることもあります。
水道業者の公式サイト・チラシ・SNSをチェックしてみましょう。
便器の取り外しが必要なトイレのつまりは、自分で対応すると失敗やトラブルの原因になります。便器や配管を傷つけたり、水漏れが起こるリスクもあるため、専門知識と技術を持つ水道業者にお願いするのが安心です。
作業料金や補償内容は業者によって違うので、事前に見積もりを取ってしっかり確認しましょう。そうすることで思わぬ高額請求やトラブルを未然に防ぐことができるはずです。
便器の取り外しが必要な重度のトイレつまりは無理せずに水道業者に依頼するのが得策です。
近くの水道屋ネットでは、多くの水道局指定工事店を掲載しているで!水道業者選びに迷ったときにはぜひおすすめ15選も参考にしてみてや。