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トイレにティッシュペーパーを流してしまって焦っていませんか?
「そのまま水を流しちゃって大丈夫…?」と不安を感じている方も中にはいるかもしれません。
トイレにティッシュを流してしまうと、排水つまりが起きてしまう可能性が高いので注意しなければなりません。
そもそも「なんでティッシュペーパーをトイレに流してはいけないの?」と疑問に思っている方のために、この記事ではティッシュペーパーをトイレに流すとつまる理由とトイレがつまってしまった場合の対処方法についてどこよりも詳しくご説明します。
ティッシュをトイレに流すリスクについても併せてご紹介するのでぜひ最後までご覧くださいね。
あなたはトイレにティッシュペーパーを絶対に流してはいけない理由を知っていますか?
「同じ紙なのにどうしてトイレットペーパーは流せてティッシュは流せないの?」と不思議に思ってしまいますよね。
なんとなく常識的なことだけど、いまさら人に聞きにくいことかもしれません。
トイレにティッシュペーパーを流してはいけない主な理由は以下の3つです。
ティッシュはトイレットペーパーと違って水に溶けにくく、ティッシュペーパーを誤ってトイレに流してしまうとトイレつまりが発生してしまう可能性があります。
トイレに流すことができるのは、基本的に水溶性(水にとける)のものだけです。
しかし、水溶性のトイレットペーパーでも大量に流しまうとつまってしまいます。
日本製のトイレットペーパーの場合は、JIS規格で100分ほど水に浸けておくと水に溶けるという性質があるため、放置しておいてもトイレつまりは解消してしまうことがほとんどです。
しかしながらティッシュペーパーは水溶性ではないので注意しましょう。
ティッシュペーパーをトイレに流してしまうと、見た目では分かりませんが排水管内に固着した尿石や便のこびりつきなどと一緒に蓄積してしまう事があります。
ティッシュをトイレに流してしまった後に、つまっていなければ安心だと思っている方もいらっしゃると思います。
ティッシュペーパーを流した場合は、実はトイレの排水管の奥で蓄積して排水の流れが徐々に悪くなってしまっているケースがあるため注意しなければなりません。
排水管内に溜まったティッシュが肥大化していくと完全に排水を塞き止めてしまって水が便器から逆流してくるような状況に陥ってしまうことも考えられるので、トイレに誤ってティッシュを流しまった際には数日は注意して様子を見ましょう。
ティッシュペーパでも数枚程度であれば、つまることなく流れていくこともあります。
しかし、普段トイレで使用するトイレットペーパーの量と同等のティッシュを一度に流してしまうと確実にトイレはつまってしまいます。
水に流せるタイプのティッシュも販売されていますが、基本的にはトイレットペーパーよりも耐水性が高く作られています。
もしどのくらい水溶性が違うのか知りたい場合は、洗面所で試してみるとわかりやすいです。
トイレットペーパーとティッシュペーパーを水につけておいて、しばらくしてから触ってみてください。
ティッシュペーパーが水に溶けない事がわかると思います。
そのため1度に大量のティッシュをトイレに流してしまうとつまりが生じてしまうということを理解しておかなくてはなりません。
水に溶けるタイプのティッシュを利用するときには使い終わったらすぐに流さず、しばらく水に浸してある程度溶かしてから流すようにするといった工夫をするのがおすすめです。
ティッシュとトイレットペーパーの違いについて、考えたことがないという方も多いかもしれません。
基本的には「水に溶けるか溶けないか」ですが一体どのくらい違うのか気になりますよね。
普段トイレで利用するトイレットペーパーは、厳密に言えば溶けているのではなくほぐれて分解されています。
紙というのは繊維を集合させて作られたものなので、耐水性についてはある程度はコントロールすることが可能です。
ティッシュは生活の中で鼻や口まわりなど水分を拭き取る機会が多いですよね。そのティッシュが水に弱いと困りませんか?
試しにトイレットペーパーで鼻をかんでみるとわかりやすいと思います。
ティッシュもトイレットペーパーもパルプの溶解から乾燥までの工程はほぼ同じですが、繊維と繊維を結合させるために使われる材料が異なります。
ティッシュペーパーは水を含んでもほぐれず使い勝手が悪く感じないように「湿潤紙力増強剤」という樹脂を使って結合しています。
トイレに使用するためのトイレットペーパーは、排水を正常に行うために水に溶けやすいでん粉を使って繊維同士を結合させて作られています。
同じ紙でも水に溶けやすいか溶けにくいかに違いがあるのは繊維を結合させるために使われる材料の違いなんですね。
また、トイレットペーパーは水を含んだ時によりほぐれやすいように1~2mmの針葉樹の短いパルプ繊維が使われています。
ティッシュは広葉樹の3~5mmのまがい繊維で作られているため水を含んでもほぐれにくいという性質があります。
こうやってティッシュとトイレットペーパーの違いについて知ると、用途に応じてしっかりと使い分けることがどれだけ大切なことなのかということが分かりますよね。
トイレにティッシュを流してしまった場合「何枚くらい流したらつまっちゃうの?」と心配になっている方もいるのではないでしょうか?
どのくらいの確率でつまるのか正確な指標があるわけではありませんが、ティッシュをトイレに何枚流すとどのような症状が起きてしまう可能性があるのか?
ということについて以下ではご紹介します。
ティッシュをトイレに1枚~3枚流した時につまる確率は5%~10%程度
1枚~3枚程度のティッシュをトイレに流した場合につまりが生じてしまう可能性はそこまで高くはありません。
しかし、少量のティッシュペーパーでもつまってしまうことがあるのは確かです。
日頃からパイプユニッシュなどを使って排水管の汚れを定期的に予防している場合には大きな心配はありません。
ただ、排水管の掃除を滅多に行っていない場合には排水管内部に尿石や便などがこびり付いている可能性が高くなります。
排水管内にわずかな汚れが付着していると水に溶けないティッシュが運悪く付着してしまいそのまま固着してしまう危険性があります。
付着したのがティッシュではなくトイレットペーパーなら時間をかけて水に溶けていくため元通りに戻る可能性がありますが、ティッシュの場合にはそのままつまりの原因となってしまう可能性があるので注意しなければなりません。
そしてもっとも危険なのは繰り返しティッシュをトイレに流してしまう場合です。
1度流した時になんの問題もなかったという理由で繰り返しティッシュを流してしまうとつまりが生じる確率はグンと高くなってしまいます。
ティッシュをトイレに3枚~5枚流した時につまる確率は10%~20%程度
トイレットペーパーが足らずに残りをティッシュで拭いた場合などは3枚~5枚程度の枚数をトイレに流してしまうようなケースもあるかもしれません。
ティッシュは水に溶けにくく耐水性が高い紙ですが、水を含んでギュッと丸くなってしまうと簡単に排水を妨げてしまう原因になります。
排水管につまってしまうと徐々にほぐれていくどころか、つまりが生じた部分に流れてきた便やトイレットペーパーなどがさらに蓄積してつまりが深刻化してしまうことになるので注意しましょう。
過去に少量のティッシュを流してなんの問題もなかったという方は同じような状況になったときに、ついつい多めのティッシュを流してしまうようなケースもあるので危険です。
ティッシュをトイレに5枚~10枚以上流した時につまる確率は20%~50%程度
ポケットティッシュなどは1袋に10枚程度のティッシュが入っています。
トイレに入った後にトイレットペーパーがなかった場合に1袋すべてを使いきったりすると10枚程度のティッシュを1度に排水してしまうことになるでしょう。
1度にポケットティッシュ1袋分のティッシュをトイレに流してしまうとかなり危険です。
節水型のトイレは少ない水量で便器を洗浄することができるように渦を巻いて汚れを集めて排水口に流し込むような構造になっています。
節水型のトイレでティッシュをまとめて流したりすると水を含んだティッシュがまとまってしまい排水管内部で排水つまりを引き起こしてしまう可能性がかなり高くなります。
つまりが排水管の奥深くで生じてしまった場合などは簡単に取り除くこともできないため修理費用が高額になるため注意しましょう。
トイレにティッシュを流してはいけないということは分かっていてもやむを得ない事情で流してしまうこともあるかもしれません。
トイレにティッシュがつまったときの対処方法について以下ではご紹介するのでもしものときに参考にしてください。
ティッシュだけでなくトイレットペーパーなど軽度なつまりならほとんどの場合は解消することができるおすすめの簡単な方法です。
ラバーカップはトイレの軽度のつまりを取り除くためにもっとも有効な手段で誰でも簡単に行うことができる対処方法の1つです。
一般的にはスッポンと呼ばれることが多く、ホームセンターなどで気軽に購入することが可能です。
プロの業者も簡単なつまりならラバーカップと同じ構造のローポンプなどで対処するためまずは自分で対処してみるようにしましょう。
水が溜まった便器に押し込んで引き抜くだけでつまりが解消できるのでもっともおすすめの方法です。
1度にたくさんのティッシュをトイレに流してしまってつまりが起きてしまったときには、ラバーカップでは対処することができない可能性があります。
そんなときに使えるのが、ワイヤーブラシです。
ワイヤーブラシは細長いワイヤーの先にブラシが取り付けられていて、つまりの原因となっているティッシュを直接ほぐして水の流れを正常にすることができる道具です。
ホームセンターで購入するときにはトイレ専用のものを購入するようにしましょう。種類が豊富なので2m程度の長さのものを購入すれば問題ありません。
2m以上先でつまりが生じている場合には無理に作業してしまうと排水管を破損させてしまう恐れもあるため業者に依頼してつまりを解消してもらうようにしましょう。
ティッシュは水に溶けにくいですが焦って何度も水を流したりしてしまうと余計につまりが悪化してしまう恐れがあるため注意しなければなりません。
50℃程度のお湯を便器内に流すことでティッシュのつまりを解消することができることもあるので試してみましょう。
熱湯を陶器製の便器に流し込んでしまうとひび割れが発生し水漏れしてしまう恐れがあるため注意してください。
お湯を使うのはティッシュの繊維を結合させるための「湿潤紙力増強剤」という樹脂をお湯で溶かしてほぐれやすくしてつまりを解消させる方法です。
少量のティッシュならお湯で対処することができますが。
しかし、1度に10枚以上のティッシュを流してつまりが生じてしまった場合などはお湯で解消することは難しいため業者に依頼するようにしましょう。
トイレにつまりが生じてしまっていろいろな方法を試してみたけどつまりが一向に解消されないという場合にはすぐにプロの専門業者に依頼するのがおすすめです。
そのまま放置してしまうとつまりはより深刻化してしまい、トイレも使うことができず生活に支障が出てしまいます。
緊急系の水まわり専門の業者に依頼すれば最短で20分程度で駆けつけて即日修理してくれるため安心です。
原因がはっきりと分かっているためスムーズな対応をしてもらえるでしょう。
自分で道具を購入して時間をかけて対処するよりも短時間で確実につまりを解消することができる方法です。
料金がいくらかかるか分からず不安だという方も多いかもしれませんが、作業を行う前に必ず見積もりを取るので安心しましょう。
トイレに入ったあとにトイレットペーパーがないことに気付いたりするような『どうしても乗り切らないといけない状況』ってありますよね?
そんなときにトイレットペーパーを使わなくても何とか対処する方法について以下では3つご紹介します。
トイレットペーパーがなくてどうしてもティッシュを使わないといけない場合にはトイレに流さずにティッシュをゴミ箱に捨てるようにしましょう。
袋にティッシュを入れてしっかり結んで捨てればつまりを起こすことなく状況を乗り切ることができるはずです。
ティッシュをトイレに流すとつまりが生じてしまう可能性があるためあまりお勧めはできません。
しかし、どうしてもトイレにティッシュを流さないといけないような状況なら1度に大量のティッシュを流すのではなく1~2枚ずつ流して極力ティッシュの固まりが排水管に流れ込まないように工夫するようにしてください。
トイレの温水洗浄便座に温風乾燥機能が付いているときには温水でしっかりと洗浄した後に乾燥させることで緊急対応することができます。
ティッシュやトイレットペーパーと比べると時間がかかるため不便ですが、やむを得ない状況では有効な手段の1つです。
ティッシュをトイレに普段から何気なく流してしまっている方もいるかもしれません。
しかし、つまりなどが生じてしまうと後悔してしまうことになるので注意が必要です。
トイレにティッシュを流していると以下の3つのリスクがあります。
ティッシュをトイレに流すとつまりの原因になってしまうため、少量のティッシュでも気を付けなければなりません。
完全に水が流れなくなるようなつまりではなく『水位が下がる』『異音がする』ような症状もつまりが生じているサインの1つです。
水に溶けるタイプのティッシュもトイレットペーパーと比べると溶けにくいため大量にトイレに流してしまうとつまりの原因になるので注意するようにしましょう。
トイレットペーパーなどは軽度のつまりで業者に依頼すれば比較的安い値段で対処してもらうことができます。
しかし、ティッシュは水に溶けず完全に排水の流れを妨げてしまっている場合には異物扱いになり、便器を取り外して作業を行わないといけない可能性もあります。
便器の脱着作業や高圧洗浄作業は修理代が高額になってしまうということを知っておくようにしましょう。
マンションなどの集合住宅でティッシュをトイレに流してしまった場合は他の部屋に迷惑が掛かってしまうため注意しなければなりません。
マンションなどの集合住宅の排水管は全体で繋がっているため専有部分の排水管ではなく共用部分の排水管につまりが生じてしまうと他の部屋にまで影響が及んでしまうこともあります。
トイレにティッシュがつまってしまうと水が流れず焦ってしまいますよね?
ティッシュを誤ってトイレに流してしまった事に関するよくある質問についてまとめてみました。
疑問に思うことがあればぜひ参考にしてください。
タンクレストイレは水を貯水することなく壁の給水管から電子制御で給水するタイプのトイレです。
従来型のトイレはタンク内に溜めた水を高低差を利用して勢いよく押し流すため、洗浄力が高いという特徴があります。
しかし、タンクレストイレは水圧が不足しやすくつまりやすいという特徴があるため、ティッシュなどの異物を流してしまうと従来型のトイレと比較してもつまりやすいため注意しなければなりません。
タンクレストイレのつまりも従来型のトイレと同様業者に依頼したりラバーカップを使って対処することができます。
つまりが原因で電子基板にトラブルが生じてしまうと修理に時間がかかってしまうこともあるので気を付けるようにしましょう。
ティッシュは溜まった水の中に長時間放置していても基本的に完全に溶けることはありません。
流動性のある水の中ならほぐれていくことはありますが、つまってしまった便器内や排水管内部で溶けることはないということを理解しておかなくてはなりません。
トイレットペーパーは100分で溶けるように規格で定められていますが、海外のトイレットペーパーなどは溶けずらいという特徴があるのでティッシュ以外にも注意するようにしましょう。
少量のティッシュならトイレにつまりが生じることもなく流れていくことがほとんどなので1枚~2枚の少量なら大きな心配はありません。
しかし、排水管内部で汚れが生じているとティッシュが引っかかって他の原因と複合してつまりが生じてしまうようなケースもあります。
「少量なら大丈夫だろう」と何度も同じようにティッシュを流し続けていると徐々に蓄積されて厄介なトラブルが発生してしまう可能性も考えられるのでよほどのことがない限りはティッシュは流さないようにしましょう。
ティッシュの種類によっては水に流せるタイプのものがあるためトイレに流すことも可能です。
しかし、トイレットペーパーと比較すると水に溶けるまで時間がかかりやすいため注意するようにしましょう。
水に流せるタイプのティッシュを使うときにはトイレットペーパーと同じような使い方をしてしまうと確実につまりの原因となるので少量ずつ流すような工夫が必要です。
トイレは可能な限りトイレットペーパーのみを利用するようにしましょう。
トイレつまりを業者に依頼した場合の費用は、つまりの症状によって大きく異なります。
便器のすぐ下の浅い部分で軽度のつまりの場合には、ローポンプでつまり除去作業を行うため1万円前後で対処してもらうことができます。
排水管でつまっている場合にはトーラー作業を行わなければなりませんが、一般的には便器の脱着が必要になる可能性が高いため2万円~3万円の修理費用がかかることもあります。
高圧洗浄を使ってつまりを除去しなければ根本的な解決にならない場合には、3万円~5万円以上の高額費用となってしまうこともあるので要注意!
重度のつまりが生じてしまわないように軽度のつまりは早い段階で対処するようにしましょう。
ティッシュがつまってしまったときに薬剤を使って溶かすことができるか気になりますよね?
パイプクリーナーとして利用される機会の多いパイプユニッシュのよくある質問には
『トイレのつまりの原因となるペーパーなどは、「パイプユニッシュ」/「パイプユニッシュ プロ」で分解することはむずかしいので、ラバーカップ(棒の先にゴム製のお椀状のものがついたもの)等で物理的に取り除いた方が効果的です。』とあります。
洗浄剤などでティッシュを完全に溶かすことはできないので注意しましょう。
トイレにティッシュを流してしまうとつまりが生じてしまう原因やトイレットペーパーとティッシュの違いについてこの記事ではご紹介しました。
トイレにトイレットペーパーがないときは焦ってついティッシュを使いたくなっちゃいますよね?
しかしティッシュを使ってしまうと修理代が高額になってしまったりトイレの故障の原因にもなってしまうので気を付けなければなりません。
ティッシュに頼らなくてもいいようにトイレットペーパーをしっかりと常備しておくのがもっとも重要なポイントですね。