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戸建て住宅やベランダに水道がない場合、後から新しく設置したいと考える方も多いでしょう。
ベランダに水道があれば、掃除がラクになったり、植物への水やりがすぐにできるなど、日常生活がぐっと便利になります。
ただし、水道の設置には費用がかかることや、取り付ける際の注意点もあります。
そこでこの記事では、「ベランダに水道を設置する際の注意点」「業者に依頼する流れ」について解説していきます。
水道業者に依頼した場合の費用相場や費用が変動する要因についても紹介するで!ベランダに水道を付けたいと考えている人は是非最後まで見たってや!
ベランダに水道を設置することは、多くの場合可能ですが、建物の構造や配管の状況によって制限があります。
マンションや一戸建てによっても違いがあり、給排水管が近くにあるか、排水設備があるかが大きな判断ポイントです。設置できるかどうかは専門の業者に現地調査してもらうのが確実です。
屋外の給水管から分岐させる方法は、ベランダに近い外部の給水配管から直接水道を引き込む工法です。
マンションや戸建て住宅で、ベランダに面した外壁近くに給水管がある場合に適しています。
ベランダ近くの屋外給水管から直接分岐させるため、配管の延長距離が短くなり工事の手間が少なく済みます。
その結果、材料費や作業時間が抑えられ、トータルの工事費用も比較的安くなる傾向があります。
屋内の給水管から分岐させる方法は、家の中のキッチンや洗面所など既存の給水管から分岐し、ベランダまで配管を延長する工法です。給水管がベランダから離れている場合に用いられます。
配管が主に室内に収まるため、屋外の配管と比べて凍結しにくく、冬でも安定した水の供給が可能です。寒冷地など気温が下がる地域では特に安心です。
ベランダに水道を新しく付ける際に、注意するポイントは次のとおりです。
水道を設置するためには、同時に排水できる設備が必要です。
ベランダにはもともと排水溝が設置されていることが多いものの、「雨水用で水が流れにくい」という場合もあります。
もし別途排水設備の設置工事が必要になれば、かかる費用も変わってきます。
排水設備の有無や流れやすさについて、必ず確認しておきましょう。
賃貸物件では本来雨水を排水するために設置されていることが多く、雨水以外の水が大量に排水できるように想定されていないケースが多いで!
下階に水が大量に飛び散った等のクレームが発生する可能性もあります。取り付けが認められたとしても「常識的な範囲内で」「下階に影響を与えない範囲で」といったことを意識しておきましょう。
賃貸住宅に住んでいる場合は、大家さんや管理会社の許可が必要です。
基本的に、設置工事そのものは大がかりなものではありません。
そのため「バレなきゃいいでしょ」などと考えてしまうかもしれませんが、後々のトラブルにつながる可能性があります。
見積もりの時点で「別途排水経路の設置工事が必要」「壁に穴を開ける工事をする」などとわかったら、必ず大家さんや管理会社にその旨を伝え、事前に許可を得るようにしましょう。
ベランダに限らず、賃貸物件で新たに何か取り付けたい・交換したいときは、大家さんや管理会社に相談するのが鉄則や!
賃貸住宅のベランダは避難経路が取り付けられているなど、借主の専有部分ではなく共有部分という扱いになります。勝手な工事はせずに必ず許可を取る事が重要です。
水回りの工事でもっとも基本的なことですが、水漏れ対策は徹底して行ってください。
ベランダから水が吹き出すと、部屋の中や下の部屋にまで水漏れが起きる可能性もあります。
さらに壁の中に水が入った場合は、カビや腐食の原因にもなり、結果的に家を劣化させかねません。
凍結防止の保温材や配管カバーにはしっかり費用をかけ、対策しておくのがおすすめです。
作業中の注意点として家全体の元栓を閉めるため、水が使えなくなることが挙げられます。
このように、普通に生活しているだけでも水を使う場面は意外と多いもの。
「あらかじめ水を汲み置きしておく」「料理やシャワーの時間帯をずらす」といった対策が必要です。
同居家族がいる場合は全員に共有しておき、当日になって慌てることがないようにしましょう。
水道の設置工事はさほど大がかりなものではありません。
数時間〜長くても1日あれば完了するため、その日の予定さえ合わせればすぐに工事を依頼できます。
何日も水道が使えなくなると不便ですが、1日程度であれば調整もしやすいですね。
ベランダに水道を新しく付ける場合のメリット・デメリットをまとめました。
ベランダに水道を新しく付ける場合のメリットは次のとおりです。
ベランダ菜園を楽しみたい、子どもと水遊びやBBQを楽しみたいといった希望があるなら、ベランダに水道があると便利です。
水やり・水をためる・洗い物といった用事が、すべてベランダ内で完結できるのは嬉しいですよね。
さらにわざわざ外に出かけなくて済むようになれば、レジャー費が浮くことも期待できます。
蒸し暑い夏の日は簡易的なビニールピールをすぐに作ってあげられるのも、小さなお子様がいる家庭には嬉しいメリットです!水まき等もすぐにできますよ。
ベランダに水道がないと、家の中のシンクや洗面台から水を持ってきたり、1階と2階を往復したりと、どうしても移動する場面が増えてしまいます。
疲れているときや、家に高齢者がいるときなどは大きな負担になりますよね。
ベランダに水道があればこの手間がなくなる上、時短にもなります。
バケツ1杯分の水となると重量があるから女性や高齢者の方には辛い作業やな。移動が面倒であることから掃除頻度が少なくなって、詰まりが起きてしまうのも原因の1つや。
ベランダの排水口詰まりについては、以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね!
これまでは面倒に感じていた掃除も、ベランダに水道があればパッと取りかかれるでしょう。
こまめに掃除できることでベランダを綺麗に保てるため、結果的に家が長持ちすることにつながります。
屋外のベランダは鳩や雀などにフンを落とされやすい場所でもあります。
乾いてこびりつくと落としづらいですが、ベランダに水道があればすぐに洗い流して掃除できるので助かりますね!
ベランダに水道を新しく付ける場合のデメリットは次のとおりです。
なんといっても、新たに費用がかかってしまうことが最大のデメリットです。
環境や条件によっては費用がかさんでしまう可能性もあります。
とはいえ、一度設置すればその後何年も使えることから、長期的に見るとコスパはいいと言えます。
排水設備や許可取りが必要になる場合もある点に、注意が必要です。
住んでいる家のベランダに排水設備があるか、賃貸住宅の場合は許可取りが必要になるかどうかなど、あらかじめ確認しておきましょう。
ベランダに付けられる蛇口には、次の2種類があります。
それぞれ特徴があるため、自分の目的に合った蛇口を選んでみてください。
単水栓は、よく見るタイプのシンプルな蛇口です。
水かお湯のどちらか片方だけを出し止めします。
単価が安く、業者も在庫を持っていることが多い人気のタイプです。
掃除や水やりのことを考えると、シャワーホースを取り付けやすい形状のものが便利ですね。
ある程度ベランダに広さがあり、洗い物をする機会が多い場合は、簡易的なシンクがついている蛇口も人気です。
シンクが1つのタイプ・2つのタイプや、作業台付きのタイプなどがあります。
シンクに水をためることもでき多用途に使用できますが、単水栓と比べるとどうしても割高になる点に注意してください。
また、シンク付き蛇口は業者が在庫を持っておらず取り寄せになる可能性もあるため、あらかじめ業者に確認しておくといいでしょう。
単水栓を設置する場合は、一緒にシャワーホースも購入しておくのがおすすめ。
植物への水やりや掃除で活躍します。
また、給水管はそのままだとむき出しで外から丸見えになってしまうため、一緒に配管カバーの購入・取り付けをすすめられることも多いです。
見積もり時には、これらの費用も視野に入れて検討しましょう。
見た目がおしゃれな水栓もあるので、これから長く使用することを考えて選んでみてくださいね!
費用の相場は、おおむね次のとおりです。
給排水管の設置費用 | 3〜7万円程 |
蛇口の設置費用 | 2〜5万円程 |
排水管の設置費用 | 3〜6万円程(※必要な場合) |
運搬費・廃材処分 | 2〜3万円程 |
給排水管の設置費用 | 10〜20万円程 |
蛇口の設置費用 | 2〜5万円程 |
排水管の設置費用 | 3〜6万円程(※必要な場合) |
運搬費・廃材処分 | 2〜3万円程 |
ベランダに水道を新しく付ける際の費用は、主に「水道を引くための給排水管が近くにあるか、遠くにあるか」で変わってきます。
そのほか、給排水管を「外から通すか、中から通すか」によっても違いが出るため、あくまで参考としてご覧ください。
建物の中から通す方法は新築時に使われることがほとんどで、多くは庭や外にある水栓柱を分岐して利用します。
庭の水栓柱とベランダの水道を設置したい場所の距離が近い場合は、それだけ作業費用が安くなります。
距離が近ければ近いほど、使用する材料や手間も少なくて済むからですね。
費用はおおむね3〜7万円ほどが目安です。
このほかに、蛇口の設置費用として2〜5万円程、排水溝がなければ雨水管を新たに設置するため別途3〜6万円程度がかかります。
庭の水栓柱とベランダの水道を設置したい場所の距離が遠ければ、その分作業費用は高くなります。
たとえばベランダが2〜3階にあって、庭の水栓柱から給水管を引く場合などですね。
外壁の形状や位置によって、給水管の通し方も変わります。
こればかりはもともとの家の環境によるものが大きいです。
作業費用が変動する要因には、次のものが考えられます。
住宅環境や施工条件によって費用は異なるため、一概に「いくら」とは言えません。
実際にいくらかかるかは、業者に見積もりをとることで確認できます。
ここでは、あくまで相場の参考として考えてみてください。
たとえばベランダが3階以上などとなると、給水管の量や運搬費がより多くかかることになります。
反対に、距離が近ければ費用も安くなると考えていいでしょう。
給水管を外から通すか、中から通すかで費用が変わります。
新築でない限り外から通すほうが一般的で、かつ安くなります。
ベランダに水道を設置するためには、排水する経路も必要です。
もともと排水溝があれば問題ありませんが、「排水溝がない」「あっても雨水用で流れが悪い」というような場合は新たに設置することになるため、費用が高くなると考えていいでしょう。
また、排水管の種類や機能によっても価格は変動します。
単水栓か、シンク付水栓かによっても費用に差が出ます。
見栄えを考えるなら、給水管につける配管カバーの有無も検討しましょう。
それによって費用も変わります。
ベランダに水道を新しく付けたいとなったとき、いったいどこの業者に頼めばいいのか迷ってしまいますよね。
頼める業者には、大きく次の3つがあります。
順番に解説しますね。
水道設備業者とは、よくマグネットになっている「緊急系」の業者のことです。
24時間365日対応のことが多く、見積もりまで無料で行ってくれることがほとんど。
水回り専門の業者のため、安心して任せられる点がメリットです。
ただし、たとえ有名業者でも「水道局指定業者・工事店」でなければ工事はできません。
必ず「水道局指定業者・工事店」の記載があるかを確認するようにしてください。
地元密着型の工務店やリフォーム業者でも、水道の設置工事を請け負っています。
田舎であれば親や友だちの知り合いの業者がいる、という人もいますよね。
もし家を新築したときに頼んだ業者などがいれば、安心して頼めるのではないでしょうか。
ただし営業時間が決まっていることが多く、土日祝日や夜間には作業できない場合もある点に注意しましょう。
水回りにかぎらず、さまざまな雑用を請け負う「街の便利屋さん」に頼むパターンです。
普段から利用していて、信頼できる便利屋さんがいれば頼んでみてもいいかもしれません。
ただ、水道工事の専門業者ではないので請け負ってもらえなかったり、保障がきかなかったりする可能性もあるため気をつけてください。
それではいよいよ、実際に水道を設置する作業について見ていきましょう。
水道設置作業の流れは次のとおりです。
順番に解説します。
お互いに都合のいい日程を調整したら、実際に業者に来てもらいましょう。
その日のうちに工事まで済ませたい場合は、その間水が使えなくても困らないよう対策しておいてください。
「まずは見積もりだけ」という場合は、とくに考えなくても大丈夫です。
ベランダに排水溝はあるか、排水管・給水管の位置などを確認してもらいます。
ベランダに物が多い場合は、その日までに片付けておきましょう。
次の点を考慮しながら、蛇口を取り付ける場所を決めていきます。
また、単水栓にするのか、シンク付き蛇口にするのかも相談して決めていきましょう。
ここまでで一旦見積もりをとります。
内容や値段に納得でき、製品の在庫もあるようなら、設置作業を行いましょう。
別の業者に見積もりをとりたい場合や、即日での工事は都合が悪い場合は「一旦考え、後日連絡します」という形でも大丈夫です。
水道設置作業が終わったら、業者立ち会いのもとで水漏れがないか、水がちゃんと出るかを確認しましょう。
問題なければ工事終了となります。
万が一、その後使っていてトラブルが起きた場合は、アフターサポート窓口を利用するか、電話で問い合わせてみましょう。
DIYが得意な人であれば、「自分でベランダに水道を付けたら安く済むのでは?」と考えるかもしれません。
実際に、知識や道具があればDIYで水道を付けることは可能です。
DIYなら業者と日程を調整する必要もなく、自分のペースで自由に作業できるため、一見いいことばかりのように思えます。
しかし、自分でベランダに水道を付けるのはおすすめしません。
なぜなら、次のようなリスクを伴うからです。
順番に解説します。
DIYが得意といっても、水道に関するプロではありません。
そのため、水道管や給水管を誤って破損してしまったり、接続があまく水漏れを起こしたりする可能性があります。
プロであれば防水処理もしっかり行ってくれるため、水漏れ事故も防げます。
また、万が一なにかあった場合は保障が受けられる点も安心です。
水回りは毎日使うもの。
プロにまかせたほうが、あとあとまで安心して長く利用できるでしょう。
外壁づたいに排水管を持ってきてベランダに水道を設置する場合、排水管は外から丸見えになってしまいます。
この対策として配管カバーをつけるのですが、プロのように見栄えよく綺麗にできるとは限りません。
また、防水処理も素人には難しい場合があります。
以上2点から、自分でベランダに水道を付けるのはおすすめしません。
まずは複数業者に見積りしてみて、自宅の水道設置工事の相場感をつかんでみてはいかがでしょうか。
ベランダに水道を設置したい方のためによくある質問と回答をまとめました!
時間に余裕のある人は是非チェックしてみてや!
ベランダの水道は冬場に凍結しますか?対策は?
寒冷地では水道管が凍結するリスクがあります。断熱材を巻く、凍結防止ヒーターを設置するなどの対策が必要です。
ベランダの水道からお湯は出せますか?
一般的には単水栓(水のみ)が多いですが、給湯設備と連結すればお湯も使用可能です。ただし工事が複雑になり費用も高くなることがあります。
今回の記事では、ベランダに新しく水道を付けたい場合に注意したいポイントや費用の相場、業者選びのポイントなどを解説しました。
引っ越し先の家や住んでいる家のベランダに水道がないと、不便に感じる場面も多いですよね。
ベランダに後付けで水道を付けることは可能です。
まずは複数の業者に見積もりをとり、サービス内容や料金を比較してみましょう。
ぜひ今回の記事を参考に、ベランダに新しく水道を付けることを検討してみてください。
ベランダに水道を取り付けたい方にとって、この記事で紹介した内容が少しでもお役立ちできれば幸いです!
ベランダの水道を安全に取り付けたい、取り付けの相談をしたいときは僕ら水道修理業者にも相談待ってるで!