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突然、蛇口から異音がすると「何が起こったの?」「故障かな?」と不安になりますよね。もし蛇口に不具合があるなら早く修理したいと思います。
台所や洗面台など、毎日使う蛇口なら尚更早く何とかしたいところです。
この記事では「蛇口から異音がするときに放置してはいけない理由」「蛇口からの異音が起きる原因」や「異音への対処法」を解説していきます。
異音の原因や対処法を理解し、早急にトラブルを解消しましょう。
まず、蛇口から変な音がするのはなぜなのか理由はあるのでしょうか?
昨日まではしていなかった異音が急にはじまる場合があります。
主な蛇口の異音の種類は、以下のとおりです。
ここからは、それぞれの音の種類別の異音の原因を1つずつ解説します。
蛇口の異音が起きたときの対処法を検討する際の参考にしてください。
蛇口から水を出した時に、「キーン」という異音がする場合があります。
正常に水が出せても、不快な音なので気になる方も多いのではないでしょうか。
考えられる理由は、水圧が高いことと蛇口内部の部品の劣化です。
それぞれの原因について詳しく解説します。
水圧が高いことが原因で蛇口から「キーン」という異音がする場合があります。
具体的に水圧が高いとは、出している水の量が多くて圧力がかかっているということです。
大きな故障ではないので、安心しましょう。
しかし、異音を抑えるために水量を少なく出すことでストレスになってしまうことが予想されます。
蛇口からの「キーン」という異音は、内部の部品の劣化でも起こる場合があります。
長年使用している蛇口は、本体だけではなく、内部の部品も劣化しているので注意が必要です。
部品の劣化により、水道を出すことで振動が加わって異音を出してしまいます。
具体的な部品は、コマパッキンの劣化であることが多いでしょう。
コマパッキンとは、蛇口内部で水道を出したり止めたりする際に水漏れが起こらないように連動して動いている部品のことです。
蛇口から水を出した時に、「シュー」と異音がする場合があります。
「シュー」という異音は、何かが漏れているのではないかと予想される方もいらっしゃるでしょう。
蛇口からの水は通常通りに出ているのに、異音がしていては落ち着かないことが予想されます。
考えられる原因は、水道管の破損・亀裂です。
水道管の寿命は、約10〜15年といわれています。
経年劣化や、地震などの自然災害、冬場の凍結などで破損したり亀裂が入ってしまう場合があるので注意が必要です。
水道管の破損・亀裂は、大きな故障であることが予想できます。
対象の蛇口がある箇所の止水栓を閉めて早急に対処しましょう。
蛇口から水を出した時に、「ヴーー」という異音がする場合があります。
考えられる原因は、蛇腹ホースからの振動と逆止弁の不具合です。
それぞれの原因を詳しく解説します。
蛇腹ホースからの振動による異音は、故障ではないので修理の必要はありません。
振動が起こってしまうのは仕方がないことなので、ある程度の異音であれば気にしなくていい場合が多いです。
蛇腹ホースに触れてみて、振動していれば原因である可能性が高いです。
「ヴーー」という異音の原因が、蛇腹ホースの振動でない場合は逆止弁の不具合が考えられます。
逆止弁とは、その名の通り水やお湯の逆流を防ぐための部品のことです。
内部部品なので、経年劣化を防ぐことはできません。
異音を止めるためには、逆止弁の交換を検討しましょう。
蛇口から水を出した時に、「ゴボゴボ」という異音がする場合があります。
考えられる原因は、不具合ではなく断水による現象です。
普段聞き慣れない異音であると驚いてしまうでしょう。
空気が混じったような「ゴボゴボ」という異音は、断水による現象です。
大きな故障ではないので、修理の必要はありません。
異音がはじまる以前に、水道工事などによる断水がなかったか確認してみましょう。
しかし、断水の予定がなかった場合は別の原因である可能性があります。
すぐに水道修理業者に見てもらえるように、依頼することをおすすめします。
蛇口から水を出した時に、「キュッ」という異音がする場合があります。
考えられる原因は、ハンドルやレバーの内部部品の劣化です。
蛇口の寿命は約10年といわれているので、年数が経っている蛇口の内部部品の劣化は防ぐことができません。
新しい蛇口への交換タイミングである可能性が高いです。
ハンドルやレバーの内部部品の劣化が原因で、「キュッ」という異音がします。
具体的な部品は、カートリッジである場合が多いです。
カートリッジとは、蛇口のハンドルやレバーに合わせて水やお湯を出したり止めたりする役割を持っています。
部品の劣化は、新しいものに交換することで改善できるでしょう。
蛇口から水を出した時に、「ガタガタ」という異音がする場合があります。
考えられる原因は、水道管の接続部品の緩みです。
「ガタガタ」という異音がすると驚いてしまうことが予想されますが、大きな故障ではないので慌てる必要はありません。
水回りは毎日使用するので、水道管の接続部品の緩みが起きてしまいます。
水道管の破損や亀裂に比べると、対処しやすい原因なので安心してください。
ホースが振動しても「ガタガタ」と異音がする場合があるので、確認してみましょう。
振動が原因であれば、対処する必要はありません。
蛇口から水を出した時に、「ドンッ」という異音がする場合があります。
考えられる原因は、ウォーターハンマー現象です。
あまり聞き慣れない用語であることが予想されます。水道を止める際に「ドンッ」という異音が出ているのであれば、原因として当てはまる可能性が高いです。
ウォーターハンマー現象とは、水道の水を止める際に、水道管に衝撃が加わる現象のことをいいます。
水圧を急に変化させることにより、出てしまう異音なのでハンドルタイプではあまり起こりません。
レバータイプの方が、急に水を出したり止めたりすることができるので、起こる確率は上がるでしょう。
また、水圧が高いことが予想される高層マンションや深夜帯でも起こりやすいことが予想されます。
ウォーターハンマー現象は、水道管に負担がかかるので、長期間続くと水道管の破損に繋がるので注意が必要です。
蛇口の異音がするときに、正常に水が出ているからといって放置してしまうと取り返しのつかないことになる可能性があります。
ここからは、蛇口の異音を放置してはいけない理由を3つご紹介します。
どんな異音であっても長期間続いている場合は、放置すると大変危険です。
理由を解説しますので、水道の異音が出て困っている際の参考にしてください。
普段の生活の中で、蛇口の異音が出ることは不具合のサインであることが予想されます。
一時的なものであれば、様子をみても構いません。
しかし、継続的に異音が出ている場合は、見えない部分が劣化している可能性が高いです。
すぐに対処する必要があります。
通常通りに蛇口から水が出ているからと安心して、放置するのは辞めましょう。
蛇口の異音が、継続的に出ている場合は、残念ながらすでに部品が破損している可能性が高いです。
蛇口内部のコマパッキンなどの劣化が原因での異音は、放置することで破損に繋がります。
蛇口から異音がしている時点で、劣化が進んでいるにも関わらず、使用を続けてしまうと手遅れになります。
原因を追求して早急に対処するようにしましょう。
蛇口の異音を放置してしまうと、最終的に大きなトラブルに発展する可能性が高いです。
前述の通り、すでに部品が破損していることによって水漏れに発展することもあります。
異音が出始めてから早急に対処していれば、簡単な部品の交換程度で済んでいたかもしれません。
また、水道管の破損や亀裂が起きている可能性もあります。
蛇口からの異音が少しでもする場合には、放置せずにすぐに対処しましょう。
蛇口の異音の原因が判明して、放置せずに対処をしようとしてもどうしたらいいのか悩まれる方も多いでしょう。
ここからは、蛇口の異音別の対処法をそれぞれ詳しく解説します。
自宅の蛇口の異音がどれに当てはまるのかを聞いてみて、対処の際の参考にしてください。
蛇口から「キーン」と異音がする場合の対処法は、止水栓で水圧を調整することです。
しかし水圧調整で止まらない場合は、蛇口内部の部品の劣化も考えられます。
毎日の蛇口の使用で「キーン」という音は、不快な音であることが予想されます。
早急に異音を止められるように、対処法を把握しておきましょう。
まず、異音がしている蛇口の止水栓で水圧を調整してみましょう。
止水栓とは、各水回りに設置されていて、それぞれの水流を調整している栓のことです。
この止水栓で水圧を調整することにより、異音を止めることができるかもしれません。
「キーン」という異音に対して、まず試すべき対処法です。
止水栓で水圧を調整しても異音が止まらない場合は、蛇口内部の部品であるコマパッキンの劣化が考えられます。
どの水回りも、蛇口は毎日使用するので部品の劣化は防ぐことができません。
使い始めてから10年以上が経過しているようであれば、劣化の可能性は高いです。
自分で分解して交換も可能なので、試してみてもいいかもしれません。
交換方法は、以下のとおりです。
不慣れな人でも、慎重に行うことで交換が可能です。
しかしDIYに自信がない人は、水道修理業者に依頼してください。
蛇口から「シュー」と異音がする場合の対処法は、水道管の補修・交換です。
水道管の破損や亀裂が原因の場合は、早急な対処が必要になります。
継続的に「シュー」という異音がしているときは注意が必要です。
自分での修理は難しいので、水道修理業者を呼ぶことをおすすめします。
水道管は、破損や亀裂が起きていると水漏れの原因になってしまいます。
補修を行なうことで、異音も止まりますが、年数が経っている水道管は交換したほうがいいでしょう。
水道管の交換は大規模なものになるので、パッキンの交換のように自分で行なうのは難しいです。
水道修理業者へ依頼するか、賃貸の場合は管理会社や大家さんに連絡しましょう。
蛇口から「ヴーー」と異音がする場合の対処法は、止水栓や逆止弁の交換です。
止水栓や逆止弁の交換を行う機会は少ないことが予想されます。
しかし、異音を止めるためには必要な作業になるので、交換を検討しましょう。
DIYに慣れている方であれば、自分で交換することも可能です。
自信がない場合は、水道修理業者へ依頼しましょう。
蛇口からの異音が「ヴーー」という音の場合は、逆止弁の不具合であることが予想されます。
逆止弁は、止水栓のすぐ近くにある部品です。
経年劣化が激しい場合は、両方一緒に交換することで異音を確実に止めることができるでしょう。
自分で行う場合は、一つ一つの部品を分解して交換するよりも、両方交換するほうが簡単に行えます。
種類にもよりますが、ナットを緩める程度で交換できます。
新しいものを購入する際に既存のものと同じ部品を選びましょう。
蛇口から「ゴボゴボ」と異音がする場合の対処法は、断水の影響であれば水を流し続けることです。
異音がする前に水道工事などで断水が行われていなかったか確認してみましょう。
断水が原因の場合、水道管内の空気が水と一緒に出てきているので、聞き慣れない音がしています。
大きな故障ではないので、安心できるでしょう。
断水の影響であれば、特に何もする必要はありません。
気になるようであれば、普段より多めに水を流し続けることで早めに解消できるでしょう。
しかし、水を流し続けても異音が止まらない場合は、故障が考えられるので早めに対処することが大切です。
すぐに水道修理業者へ依頼して、見てもらいましょう。
蛇口から「キュッ」と異音がする場合の対処法は、スピンドルを交換することと、カートリッジを交換することです。
「キュッ」という異音は、内部の部品の劣化が原因です。
なかでも、蛇口のハンドルの動きに合わせて水量の調節をしているカートリッジやスピンドルの不具合が予想されます。
交換することで、異音は止まる場合が多いので試してみましょう。
蛇口内部の部品であるスピンドルを交換することによって異音を止めることができるでしょう。
スピンドルとは、単水栓やツーハンドル水栓に設置されている部品です。
ハンドルの動きに合わせて上下に動いて蛇口の水量を調節している部品の一つです。
自宅の水栓に合っている、新しいスピンドルを準備することで自分でも交換を行なうことができます。
DIYに自信のない人は、水道修理業者へ依頼することをおすすめします。
蛇口内部の部品であるカートリッジを交換することによって異音を止めることができるでしょう。
カートリッジとは、シングルレバー混合水栓に設置されている部品です。
レバーの動きに合わせて動くことで、水量を調節している部品の一つです。
スピンドル同様に、水栓に合った新しいものを準備することで自分でも交換ができます。
失敗してしまうのではないかと不安に思う人は、水道修理業者へ依頼しましょう。
蛇口から「ガタガタ」と異音がする場合の対処法は、緩んでいる部品を閉め直すことです。
「ガタガタ」という異音は、水道管の部品が緩んでいることで起きてしまいます。
どの水回りも水道は毎日使用するので、徐々に接続部の部品が緩んでしまいます。
異音がする原因の箇所を水道を出しながら目で見て確認してみましょう。
あきらかに緩んでいる部品がある場合は、その部分のナットやボルトを閉め直すことで改善できる場合が多いです。
大きな故障ではないので、レンチやドライバーを使って閉めてみましょう。
「ガタガタ」という異音が止まる可能性があります。
蛇口を止める際に「ドンッ」と異音がする場合の対処法は、蛇口をゆっくり閉めるようにすることと、止水栓を少し閉めることです。
「ドンッ」という異音は、ウォーターハンマー現象が原因である場合が多いので蛇口の閉め方で解決できる場合もあります。
蛇口をゆっくり閉めるようにすることによって、「ドンッ」という異音は止められる可能性があります。
忙しくて時間がないときは、つい雑になって乱暴に扱ってしまいがちですが、できるだけ辞めましょう。
ウォーターハンマー現象は水道管にも負担をかけてしまうので注意が必要です。
異音が続くようであれば、水道修理業者へ依頼して見てもらいましょう。
蛇口をゆっくり閉めるようにしても、異音が止まらない場合が止水栓を少し閉めてみましょう。
止水栓を閉めることで、水圧を調節できるので「ドンッ」という異音を止められる可能性があります。
止水栓は、各水回りの水圧の調整を行なう栓なので場所を把握しておきましょう。
住んでいる住宅によって、蛇口の種類は異なる事が多いです。
ここからは、蛇口の種類別の異音の主な原因について解説します。
最近の新しい住宅では、サーモスタット混合水栓がよく設置されています。
あまり使用したことがない人もいらっしゃる可能性があるので、異音にも気づきにくいことが予想できるでしょう。
自分の住んでいる住宅の各水回りの水栓がどれに当てはまるのか調べて参考にしてください。
単水栓とは、1つのハンドルで水を出せる一番シンプルな蛇口です。
築年数が経っている住宅に設置されていることが多い蛇口の種類です。
屋外の水道で見かけることが多いのではないでしょうか。
単水栓で異音の原因は、スピンドルの劣化によるものが多く、蛇口を回した際に起きます。
シングルレバーとは、文字通り一つのレバーでお湯や水を出すことができる蛇口のことを指します。
使い勝手の良さから、キッチンで設置されていることが多いです。
シングルレバーでは、バルブカートリッジの劣化が原因であることが多いでしょう。
サーモスタット混合水栓とは、水やお湯の量と温度を別々の箇所で調節できる水栓です。
比較的新しい住宅のお風呂に用いられている場合が多いです。
水圧が異音の原因である場合は多いですが、複雑な作りになっているので判断するのが難しいでしょう。
蛇口の種類別に起きる異音の解消方法をご紹介します。
自宅の蛇口がどれにあてはまるのかを確認して、異音の解消の参考にしてください。
単水栓の異音の解消方法は、劣化している部品を交換することです。
なかでもスピンドルという部品の劣化が考えられます。
まず、ご自宅の蛇口に合っているスピンドルを準備しましょう。
交換方法は、以下の手順で行います。
サーモスタット混合水栓の異音の解消方法は、水道修理業者へ依頼することです。
単水栓に比べて、複雑なつくりのサーモスタット混合水栓は原因を見つけて自分で修理するのは困難です。
無理して分解してしまうと、もとに戻せなくなる可能性があります。
他の水栓の分解に慣れているからといって、安易に分解するのはやめておきましょう。
簡単な部品交換で住む不具合が、水栓ごと交換することになってしまうと余計な費用がかかります。
蛇口の種類にもよりますが蛇口の寿命は、約10年といわれています。
ご自宅の蛇口が10年以上経過しているようであれば交換を検討してみてもいいかもしれません。
異音だけで済んでいるうちに交換した方が、他の不具合や故障で困ることもないでしょう。
賃貸物件での蛇口の異音などの不具合は、管理会社や大家さんに連絡することをおすすめします。
契約内容にもよりますが、修理が難しい場合は新しいものに交換してもらえるかもしれません。
蛇口本体を交換する際に掛かる費用相場を解説します。
費用の内訳は、蛇口本体代と工事費用です。
単水栓の費用相場 | 15,000円〜30,000円 |
シングルレバー混合水栓の費用相場 | 35,000円〜65,000円 |
サーモスタット混合水栓の費用相場 | 45,000円〜65,000円 |
蛇口の本体代が安い単水栓は、費用を抑えて交換することが可能です。
しかし、キッチンやお風呂での水栓は混合水栓のほうが使いやすいでしょう。
ご自宅の交換予定の蛇口の種類を把握して、予算を組むことが大切です。
蛇口からの異音を放置することで起きる被害があります。
異音は、蛇口内部の部品の劣化が原因である場合が多いです。
異音を放置するということは、部品の劣化を放置することと同じです。
完全に故障してしまうと、水漏れを起こしてしまうので余計な費用がかかります。
また、「シュー」という異音は、水道管の破損や亀裂が起きている可能性があるので、大変危険です。
蛇口からの異音が継続的に起きているときは、早急に対処するようにしましょう。
この記事では、蛇口からの異音の原因と対処法についてご紹介しました。
蛇口からの水が通常通り出ているからといって、放置することは危険です。
内部部品の劣化による水漏れの前兆である可能性があります。
また、異音が水道管の破損が原因の場合は大掛かりな修理が必要になってしまいます。
不安な場合は、水道修理業者へ依頼してみましょう。
蛇口の使用を始めてから、10年以上経過しているときは、交換を検討することをおすすめします。