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おすすめの水道修理業者のクチコミや評判を掲載
キッチン水栓の交換を業者に依頼する際は「どこに依頼すればいいの?」「費用は?」など不安になりますよね。キッチンの水栓交換を依頼できるところは大きく分けて4種類あります。この4種類の依頼先はそれぞれ費用も違いますし、対応スピードにも差があります。
本記事では「キッチン水栓の交換を依頼できる業者の特徴や費用」について詳しく解説していきます。
キッチン水栓の交換を依頼できる業者は、主に次の4つです。
それぞれくわしく見ていきましょう。
もっとも一般的なのは、水道修理業者に依頼することです。
水道修理業者はその名の通り、水道まわりの修理・交換のプロ集団のため、専門知識と経験が豊富です。
アフターフォローや出張費無料など、サービスも充実していることが多いでしょう。
大手業者から地元密着業者までピンキリですが、ホームページの情報や口コミ・評判を参考にして選ぶようにしてください。
水栓の製造メーカーに直接依頼するのも方法の一つです。
製造メーカーであれば、製品に関する詳細な知識を持った専門家が作業を行ってくれます。
また、製造メーカーでは純正パーツが使われるため、交換後の耐久性や互換性も高くなるでしょう。
製品に対する、製造メーカー独自の保証やサポートも期待できます。
ホームセンターは、手軽に水栓の交換を依頼できる場所の一つです。
比較的リーズナブルな価格でサービスを提供していることが多く、施設によってはオンライン予約や相談もできます。
また、地域によっては即日対応してくれるところもあるでしょう。
ホームセンターの口コミや評価を確認し、信頼性をチェックしてみてください。
家電量販店でも、キッチン水栓の交換サービスを利用可能です。
家電量販店には水栓専門コーナーがあるはずなので、そこのスタッフに声をかけてみましょう。
幅広い商品知識を持つスタッフが、水栓の交換に関するアドバイスや提案を行っています。もちろん、その店舗で購入した水栓の取り付けや交換作業も依頼できます。
アフターサポートも充実していることが多く、長期的な信頼性に期待できるでしょう。
キッチン水栓の交換を依頼できる4つの業者がわかりました。
そこで、ここからはそれぞれの業者別に、依頼したほうが良い人の特徴や注意点をまとめています。
まずは水道修理業者に依頼した方が良い人の特徴と注意点について見ていきましょう。
水道業者に頼んだ方が良い人は次のとおりです。
水道修理業者に頼むべき人は、急なトラブルに迅速に対応してほしいと考えている人です。
キッチン水栓の水漏れや急な故障は生活に支障をきたすため、迅速な対応が求められます。
水道修理業者は24時間、365日対応していることが多く、時間帯や曜日に関わらず利用しやすいのがメリットです。
キッチン水栓を既存の蛇口とは異なる別のタイプに交換したいと考えている人も、水道修理業者の利用がおすすめです。
水道業者は様々なタイプの蛇口に関する専門知識を持っているため、適切な製品の提案や正確な取り付けを行ってくれます。
水道業者に依頼する際の注意点は次のとおりです。
水道業者に依頼する際の注意点として、業者によって金額に差があることが挙げられます。
出張費や深夜料金、見積もり費などは、業者によって無料だったり有料だったりするため、あらかじめ確認が必要です。
また、地域や業者の規模、使用する道具、必要なスタッフの人数などによっても価格は変動します。
そのため、必ず複数の業者で相見積もりを取り、比較検討を行いましょう。
水道修理業者の中には、いわゆる悪徳業者が存在します。
悪徳業者は不要な作業を追加して請求を増やしたり、不当に高い金額を請求したりします。
悪徳業者に引っかからないためには、口コミや評判を確認するとともに、料金やサービス内容についてしっかり確認してから契約してください。
続いては、製造メーカーに依頼した方が良い人の特徴と注意点について見ていきましょう。
製造メーカーに頼んだ方が良い人は次のとおりです。
水栓の補償期間がまだ残っている場合は、製造メーカーに依頼したほうがいいでしょう。
水栓の製造メーカーなら、補償期間内であれば無償または低額で対応してもらえる可能性があります。
キッチン水栓を同じメーカーの別製品や新製品に交換したい場合も、製造メーカーを利用するのがおすすめです。
既存の水栓が古く同じ型がない場合や、新製品が出ている場合は、修理よりも交換したほうが長期的にみてお得です。
既存・新品とも同じメーカーであれば、スムーズな移行が可能になります。
製造メーカーに依頼する際の注意点は次のとおりです。
製造メーカーに依頼する場合、即日の訪問や修理対応は難しいといえます。
水道業者とは異なり、製造メーカーはスタッフを配置している場所が限定的です。
また、会社の規模や対応できる顧客数も限られていることが多く、緊急のケースには向きません。
即日訪問を希望する場合は、水道業者の利用がおすすめです。
製造メーカーは、製品自体に特化した知識を持っています。
一方で、取り付け工事や周辺設備に関するトラブルには限定的な対応しかできません。
もし水栓本体以外の問題が生じた場合は、水道修理業者に相談したほうがいいでしょう。
次に、ホームセンターに依頼した方が良い人の特徴と注意点について見ていきましょう。
ホームセンターに頼んだ方が良い人は次のとおりです。
店舗で店員と直接話しながら、水栓の選定や作業について相談したいという人にはホームセンターが向いています。
製品の購入から取り付けまで一貫して相談でき、地元店なら親しみやすい対応も期待できるでしょう。
また、ホームセンターなら既存の水栓を持ちこみ「同じもの」「同じメーカーのもの」などと指定することも可能です。
ホームセンターに依頼する際の注意点は次のとおりです。
ホームセンターに依頼する際の注意点として、店内で購入できる水栓の種類が少ないことが考えられます。
製造メーカーなら当然カタログから選べますし、水道業者ならAmazonなどで購入したものを設置してもらうことも可能です。
しかし、ホームセンターの場合は店舗で購入して取り付けを依頼することが一般的。
特定のブランドやモデルにこだわりがある場合は、事前に品揃えを確認しておくといいでしょう。
ホームセンターに依頼する際のもう一つの注意点は、他店舗との価格やサービスの比較が難しいことです。
ホームセンターは独自の商品ラインナップを持っており、他の業者との競争が少ないため、価格面での優位性が高いとは言い切れません。
比較検討のためにネットショップをチェックしたり、他の業者の見積もりを取ったりしておきましょう。
続いては、家電量販店に依頼した方が良い人の特徴と注意点を見ていきましょう。
家電量販店に頼んだ方が良い人は次のとおりです。
家電量販店に頼むべき人は、普段から利用している店舗でキッチン水栓を購入し、会員ポイントを貯めたいと考える人です。
家電量販店は幅広い商品ラインナップと多くの店舗を展開しており、ポイントカードを活用してお得に水栓交換を行えます。
もしひいきにしている店舗や仲良しのスタッフがいるなら、相談してみると割引やサービスが受けられるかもしれません。
家電量販店に依頼する際の注意点は次のとおりです。
家電量販店に依頼する際の注意点として、水栓交換ができる店舗が限られていることが挙げられます。
一部の店舗では水道工事などのサービスを提供していない場合があるため、事前に確認しておくようにしましょう。
もう一つの注意点は、水栓の種類や在庫が他の専門業者に比べて少ないことです。
特定のブランドやモデルにこだわりがある場合は、事前に品揃えを確認しておくといいでしょう。
とはいえホームセンター同様、一般的なメーカーや製品なら一通りは手に入ると考えられます。
賃貸物件に住んでいてキッチン水栓に不具合があった場合、どう対応していいか不安になりますよね。
そんなときの対処法や理由について解説します。
結論として、まずは大家さんか管理会社に相談するのがおすすめ。
自己判断で対応すると、あとあとトラブルになる可能性もあります。
大家さんや管理会社に相談するべき理由は次のとおりです。
大家さんや管理会社に相談すると、水栓の修理や交換にかかる費用を負担してくれることが一般的です。
賃貸契約において、住居の設備の維持は大家さんや管理会社の責任となります。
そのため、費用の一部または全額を負担してもらえることが多いのです。
これを知らずに自分で交換を行ってしまうと、何万円もの損をする可能性があるため注意してください。
大家さんや管理会社は、ガスや水道などのインフラに関しては提携業者を持っていることも多いです。
水栓の修理や交換に関しても、提携業者を手配することで迅速かつ的確な対応が期待できるでしょう。
キッチン水栓の交換時は、水栓本体の価格と工事費がかかります。
水道修理業者にキッチン水栓の交換を依頼した際の費用相場を一覧にまとめました。
水栓の種類 | 本体価格 | 工事費 |
---|---|---|
単水栓 | 2,000円〜 | 8,000円〜15,000円 |
ワンホール・ツーホール混合水栓 | 6,000円〜 | 10,000円〜15,000円 |
台付き・壁付き混合水栓 | 6,000円〜 | 10,000円〜15,000円 |
単水栓は、水かお湯のどちらかだけが出るシンプルな水栓です。
そのため本体価格は安く、2,000円〜5,000円程度で手に入ります。
工事費と合わせて10,000円〜17,000円程度が相場になるでしょう。
混合水栓は、同じ吐水口から出る水とお湯をレバーやハンドルで調整できるタイプのことです。
そのうちシンクに穴を1つ開けて取り付けるタイプをワンホール、2つのタイプをツーホールと区別します。
ワンホール・ツーホール混合水栓の交換費用は、単水栓よりもやや高くなります。取り外しや新しい水栓の設置に必要な工程が増えるため、合計で20,000円〜25,000円程度が相場でしょう。
混合水栓のうち、シンクに設置するタイプを台付き、シンク脇の壁に取り付けるタイプを壁付きと呼びます。
台付き・壁付き混合水栓の交換費用は、取り外しや取り付けに手間がかかるため、単水栓よりは高めです。
合計で20,000円〜25,000円程度を見ておきましょう。
安心して依頼できる水道業者の選び方は次のとおりです。
もっとも優先したいのは、水道局指定工事店を選ぶことです。
文字通り、水道局の指定を受けているということが、何よりの信頼の証。信頼性や技術力が一定水準以上であることを示しています。
指定工事店なら、安心して工事を任せられるでしょう。
出張費用が無料の業者を選ぶことも重要です。
業者によっては、エリアが限定されている場合など出張費用がかかることもあります。
なるべく費用を抑えるためにも、出張費用がかからない近場の業者を選ぶといいでしょう。
信頼性の高い業者であれば、事前に作業説明と見積もりの提示を行ってくれます。
これがない場合、あとから勝手に作業を追加したり、法外な値段を請求されたりする可能性もゼロではありません。
トラブル防止のためにも、作業説明をしっかりと受け、作業前に見積もりを提示してもらいましょう。
水道業者選びは、アフターサポートの充実度も重要なポイントです。
修理や交換後のトラブル、不具合が発生した場合に、迅速に対応してくれる業者であれば、安心して任せられるでしょう。
また、長期的な付き合いができると、その他の水まわりに不具合が出た場合も依頼しやすくなります。
水道業者を選ぶ際には、2〜3社の業者から相見積もりを取りましょう。
複数の業者の見積もりを比較することで、適正な価格やサービスを提供している業者を見つけやすくなります。
見積もりだけなら無料でやってくれる業者がほとんどなので、後ろめたく思わずどんどん利用しましょう。
キッチン水栓の交換費用を抑えるコツは次のとおりです。
キッチン水栓の交換費用を抑えるためには、なんといっても水栓本体を安価な価格で購入することが重要です。
ホームセンターやインターネットでの価格比較を行い、予算に合った水栓を見つけることで費用を削減できます。
タッチレスやシャワー付きなど高機能なタイプは数万円するなど高価になりがちですが、逆に言うとシンプルなタイプは数千円程度で手に入ります。
必要な機能に絞って探すことで、費用を抑えられるでしょう。
交換費用が安い水道業者を選ぶことも、費用を抑えるポイントです。
業者選びの際は複数の業者から見積もりを取り、サービス内容や費用を比較検討することで、適正な価格で交換作業を依頼できます。
出張費や深夜料金など、余計な料金がかからないよう注意しましょう。
最も費用を抑える方法は、自分で水栓を交換することです。
DIYに自信がある場合や基本的な工具を揃えている場合は、水栓の交換作業を自分で行うのがおすすめ。
かかる費用は、キッチン水栓の本体分だけで済みます。
シンプルな単水栓などは自分での交換も十分可能のため、ぜひチャレンジしてみましょう。
それでは、自分でキッチン水栓を交換する手順を見ていきましょう。
必要な道具は以下のとおりです。
今回は、ワンホールタイプの水栓交換の手順を解説します。
まずは、キッチンの止水栓を閉めて水を止めましょう。
場合によっては止水栓が壁の裏の点検口にあり、表からは見えないこともあります。
もし止水栓が見つけられない場合は、家全体の水道の元栓を作業中のみ閉めましょう。
シンク下にある給水ホースのナットを、レンチで取り外します。
ホースから水がこぼれやすいため注意してください。
中の逆流防止弁が古くなっている場合は、こちらも交換しておきましょう。
続いて、水栓を固定しているナットをレンチで取り外します。
古い水栓を持ち上げ、給水栓とともに取り外します。
まわりの汚れはきれいに掃除しておきましょう。
給水ホースを通してから新しい水栓を取り付け、ネジでしっかりと固定します。
止水栓に新しい逆流防止弁を取り付け、給水ホースを接続しましょう。
止水栓をひらき、水が出るか確認します。
水漏れがあった場合は、パッキンの入れ忘れやナット・ネジの緩みがないかを確認してください。
この記事では、キッチン水栓の交換を業者に依頼する際の選び方と費用相場について解説しました。
キッチン水栓の交換を頼める業者は大きく4つに分けられます。それぞれの特徴や注意点を把握し、自分の希望に合った業者を選びましょう。
また、賃貸物件に住んでいる場合は自己判断で交換を行わず、まずは大家さんや管理会社に連絡してください。
キッチン水栓の交換の費用は、水栓のタイプや業者によって変動します。業者選びの際は相見積もりをとり、水道局指定工事店を選ぶことが重要です。
自分で交換したり、本体を安く購入したりすることでキッチン水栓交換の費用は抑えられます。
適切な業者に依頼して交換を行い、キッチン水栓を快適に利用しましょう。