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ローポンプ(圧縮ポンプ)は排水詰まりを除去する際に、プロの水道修理業者も使用する道具です。
家庭に1台あれば、トイレ・キッチン・洗面所・お風呂で排水詰まりが起きたときに大活躍します。
しかし、これまでにローポンプを使用したことがない場合、「ローポンプの使い方」や「ラバーカップとの違い」について気になりますよね。
また、家庭にローポンプが1台欲しいとお考えの際には「購入するにはどのローポンプがおすすめなのか?」についても気になるところだと思います。
そこで本記事では、ローポンプの正しい使い方とおすすめの商品5選をご紹介します。
排水詰まりにローポンプを使用する際の注意点についても紹介していくで!家庭に1台ローポンプが欲しい、ローポンプについて詳しく知りたいと悩んでいる人はぜひ最後まで見たってや!
洗面台で排水の流れが悪い場合
キッチンで排水の流れが悪い場合
お風呂で排水の流れが悪い場合
洗濯機で排水の流れが悪い場合
トイレで排水の流れが悪い場合
排水口の詰まりを解消する道具といえば、多くの人がまず「ラバーカップ(スッポン)」を思い浮かべますよね。
実はローポンプもラバーカップもつまりを除去するために空気圧の圧力を利用するという原理においては同じです。どちらも真空式パイプクリーナーとして分類されます。
以下では、まずラバーカップとローポンプの違いについて詳しくご紹介していきます。
ローポンプとラバーカップの1つ目の大きな違いとしては圧倒的な威力の差と言えるでしょう。
詰まりの原因となっている物に対して、より奥まで・深く対応できるのがローポンプです。
油汚れや食べカスの詰まりに強く吸引力で詰まりを動かせるので、ラバーカップでは密着しにくいキッチンの排水口にもしっかり密着させることができます。
ローポンプの威力はすっぽんと比較して約5倍以上もの吸引力を発揮すると言われているで!その威力の強さはなんと30㎏の重りほどとされているくらいや。
排水詰まりに対処する際、ラバーカップとローポンプのどちらを使うべきかは、詰まりの原因・場所・程度によって異なります。
例えば、水溶性のトイレットペーパーを流しすぎてしまった場合や、便秘などによる固い便が原因の軽度のつまりであればラバーカップでも十分に交換を発揮できます。
ラバーカップを使用しても詰まりが解消されないときや、一時的に詰まりが解消されても繰り返し詰まるような事態であればローポンプの出番です。
まずはラバーカップを使用する⇒解消されない場合はローポンプを使用するのがおすすめやで!
項目 | ローポンプ | ラバーカップ |
---|---|---|
費用相場 | ・手動式:7,000円~20,000円~ ・可動式:30,000円~ | 110~1,500円程度と安価 |
購入できる場所 | ホームセンター・工具専門店・ネット | ドラッグストア・100均・ホームセンター・ネット等 |
ローポンプとラバーカップの2つ目の違いが本体購入費用の相場です。
ラバーカップは100均一やドラッグストア等身近で110円~1,500円程度で購入できます。
対してローポンプはホームセンターや工具専門店、ネットでなければ販売しておらず、手動式であっても7,000円~20,000円前後と少々値が張ります。
水道業者に詰まり抜きを依頼すると軽度であっても5,000円~が相場です。繰り返し詰まり抜きを依頼すると費用がかさむので、「家の排水詰まりが起きやすい」といった家庭は購入した方がお得かもしれませんね。
どの水回りでも使用できる工具であることから、突然の排水詰まりに備えて1本あると重宝するで!
ローポンプには、手動で使用する「手動式ローポンプ」と電動や自動による「加圧式ポンプ」があります。
電動タイプは強力かつ連続作業に向いていますが、手動タイプは簡単で持ち運びやすく、軽度の詰まりに適しています。
さらに電動タイプは専門の業者が使用する工具となりますので、手動式より価格も高額です。
また、電動力によって強い圧力がかかるため操作に慣れていないと配管を損傷させてしまう等のリスクがあります。
手動式と比べて本体の重量があることからも、一般家庭では手動式で十分と言えるでしょう。
業務用の高圧洗浄機と同様、専門業者が使用する工具は威力も強い分取り扱いに注意せなあかんねん。したがって家庭用の工具で解決できない場合には専門業者に依頼するのが賢明や!
本体価格も安く手軽に購入できるラバーカップですが、使い方には少々コツがあります。
例えばトイレのつまりに使用する際には、ある程度の水位が必要です。
ラバーカップは水を介して圧力をかける必要があるので、使用時には水位が適正でないとうまく効果を発揮することができません。
対してローポンプは空気だけでも強力な圧をかけることができるため、水が少ない状態でも効果を発揮します。
ハンドルを押し引きするだけで操作できるので、強い力をかける必要がなく初めて使用する人でも簡単に扱いやすいのが特徴となっています。
ラバーカップなら複数回に分けて押し引きしなければならない詰まりに対してもローポンプなら1〜2回の強押しで改善できることも多いです。
次によく購入される人気のローポンプを5つ紹介します。
それぞれ形状やオプションなども違い、特徴がありますのでぜひ参考にしてみてください。
アサダはローポンプを開発・製造している会社です。元祖と言える強力な水圧で素早く詰まりを解消できます。
吸引もできるのでさまざまな詰まりに対応できるのが特徴です。
清潔ではない詰まり水に触れずクリーンな作業が可能。超軽量で持ち運びが楽であり、ケース付きのものもあります。
参考価格:28,000円~(税別・2025年調べによる)
パイプクリーナー 水圧洗浄タイプは他メーカーのローポンプと比べて非常に手頃な価格が大きな魅力です。
コストパフォーマンスに優れているだけでなく、強力な水圧によって詰まりを迅速かつ確実に解消します。
価格が抑えられているからといって性能に妥協はありません。
吸引力は非常に高く、頑固な汚れや詰まりにも力強く対応。
日常のメンテナンスから業務用途まで幅広く活躍し、コストを抑えながら効率的な排水管清掃が可能です。
参考価格:8,988円~(税別・2025年調べによる)
流し台、洗面所、男性用トイレ専用におすすめのSANEIの真空式パイプクリーナー。
棒付きのラバーカップの棒の部分が圧縮ポンプになったイメージです。ポンプがついて、強力な吸引力でつまりを解消します。
垂直になっているので、形状により使用できない場合があります。
参考価格:3,200円~(税別・2025年調べによる)
従来のラバーカップに比べ圧力5倍以上。流し台、洗面台、トイレなどの詰まりを強力な水圧で素早く取り除きます。
専用のロングアダプターとショートアダプターが付属しており、修理箇所によりアダプターを変えることができるのでその場にあった強力な圧力をかけることができます。形状など、ローポンプスーパープラスに似ています。
参考価格:3,600円~(税別・2025年調べによる)
ワイヤ、ロッド類が使用できない場所で役立つ、衝撃波による清掃機。「衝撃波」と言うくらい強力で付属品も多数です。
プロ仕様の工具といっても過言ではありません。パワーの強さに比例して、サイズも大きく価格も高価になります。
参考価格:103,381円~(税別・2025年調べによる)
ローポンプは強力な圧力で排水の詰まりをスムーズに解消できる便利な工具ですが、使用する際の注意点についても把握しておきましょう。
確認事項をチェックする前に使用してしまうと配管や本体を傷めたり、かえって詰まりが悪化するなどのリスクも起こりえます。
ラバーカップの使用においても同様ですが、ローポンプは固形物を流してしまったことが原因の詰まりには適していません。
ローポンプを使用して解消できるつまりの原因と、解消できない詰まりの原因は以下の通りです。
場所 | 解消できる | 解消できない |
---|---|---|
トイレ | ・トイレットペーパー ・便 | ・おむつ ・紙ナプキン ・ティッシュ等 |
キッチン(台所) | ・食べ物のカス ・軽度の油汚れ | ・重度の油汚れ ・その他固形物 |
浴室・洗面 | ・髪の毛等の軽いヌメリ汚れ | ・重度の油汚れ ・その他固形物 |
また、解消できる詰まりの要因であっても大きな塊になっている場合はローポンプの吸引力でも除去できない場合があります。
ティッシュはトイレットペーパーと同じ紙と思われがちやけれど、実は水に溶けない物として該当するで!うっかり流してしまわないように注意してや。
以下では、ティッシュをトイレに流すとつまる理由について詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
ローポンプを使用する際には、配管の状態を十分に確認しておきましょう。
特に築年数の経過した建物や、老朽化した配管に対して使用する場合、配管の腐食・劣化が進んでいる可能性があり、ローポンプの圧力により破損・漏水などのトラブルが発生する恐れがあります。
ローポンプは排水管の詰まりを手軽に解消できる便利な道具ですが、正しく使わないと十分な効果を発揮できません。
ここでは、ローポンプの基本的な使い方を、順を追ってわかりやすくご紹介します。
ローポンプを使用した際の水はねや飛び散りを防ぐために、新聞紙や養生シート等を用いて使用箇所の周辺を養生しておきましょう。
また、作業場所が安全かつ十分なスペースがあること、周囲に障害物や危険物がないかも事前にチェックしておきます。
異物が見える位置にある場合は、手やトングなどで取り除きます。
使用時にはゴム手袋を着用し、安全に作業できる状態を整えましょう。
隙間があると吸引力が弱くなるため、しっかり密着させてください。
洗面器やバケツなどで少量の水を張ってから使うと効果が高まります。
勢いよく何度か繰り返し押し引きし、圧力の変化で詰まりを動かします。水がスムーズに流れるようになれば、詰まりが解消されたサインです。
ポイントとしては、水位が高い場合はポンプやバケツを用いてあらかじめ汲みだして置くことや!ローポンプの威力で水が溢れる可能性があるで!
最初は重たく感じますが、つまりが解消されればだんだん軽くなってくる手ごたえがあるはずです!
ローポンプは軽度の詰まりに効果的ですが、それでも詰まりが解消されない場合があります。
その際は、以下のような原因が考えられます。詰まりの原因を正しく把握することで、適切な対処法を選ぶ手助けになりますので、ぜひご確認ください。
上記の章と重複しますが、ローポンプを使っても詰まりが解消しない場合は配管内に固形物が詰まっている可能性があります。
無理にポンプを操作しても状況が悪化する恐れがあるため、まずは詰まりの原因が固形物でないかを確認しましょう。
詰まりの場所や内容によっては、専門業者による機械的な除去や配管の点検・修理が必要となる場合があります。
例えばお子さんがおもちゃを遊んでいて流してしまった、ご家族がトイレの使用中にポケットから物を落としてしまったという事態も考えられます。
トイレットペーパーを切らしたときにティッシュとかつい流してへんか?“ちょっとぐらい”が詰まりのモトやで!
ローポンプで解消できない場合は、排水桝(はいすいます)側で詰まりが起きている可能性が高いです。
排水桝でつまりが起きているのであれば屋内の1カ所だけでなく複数の箇所でつまりやすくなっている可能性があります。
可能であれば一度排水桝でつまりが起きていないか確認してみましょう。
排水管は、最小の施工時に、水が自然に流れるように適度な角度をつけて設置されています。
しかし、地盤が原因でこの角度が変わると水が流れずに途中で溜まったり、逆流したりしてしまう場合があります。
排水管が逆に傾いてしまっている、管自体に損傷があるような場合は、修理をして適切な勾配をつけるなど、排水管自体を交換する必要があります。
地盤の問題になってくると工事も少し規模が大きくなるので、施工費用も高額になります。
ローポンプを何度か試してもつまりが解消されない場合は水道修理業者へ相談してみましょう。
業者によっては、24時間365日対応しているところもあり、専門家はいち早く、的確に状況を判断して施工してくれます。
簡単なつまりであれば到着から5分ほどで直ることも少なくありません。
本当に困ったときの水道屋”でええ。それが誇りや!
本サイトでは都道府県各エリアの水道業者を掲載しています!
水道業者選びに迷ったときにはぜひ参考にしてみてくださいね。
まず、水道業者を選ぶときには自治体の水道局から認定を受けている水道局指定業者の中から選択するようにしましょう。
近年では悪質な水道業者による高額請求等の被害が相次いでいます。水道局指定業者を選択することはそのような被害に遭わないための1つの予防策です。
指定業者は技術力・資格・法令遵守が認められた業者であるため、安心して依頼できます。
悪質業者とのトラブルを避けるためにも、事前に自治体の公式サイトなどで確認し、信頼できる業者を選びましょう。
ただし、水道局指定業者が全て優良な業者と断言できないのが現状やねん。あくまで業者を選ぶ上での最低ラインと覚えておいてや!
たしかに“指定業者”は、水道局の基準を満たした登録業者ではありますが、技術力や対応の質まで保証されているわけではありません。
“指定業者=信頼できる”と早合点せずに、
口コミ・実績・見積もりの丁寧さなども必ず確認しましょう。
作業内容 | 基本料金+作業料金の費用相場 |
---|---|
薬剤洗浄 | 5,000円~8,000円 |
ローポンプ作業 | 8,000円~15,000円~ |
トーラー作業 | 20,000円~30,000円~ |
高圧洗浄作業 | 15,000円~30,000円~ |
一部業者は「作業費込みパック料金」などで 一律9,800円〜12,800円 程度の定額制を導入している場合もあります。
状況によっては、複数の作業を行う必要があるケースも考えられるため、正確な費用については見積もりの確認が必要です。
高圧洗浄作業は屋内のみかもしくは、野外配管全体の洗浄を行うのか等、距離によっても費用が大きく変動します。
トーラーは、別名ワイヤー式度練クリーナーともいうで!
ローポンプは空気圧で詰まりの原因を押し流すのに対して、トーラーは直接詰まりの原因を掻き出す・砕くのが特徴や。
ローポンプでも解消できない物理的なものが完全に原因となって詰まっている際に行われる作業です。さらに、水圧で押し流す高圧洗浄もつまりの再発防止のために同時に行われます。
ローポンプに関してよくあるQ&Aをまとめました!
時間に余裕のある人はぜひチェックしてみてや!
ローポンプを使用した後はどのように手入れをすれば良いですか?
使用後はバケツなどで水洗いし、除菌スプレーや中性洗剤で清掃しましょう。
ローポンプは再利用できる道具なので、しっかり洗って乾かすことで清潔に保てます。収納時は水気をしっかり切っておきましょう。
ローポンプの寿命はどのくらいですか?
使用頻度や保管状況により異なりますが、ゴム部分が劣化したり破損した場合は交換が必要です。
ローポンプで詰まりが取れた後にやるべきことは?
流水でしっかり排水管を洗い流し、再発防止のために定期的なメンテナンスを行いましょう。
この記事では、ローポンプの特徴や使い方、その手順、人気機種などを徹底解説しました。
ローポンプはハンドルを引いたり押したりするだけの単純な作業でつまりを解消できるので、手軽さや道具の使いやすさを求める方におすすめです。
つまりの原因を引っ張りだすこともできるので、重度なつまりでない限りはローポンプだけで簡単につまりを解消することができます。
しかし、家庭内の水回りで起こる様々なつまりの中には、排水管の奥や、排水管の傾きが原因など、ローポンプではどうしても解消できないこともあります。
また、一度は解消したが、同じ症状を繰り返すような場合には、至急、水道修理業者へ相談してみましょう。
部材の交換やリフォームなど、事態が大きくなる前に対処してください。
今回の内容をまとめると以下の通りです!
ラバーカップとの比較 | ・ローポンプの方が威力が5倍以上強い ・費用はローポンプの方がやや高め |
---|---|
使用する際の注意点 | ・固形物による詰まりには効果なし ・配管が老朽化している場合は危険 |
ローポンプを使用しても詰まりが解消されない | ・固形物が詰まっている ・排水桝が詰まっている ・勾配が足りていない |
水道業者を選ぶときは | ・水道局指定工事店から選ぶ (口コミや評判は要チェック) |
ローポンプの購入をおすすめできる人 | ・家庭の水回りが頻繁に詰まる場合 |
ローポンプを使用してもつまりが解消されない、自分で作業するのが不安という場合は無理せず僕ら水道修理業者に1度相談してな!