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洗面台の寿命は何年なの?いつまで使えるの?と疑問に思われる方も多いでしょう。
洗面台は丈夫に作られていますが、長く使えば劣化や汚れが目立ってきます。
早く交換しないといけないのか、それともまだ使えるのかを判断する上でも、洗面台の寿命を知っておくのがおすすめです。
この記事では、洗面台の寿命や交換を考えるタイミングについて解説していきます。
洗面台洗面台は日常生活で頻繁に使用されるため、寿命が気になる場所ですよね。
ここでは洗面台の一般的な寿命や、蛇口・配管の寿命についてくわしく解説します。
洗面台の一般的な寿命は早くて10年、長くて20年程度です。
といっても、実際には多くの要素に影響を受けて寿命は変わります。
まず影響するのは、洗面台の素材です。
一般的に、洗面台には次のような素材が使われます。
陶器は洗面台の素材としてもっとも普及しているタイプです。
色・サイズ・形が豊富かつ、価格がリーズナブルで汚れがつきにくいのがメリットです。
ただし、衝撃を与えると割れやすい・傷がつきやすい性質があるため、乱暴に扱うと寿命は短くなります。
ホーローは耐久性が高く、割れにくいのが特徴です。
臭いや汚れもつきにくいですが、経年劣化で表面のコーティングが剥がれ、傷がつくこともあります。
人工大理石はデザインが豊富でリーズナブルですが、傷や汚れがつきやすく、研磨剤などが使えないのがデメリットです。
このように、素材によって寿命は大きく変わるため、耐久性や傷のつきやすさをよく確認するようにしましょう。
洗面台の使用頻度も寿命に影響します。
一人暮らしと四人家族の場合、使用頻度はまったく異なりますよね。
このように家族や使用回数が多い場合は、摩耗が早くなります。
適切なメンテナンスが行われているかも重要なポイントです。
洗面台には洗剤や髪の毛などの汚れが付着しやすいほか、排水管が汚れると排水口の詰まりや臭いが起きることもあります。
定期的な掃除をしていたり、日頃から大切に扱ったりしていれば、それだけ洗面台の寿命を延ばすことに繋がります。
洗面台の蛇口の一般的な寿命は約10〜15年です。
洗面台の蛇口も重要な部品であり、寿命に注意が必要です。
蛇口の寿命は、おもに以下の要素によって影響を受けます。
蛇口の素材は寿命に直結します。
一般的には、蛇口には真鍮(しんちゅう)やステンレス鋼など、耐久性の高い素材が使用されることが多いです。
低品質な素材の場合は劣化が早まり、漏水や故障が起きる原因となります。
蛇口の使用頻度も寿命に影響します。
頻繁に使用する場合は、それだけ摩耗や劣化も早く進みます。
蛇口の場合はパッキンの交換のみで水漏れが直る場合もありますが、だいたい10年も使えば交換時期と言えるでしょう。
また、蛇口の開け閉めを乱暴に行っていると劣化や破損につながりやすいため注意が必要です。
蛇口の適切なメンテナンスも寿命に関わります。
定期的な清掃やパーツの交換、漏れの修理などが必要です。
一般的に、良質な配管の寿命は約20〜30年程度です。
洗面台の配管も重要な部分であり、寿命に注意が必要です。
配管の寿命は以下の要素によって影響を受けます。
まずは配管の素材です。
一般的に、洗面台の配管には次のような素材が使われます。
金属製の配管は集合住宅などでよく使われますが、経年劣化にともなって腐食や錆びが起き、水漏れの原因になりやすいです。
樹脂製の配管は金属製よりも安価で腐食しづらいですが、つなぎ目の部品が劣化することで水漏れが起きることもあります。
水質も配管の寿命に関わります。
特に水中の酸素や塩分濃度が高い場合、配管の腐食や劣化がより進みやすいといえるでしょう。
配管の施工品質も寿命に影響します。
適切な施工や接続、絶縁などが行われているかを確認しましょう。
洗面台の寿命は、いくつかの要因で縮まることがあります。
主な要因は次のとおりです。
洗面台の寿命を延ばすためには、適切な掃除やメンテナンスが欠かせません。
たとえば、汚れやカビが付着したまま放置すると、素材にダメージを与える恐れがあります。
定期的な掃除や適切なメンテナンスを行うと、洗面台の寿命を延ばすことにつながります。
洗面台は日常的に使用される場所です。
そのため、乱暴な使い方をすると寿命が短くなる可能性があります。
たとえば、無理に力を加えて蛇口を閉めたり、洗面器を強く置いたりすると洗面台の素材や構造に負荷がかかり、劣化や破損の原因になりがちです。
適切な使い方と優しい取り扱いを心がけることで、寿命を延ばすことができます。
洗面台の寿命は、使用頻度にも影響を受けます。
世帯人数が多い場合や使用頻度が高い場合は洗面台への負荷が増え、それだけ寿命が短くなります。
反対に使用頻度が少ない場合は、それだけ寿命が延びるといえるでしょう。
洗面台に物を落とすことは、洗面台の寿命を短くする要因の一つです。
特に重い物や硬い物を落とすと、洗面台の表面や素材に傷がつき、耐久性が低下します。
洗面台でよく使用するドライヤーやヘアアイロン、ヘアスプレーなどは、うっかり落としてしまうこともありますよね。
なるべく物を落とさないように注意するか、適切な保護措置を取ることで、寿命を延ばすことにつながります。
洗面台は水を使う場所であり、水に濡れることは避けられません。
しかし、水に濡れたまま長時間放置することは、洗面台の寿命を短くする要因となります。
特に木製の洗面台や一部の人工素材は、水による膨張や腐食が起こりやすくなります。
そのため、水の使用後はこまめに拭き取るなどして、洗面台を乾かすことが重要です。
洗面台の寿命が尽きたり、機能的な問題が発生したりした場合は、交換を考えるタイミングです。
本格的に壊れてから交換を検討しても、すぐに業者の予約がとれず不便な思いをするかもしれません。
そのため、洗面台の寿命が近いであろうサインを見逃さないようにし、早めの交換を検討しましょう。
洗面台を交換するべきタイミングは次のとおりです。
洗面台の表面や素材が劣化し、汚れや傷が目立つようになった場合は、交換を検討しましょう。
劣化によって洗面台の見た目が損なわれるだけでなく、清潔さや衛生面にも影響を与えることがあります。
洗面台に付属している鏡が破損している場合は注意が必要です。
破損した鏡は見た目にも悪影響を及ぼすだけでなく、うっかり触ってしまい怪我をする恐れもあります。
安全性を保つためにも、早急に交換の手配をしてください。
洗面台の蛇口から水漏れが起こっている場合も、交換を検討しましょう。
修理や部品交換で解決できない場合や、頻繁に水漏れが発生する場合は、洗面台を交換するべきタイミングだといえます。
洗面ボウルに亀裂や破損が生じた場合も、交換が必要です。
「このままでも使えるからいいや」と考えるかもしれませんが、ひび割れた部分から水が浸透し、カビが生える可能性もあります。
さらに安全性にも欠け、水漏れも起きやすくなるため、早めの交換を検討するのがおすすめです。
洗面台にシャワーヘッドやホースがついている場合、水漏れすることがあります。
何度も引き伸ばしては戻すという動作を繰り返すことから、どうしても劣化しやすいためです。
水漏れを放置すると水道代が上がったり、まわりに水漏れが広がってカビが生えたりする恐れもあるため、交換を検討しましょう。
洗面台の収納部分にカビや汚れが広がっている場合は、水漏れが起きているかもしれません。
洗面台下の収納などは、日常的に開けることがあまりないため、気づいたら被害が広がっているケースもあります。
一見して目には見えなくても、扉を開けてカビ臭かったら要注意です。
カビや汚れが頻繁に発生したり、カビや汚れをきれいに取り除けなかったり、収納部分の機能が十分に果たせなかったりする場合は、洗面台の交換を考えるべきでしょう。
年式の古い洗面台の場合、いざ故障したときに補修や修理に必要な部品が入手できない可能性があります。
古いモデルの洗面台は、補修部品が市場から姿を消してしまっていることがあるからです。
こうなると部分的な修理はできず、新しい洗面台へ交換することになります。
もし部品があっても、洗面台が古いと修理する場所によって新しく買い替えるほうが安く済むケースもあります。
洗面台の収納部分や床の木材が劣化し、ボロボロになっている場合は交換時期です。
劣化した木材は見た目にも悪影響を及ぼすだけでなく、機能的な問題や安全性にも関わってきます。
新しい洗面台を導入することで、快適な使用環境が確保できます。
新しい洗面台に交換する際は、次のような点に気をつけましょう。
新しい洗面台を選ぶ際には、洗面スペースのサイズをよく確認しましょう。
高さは使う人の「身長÷2」前後が使いやすいとされています。
また、設置後に圧迫感がないかどうかも重要なポイントです。
洗面台が大きすぎると使いづらく、小さすぎると収納や利便性に問題が生じるため、適切なサイズを選ぶようにしてください。
洗面スペースに新しい洗面台を設置した後でも、周囲に圧迫感がないか確認しましょう。
また、洗面台のデザインやカラーが空間全体と調和しているかどうかもチェックするのがおすすめです。
洗面台は、搬入時には比較的大きなサイズのものが多いです。
そのため、搬入経路に問題がないかを確認しましょう。
とくに階段や廊下などは、洗面台を運ぶのに十分なスペースが確保できないと、搬入時苦労することになります。
洗面台にはいくつかの取付タイプがあるため、ニーズや設置状況に合ったものを選ぶようにしましょう。
ユニットタイプの洗面台は、洗面ボウル・蛇口・収納スペースなどが一体型になったタイプです。
はじめからセットになっているため比較的安価で、取り付けも簡単なのが特徴です。
横幅は「60cm・75cm・90cm」の3サイズがあり、スペースに合わせて選べます。
カウンタータイプの洗面台は、洗面ボウルをカウンターに埋め込んだデザインです。
狭い店舗など、簡易的なつくりのトイレによくあるタイプですね。
カウンターの素材やデザインを好きに組み合わせて、自分好みのスタイリッシュな洗面スペースが叶えられます。
システムタイプの洗面台は、洗面ボウルや蛇口、収納スペースはもちろん、鏡、照明器具・コンセントなどがすべて一体化したタイプです。
それぞれのパーツを自分で選べるため、好きな組み合わせで設置できます。
さらに左右に収納棚を足すこともでき、もっとも高機能かつ自由のきくタイプだといえるでしょう。
洗面台洗面台を交換する際には、現状の給水・排水の接続状況を確認しましょう。
新しい洗面台が現在の配管と互換性があるかどうかを確認し、必要に応じて配管の修理や改修を行う必要があります。
自信がなければ、一度専門家に見てもらってもいいでしょう。
洗面台には、照明や電動機器を接続する場合があります。
そのため、コンセントの位置も確認しておくのがおすすめです。
新しい洗面台の設置にあたっては、コンセントの位置と洗面台の設置場所が合うかどうかを確認し、必要に応じてコンセントの移動や追加工事を行いましょう。
もし洗面台の交換を賃貸物件で行う場合は、あらかじめ管理会社や大家さんへ相談するようにしましょう。
また、交換後の洗面台の処分や元の状態への復元義務がある可能性もあるため、賃貸契約や規約をあらためて確認してください。
洗面台の交換を業者に依頼した場合、かかる費用や作業時間が気になりますよね。
ここでは一般的な費用と作業時間について解説します。
費用項目 | 価格の目安 |
---|---|
取り外し・処分 | 10,000円〜30,000円 |
新しい洗面台の購入 | 20,000円〜100,000円 |
取り付け工事 | 20,000円〜50,000円 |
オプションなど | 必要に応じて追加 |
合計 | 50,000円〜180,000円 |
洗面台の交換時は新しい洗面台の購入費用のほか、取り外し・取り付けの工事、古い洗面台の処分にも費用がかかります。
洗面台のメーカーやサイズ、種類によって本体の価格差があり、工事費用も業者によって変わるため、複数の業者から見積りをとって比較検討するようにしましょう。
作業項目 | 作業時間の目安 |
---|---|
古い洗面台の取り外し | 約1〜2時間 |
配管の切断・接続 | 約1〜2時間 |
新しい洗面台の取り付け | 約1〜2時間 |
最終的な調整・清掃 | 約30分〜1時間 |
合計 | 約4〜7時間 |
一般的な洗面台交換の作業時間は、約4〜7時間程度です。
作業時間には古い洗面台の取り外し・新しい洗面台の取り付け・配管の接続・最終的な調整や清掃などが含まれます。
休憩などを含むと1日仕事になる可能性もあるため、スケジュールには余裕を持つようにしましょう。
洗面台の交換にはある程度の費用がかかるため、なるべく安く済ませたいと考えるかもしれません。
洗面台交換をなるべく安く済ませる方法は次のとおりです。
洗面台の価格は、メーカーやブランドによって大きく変わります。
高級なメーカーの洗面台であれば当然価格は高いですが、中〜低価格帯の洗面台でも、機能やデザインが見劣りしないものもあります。
有名なメーカーやブランドはたしかに安心感はありますが、必要な機能が揃っていることを重視したり、シンプルなものを選びたかったりする場合もありますよね。
ついつい多機能なモデルを選んでしまい、あとから「この機能はいらなかった」と後悔する可能性もあります。
メーカーやブランドに惑わされず、自分の予算に合った洗面台から選ぶことで、費用を最小限に抑えられます。
テクニックとして、トイレや台所など他の水回りの設備も一緒に交換し、価格交渉するという方法もあります。
業者にとっても一度の作業で複数設備を交換できれば効率がよく、自分にとってもいずれ交換するものならまとめて安くなるほうがいいですよね。
金額が大きくなれば割引してもらえたり、特別なサービスをつけてもらえたりする可能性もあります。
洗面台を交換する際は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
このとき、地元の水道局で認可を受けている「水道局指定業者」を選ぶようにしてください。
洗面台の交換作業は専門知識と経験が必要であり、正確な取り付けや配管の接続が求められるためです。
また、業者に依頼することで次のようなメリットがあります。
業者に依頼する際は、信頼できる業者を選ぶために口コミや評価、実績をよく調べましょう。
複数の業者から見積もりを取り、価格やサービス内容を比較検討するのがおすすめです。
また、水回りのリフォームは数年・十数年おきに必要になります。
そのため信頼がおけて、長く付き合える業者を選ぶようにしてくださいね。
洗面台の寿命については、普段の生活であまり意識することがないかもしれません。
しかし、どんなにいい素材でも10年〜20年も使えば劣化し、寿命がやってきます。
本記事で紹介したような「寿命のサイン」があらわれたら、本格的に壊れてしまう前に交換を検討するのがおすすめです。
また、まだ交換まではいかなくても、普段から丁寧に扱う、こまめに掃除などのメンテナンスを心がけることも、洗面台の寿命を延ばすことにつながります。
洗面台交換にかかる費用は決して安くはないので、普段の使い方の積み重ねが大切です。
もし「洗面台の寿命がきたかもしれない…」と感じたら、本記事を参考に、新しい洗面台への交換を検討してみてください!