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急なトイレつまり…。こんな水のトラブルが起きることがあります。
「トイレをなんとか使えるようにしたいけど、どうしたらいいかわからない!」こんな方へ、トイレつまりを直す道具を紹介します。
数十年前まではスッポンしかありませんでしたが、2023年の今では様々な商品が開発されています。
使い方や買える場所、販売価格も紹介しますので参考にしてください。
トイレがつまってしまったとき、まず考えるのは「どうやったら直せるか」ということですよね。
なるべくお金も時間もかけたくないというのが本音だと思います。
そもそも、トイレつまりは自分で直せるのでしょうか?
多くの人は、トイレつまりといえば水道業者を呼ぶイメージがあると思います。
よくCMやチラシでも見ますよね。
しかし、実際にはトイレつまりは自分で直せることがほとんどです。
よほど詰まりがひどかったり、便器から水が溢れてきたりする場合は業者に頼むべきですが、軽いつまりであれば十分対応できます。
トイレつまりを自分で直すときは、つまり抜きの道具を使うことで直せる確率が上がります。
つまり抜きの道具を使用するメリットは次のとおりです。
専用の道具があれば、トイレつまりをより効率的に解消できます。
トイレつまりの道具は、トイレつまり専用として設計され、トイレつまりに特化した機能を持っています。
そのため、つまりの原因物を的確に取り除けるのです。
たとえば、トイレつまり専用のワイヤーは曲がった部分やフック状の先端が付いていて、つまりの奥深くまで届くようになっています。
これにより、つまりの原因となる物質をしっかりと引き出すことが可能です。
つまり抜きの道具は、トイレやパイプに傷をつけるリスクを最小限に抑えるように設計されています。
ラバーカップ(スッポン)やワイヤーは柔軟性のある素材のため、適切な力と角度で使用すれば、トイレやパイプに損傷を与えずにつまりを解消できます。
ただし、道具の使用方法を正しく理解し、慎重に扱うことが大切です。
トイレつまりを解消するための道具は何種類もあります。
このあと詳しく解説しますが、ラバーカップ(スッポン)、ワイヤー、高圧洗浄機などです。
それぞれ特長や使用方法が異なるため、つまりの状況や自分の好みに合わせて選びましょう。
状況に応じて適切な道具を選ぶことで、効果的にトイレつまりを解消できます。
このように、つまり抜きの道具を使用することで、トイレつまりを自分で解消できる確率は高まるといえるでしょう。
続いて、自分で直せるトイレつまりの具体的な症状をご紹介します。
主に次の3つです。
トイレつまりの一般的な原因の一つは、大量のトイレットペーパーを一度に流すことです。
トイレットペーパーは水に浸かると膨らむ性質があるため、パイプ内で水が流れづらくなったり、ひどくなると完全に流れなくなったりする原因になります。
トイレを使用したあと、便器内に便やトイレットペーパーが残っているときは危険信号です。
これは便器内の水が正常に流れず、便やトイレットペーパーが便器内に残ってしまっている状態です。
この場合、パイプ内でつまりが起きていると考えられます。
このまま放置すると、次のトイレ使用時に水が上がってあふれる可能性があるため、つまりを解消する必要があります。
トイレつまりが進行している場合、便器を流すと水が上がって一時的にあふれそうになることがあります。
つまりの原因物がパイプ内に詰まり、正常に水が流れなくなっているため、流した水が便器内に溜まってしまうのです。
この状態ではそれ以上水は流さずに、先につまりを解消する必要があります。
以上が、自分で直せるトイレつまりの症状の一部です。
これらの症状が見られた場合は、適切な対処法や詰まり抜きの道具を使用し、自分でトイレつまりを解消するようにしましょう。
トイレつまりを直す道具は次のとおりです。
購入できる場所や価格の目安、使い方もあわせて解説するので、参考にしてみてください。
ラバーカップ(スッポン)は、誰もがイメージする王道のトイレのつまり抜き道具です。
ゴムでできた半円型のカップに持ち手がついており、トイレの穴に密着させて真空状態を作ることでつまりを解消します。
購入できる場所 | ホームセンターAmazonなどのオンラインショップ100円均一 |
価格の目安 | 100円〜1,500円 |
使い方は次のとおりです。
注意点として、トイレ内の水が少ないと真空状態になりにくいため、その場合は水を足してやってみてください。
また、勢いよく動かすと水が飛び散るため注意しましょう。
真空式パイプクリーナーは、ハンドルを動かして真空状態を作り、つまりを解消する道具です。
ラバーカップと同じ原理ですが、より強力であることが特徴です。
トイレだけでなく、台所やお風呂場の詰まりにも使用できます。
購入できる場所 | ホームセンターAmazonなどのオンラインショップ |
価格の目安 | 1,500円〜3,000円 |
使い方は次のとおりです。
注意点としては、真空式なのでカップを排水口にぴったりとくっつけるのがポイントです。
つまりがあるうちは重たいですが、抜けると手ごたえがふっと抜けて軽くなります。
使い終わったらきれいな水の中で押し引きを繰り返すと、簡単に掃除できますよ。
ローポンプ(圧縮ポンプ)は、ポンプで強い圧力をかけゴミを吸引し、つまりを取り除く道具です。
仕組みはラバーカップやパイプクリーナーと同じですが、圧縮する力がケタ違いのため効率よくつまりが取り除けます。
主にプロが使う道具のため価格帯がやや高いことと、大きくて場所をとるのがデメリットです。
購入できる場所 | ホームセンターAmazonなどのオンラインショップ |
価格の目安 | 15,000円〜20,000円 |
使い方は次のとおりです。
ワイヤー式パイプクリーナーは、自由に曲がるワイヤーにハンドルがついており、ワイヤーを操作して先端のゴミを除去します。
ここまでは圧力でつまりを抜く道具だったのに対し、ワイヤー式パイプクリーナーはつまりに直接的に作用するのが特徴です。
トイレつまりのほか、排水口の中に物を落としてしまったときなども使えます。
ただしワイヤーやブラシの掃除が大変なことや、場合によってはつまりの原因物をさらに奥へ押し込んでしまう可能性もあり、使い方には注意が必要です。
購入できる場所 | ホームセンターAmazonなどのオンラインショップ |
価格の目安 | 1,000円〜3,000円 |
使い方は次のとおりです。
トーラーはワイヤー式パイプクリーナー同様、ワイヤーの先にブラシがついた道具です。
家庭用のものはワイヤー式パイプクリーナー、業務用のものはトーラーと呼ばれ、手動と電動があります。
ワイヤー式パイプクリーナーに比べると耐久性が高く、操作性がいいのが特徴ですが、その分非常に高価です。
強度が高いため、素人が使うとパイプを傷つける恐れもあり、基本的には業者が使うものと考えたほうがいいでしょう。
購入できる場所 | ホームセンター配管工具専門店Amazonなどのオンラインショップ |
価格の目安 | 手動トーラー:15,000円〜電動トーラー:100.000円〜 |
使い方は次のとおりです。
高圧洗浄機は、強力な水圧を利用して詰まりの原因を押し流す道具です。
ここに配管用のパイプクリーニングホースを取り付けて使用します。
主にプロの業者や専門のトイレメンテナンス会社が使用しますが、一部の家庭用モデルも市場に出ています。
数万円する高価な道具ですが、車・窓・ベランダ・外壁などあらゆる場所の掃除に活躍するため、一台あると便利です。
圧力が強力なので、必要であれば保護メガネや手袋を着用し、安全対策をした上で使用しましょう。
購入できる場所 | 専門店Amazonなどのオンラインショップ |
価格の目安 | 本体:100,000円〜パイプクリーニングホース:3,000円〜5,000円 |
使い方は次のとおりです。
次に、トイレつまり用の薬品や薬剤を使用する方法を見ていきましょう。
以下の代表的な薬品3つについて解説します。
ピーピースルーFは、パイプのつまりやにおいを化学反応の力で取り除く薬品です。
業務用の洗浄剤のため、個人での使用は推奨されていません。
購入できる場所 | ホームセンタードラッグストアAmazonなどのオンラインショップ |
価格の目安 | 500円〜1,000円 |
使い方は次のとおりです。
デオライトは尿石除去剤として販売されている薬品です。
主に男性用小便器が詰まったときに使用されます。
購入できる場所 | ホームセンタードラッグストアAmazonなどのオンラインショップ |
価格の目安 | 500円〜1,000円 |
使い方は次のとおりです。
サンポールは、尿石やヘドロつまりに効果的な薬剤です。
1960年から販売されている商品で、それだけ高い効果があることがうかがえます。
購入できる場所 | ホームセンタードラッグストアAmazonなどのオンラインショップ |
価格の目安 | 500円〜1,000円 |
使い方は次のとおりです。
ここまで、道具を使ってトイレつまりを解消する方法を紹介しました。
しかし、専門的な道具や薬品がすぐに用意できないときもありますよね。
そんなときにできるトイレつまり解消法は次のとおりです。
もし原因がトイレットペーパーつまりの場合、ある程度時間を置くのが有効です。
2〜3時間おくと水に溶けるため、追加のトイレットペーパーや水を流さずに待ってみましょう。
ワイヤー式パイプクリーナーなどの代わりに、針金タイプのハンガーを使用するのも有効です。
要はつまった部分にひっかけ、パイプ内から引き出せればつまりは解消できるからですね。
針金タイプのハンガーが家に余っていたら試してみてください。
使い方は次のとおりです。
重曹やクエン酸は安くてエコな上家の中の掃除に効果が高いため、もともと持っている人も多いですよね。
そこで、重曹とクエン酸を組み合わせた溶液を使う方法を紹介します。
基本的に、軽いトイレつまりであれば自分でも解消が可能です。
しかし、次のようなケースでは、水道修理業者に依頼したほうがいいでしょう。
スマホやおもちゃなどの固形物をトイレに流してしまった場合、専門の水道修理業者に依頼するのがおすすめです。
これらは水や薬に溶けることはなく、素材や形状によってはワイヤーに引っ掛けるのも難しいと考えられるためです。
おむつや生理用品など、吸水性の高いものをトイレに流してしまった場合も、水道修理業者に依頼するようにしましょう。
パイプの中で水を吸ってどんどん膨らんでしまうため、素人が下手に手を出すとかえって悪化させる恐れもあります。
業者であれば専門の道具や技術があるため、適切につまりを解消してくれます。
もし、トイレ以外でも台所のシンク・お風呂・洗濯機などの排水口でもつまりが発生しているなら、水道修理業者に一度見てもらいましょう。
複数の排水口でつまりが発生している場合、問題は排水系統全体にある可能性が高いためです。
排水桝や浄化槽が溢れている場合も、排水系統全体に問題が起きていると考えられます。
トイレつまりを放置したり悪化したりすると、このように排水桝や浄化槽まで溢れることがあるため、問題が起きたら早期に対処することが大切です。
ここでは、トイレつまり時によくある質問をまとめました。
当てはまるものがあれば参考にしてみてください。
トイレットペーパーがつまりを起こす量は、具体的にどのくらいとは断言できません。
トイレの形式や水圧・水流といった機能、トイレットペーパーの溶けやすさによって異なるためです。
もし不安な場合は複数回に分けて流す・1回に流す量を減らすように意識してみましょう。
トイレットペーパーの溶解時間は、トイレットペーパーの種類や品質によって異なります。
とはいえ、水にふれると比較的短時間で溶ける素材のため、長くても2〜3時間程度を目安にするといいでしょう。
トイレつまりの解消にお湯を使用する場合、約50℃〜60℃が目安です。
熱すぎるお湯はパイプや排水システムを傷める恐れがあるため、避けてください。
トイレを流すときにゴボゴボと音がする場合、通常は排水系統に気泡や空気が存在することが原因です。
これは一時的な現象であり、通常は問題ありません。
しかし、もしつまりかけている箇所があると流れが悪くなり、中の空気が押し上げられてゴボゴボと音がすることがあります。
もし持続的にゴボゴボ音が続く場合は、一度水道修理業者に相談するのがおすすめです。
トイレが使用できない場合、近くにある駅や公園の公衆トイレ、コンビニやスーパーのトイレを一時的に借りましょう。
また、もし近隣に家族や友人が住んでいればお願いしてみてください。
この記事では、トイレつまりを解消する具体的な方法について解説しました。
多くのトイレつまりは自分で直すことができ、道具を使えば解決する可能性が上がります。
ネットショップやホームセンターで比較的安価に購入できるため、一家に一台トイレのつまり抜きのための道具を揃えておくのが望ましいです。
もし専用の道具や薬品がなくても、時間を置く、針金タイプのハンガーを使う、重曹+クエン酸+ぬるま湯を使うといった方法で対処が可能です。
それでも解決できないときは、水道修理業者に依頼し見てもらいましょう。
トイレつまりを放置するとトイレが使えず不便なだけでなく、悪化してトイレの水が溢れてくることもあります。
トイレつまりは日常的に起きる問題のため、適切な知識と対処法を理解しておくことが大切です。
トイレつまりの解消法を理解し、安全で快適なトイレ環境を維持するようにしましょう!