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水道料金は2ヶ月に一度の請求がきますが、2名以上の家族世帯で6,000円から10,000円が平均と言われています。
トイレの節水方法に関しては今まで様々な手法が紹介されてきました。ですがネット情報の中には間違った節水方法も多く出回っているので注意が必要です。
トイレの節水目的で間違った対策を行うとトイレが詰まりやすくなるなどのトラブルが発生しやすくなるため、返って修理費用が発生してしまうこともあります。
ビアスそこで当記事では、一般家庭の1ヶ月に掛かるトイレの水道料金の違いから節水方法まで、項目別にまとめて分かりやすく解説します。



間違ったトイレの節水対策を行うリスクについても解説するで!トイレの節水について困ってる人はぜひ最後まで読んだってや!


家庭内で日常的に使われる「水」の中で、トイレは意外にも多くの割合を占めている場所です。
光熱費やガス代と同じように、水道代の節約にも関心が高まっている今、トイレでの節水が改めて注目されています。
また、節水は単なる「節約術」にとどまらず、地球環境や災害への備えとしての側面も持っています。
では、トイレで使われる水は実際にどれくらいなのか?なぜここまで重要視されているのか?
まずは、家庭における水使用量の内訳から確認してみましょう。
家庭内で使われる水の中で、トイレが占める割合は約20〜30%にのぼると言われています。
これはお風呂や台所と並ぶ水使用量の多い場所であり、特に4人家族以上の家庭では、その差が顕著です。
| 水道設備 | 水道使用量(%) |
|---|---|
| 風呂 | 40% |
| トイレ | 21% |
| 炊事 | 18% |
| 洗濯 | 15% |
| 洗面・その他 | 6% |
例えば、1回の洗浄で約10リットルの水を使うトイレを1日5回使用した場合、1人あたり1日50リットル、年間で約18,000リットルもの水を流している計算になります。
家族全員となれば、その使用量はさらに膨大です。
水道代に換算すれば、年間数千円〜1万円以上の違いになることも珍しくありません。



地域差はあれど水道料金の引き上げが問題視されている近年では、節水について考える人も少なくないはずや。



水道は生活に欠かせないものですが、無理のない範囲で少しでも水道料金は抑えていきたいですね。
トイレの節水は、単なる家計の節約手段にとどまりません。
限りある水資源を守ることは、地球環境への配慮にも直結します。
また、災害時の断水などを想定した際にも、普段から節水の意識を持っておくことは非常に重要です。
水を「使いすぎない」習慣があれば、いざというときにも冷静な判断ができるでしょう。


「節水」と聞くと、大がかりな工事や高額な設備が必要と思われがちですが、実はちょっとした工夫だけで、誰でもすぐに始められる節水方法がたくさんあります。
特にトイレは、家族全員が毎日何度も使う場所だからこそ、小さな改善でも節水効果が積み重なりやすいのが特徴です。
正しい使い方や、便利なグッズの活用など、知っているかどうかで水道代に大きな差が生まれます。
ここでは、今日から実践できる5つの節水テクニックをわかりやすくご紹介します。
レバーには大便用の大と小便用の小のレバーがありますが、長めに便器に座っていると自動洗浄が大便用と判断します。
そこでリモコンパネルの小リモコンを押したり小レバーで使い分けすることで、節約につながります。
例えば、TOTOネオレストは大の水量が3.8L、小の水量が3Lですから、成人の1日のトイレを大が1回、小が4回とした場合は以下の通りになります。
1日あたりを換算すると小さな金額ですが、1年365日と考えると日々の節約が重要だということを実感できると思います。
※上記4人家族の場合 15.2円×365日=5,548円
※当記事では、東京都水道局の1Lあたりの単価を0.24円とした節約金額で換算しています。



ただし、トイレットペーパーを使用するときは基本的に『大』で流さないと詰まりやすくなってしまうで!



トイレットペーパーが流れないトラブルについては、以下の記事で詳しくまとめています。気になる方はぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね!


あまり知られていませんが、トイレのレバーには「ホールドタイプ」「ノンホールドタイプ」の2種類があります。
| ホールドタイプ | レバーを捻っているときだけ水が少量流れる |
|---|---|
| ノンホールドタイプ | 1度回せば適量の水が流れる |
1980年代まではホールドタイプのレバー式トイレが多く使用されていたのですが、現代のトイレはノンホールドタイプが主流です。
トイレットペーパーを流すときに「小」では流れていかないということがありますが、ノンホールドタイプであれば適量の量なら流れていきます。
基本的に女性はトイレでトイレットペーパーを使用する為、詰まらせないように常に大で流すことを推奨されていますが、一度トイレのレバーがどちらのタイプなのかも確認してみてください。
男性であれば小便のときは必ず「小」で流すようにすることで節水効果を得られるでしょう。


市販されている節水グッズは、低コストで効果的な節水を実現できるアイテムです。
特に、次のようなグッズが人気です:
これらはホームセンターやネットショップでも数百円〜千円台で購入でき、取り付けも工具いらずで簡単。DIYが苦手な方にもおすすめです。
トイレの節水に役立つと言われている商品はたくさんありますが、特に効果的な商品として以下の3点があります。
ロスカットは、ほとんどのトイレに使える汎用性のある節水器です。
ロスカットを取り付けることで、水を流したあとの「チョロチョロ」と流れる水量を節約できる画期的な商品です。
トイレレバーで水を流すとフロートバルブが持ち上がりますが、ほとんどの水が無くなるまでバルブは開いたままで、排水弁を閉めた部分に多少の水が残るだけです。
ロスカットはフロートバルブのチェーンの部分に重りをつけ早めにフロートバルブを閉じることで 30%以上の水がタンクに残ります。
タンク内に貯まる水量を変えるわけではないため、流れる水の勢いは変わりません。
他にも以下のメリットの記載があります。
ただし、以下のデメリットもあります。
上記に該当する場合は、残念ですがロスカットは使えないのでご注意ください!
トイレ節水できる君の商品の特徴は以下の通りです。
トイレ節水できる君はネットで、税込437円で販売しているサイトもありますので今回ご紹介する節水グッズの中で一番お手頃価格になります。
「手軽に試したい!」
「初めてトイレの節水グッズを使う」
「難しいのは無理」
このような不安を持たれている方に、おすすめの商品です!
ドルフィンセーブは、節水の専門会社「株式会社エコロジカルプレゼンツ」が開発した節水バルブシリーズです。
主に家庭用のロータンク式トイレに対応しており、フロートバルブを交換するだけで15〜40%の節水効果が期待できます。
水がすべて流れ切る前にバルブを自動で閉じることで、無駄な水をカットします。
9段階の節水調整機能があり、水量を使いながら細かく調整できます。
ほとんどのロータンク式トイレに対応していますが、一部の機種やメーカー(例:INAX)では専用アダプター(別売)が必要です。
購入前には、メーカーの公式サイトで対応機種を確認・問い合わせすることをおすすめします。
※ロータンク式トイレ:一般家庭で使われるタイプ
※フラッシュ式トイレ:公共施設などで使われる、タンクのないタイプ
最新の節水型トイレ(エコトイレ)に買い替えることで、劇的な節水効果が得られます。
たとえば、TOTOやLIXILが販売する最新モデルでは、大で約3.8L、小で約3.0Lという超節水を実現。
これは、10年前のトイレと比較して約70%の節水になる計算です。
■節水型トイレの一例
| メーカー | 機種名 | 大洗浄 | 小洗浄 | 節水効果(従来比) |
|---|---|---|---|---|
| TOTO | ネオレスト | 3.8L | 3.0L | 約71%減 |
| LIXIL | サティス | 5.0L | 3.8L | 約60%減 |
初期投資は必要ですが、長期的には水道代で元が取れるケースも多いです。
「最近、水道代が高くなった気がする…」という場合、タンク内での水漏れが原因の可能性も。
以下のような症状がある場合は、すぐにチェックしましょう。
放置すると、1日で数十リットルが無駄になることもあるため、定期的な確認が大切です。
自力で直せない場合は、早めに業者に相談するのがおすすめです。
自分がトイレを使った後に続けて家族がトイレを使う時など、臭いや音が気になり何度も水を流す人がいます。
一般的に普通トイレでは、使用水量は6〜8Lと言われていますので、節水のためには流す回数は1回にしておきましょう。
何度も流すことで、タンクに水が貯まるまで時間がかかり流れづらくなります。



トイレ中の音が気になるから水を流しながら済ませているという人は、携帯で水音の動画を流すのもおすすめやで!



トイレの匂いが気になるという場合は、携帯タイプの消臭スプレーを持ち歩くのもおすすめですよ!


トイレの間違った節約方法として、次の方法があります。
テレビで大家族の節約術などで取り上げられていたこともあります。
間違った節水方法も多いため、再確認が必要です!
トイレの節水をするために、いくつもの節水商品を多用することは、極端に水量が少なくなり詰まりの原因になります。
トイレの水量は設定された水量で流さないと洗浄ができなくなる可能性もあります。
節水したつもりが、汚物が排水管の中に溜まってしまい、かえって業者に依頼して高い修繕費用になる可能性もあります。
一時期メディアでも話題になったペットボトルをタンク内に入れる節水方法。
一度は聞いたり、実践したことがあるのではないでしょうか?
裏技のように言われた時期もありましたが、これは間違った節水方法です。
タンク内には、浮き玉・オーバーフロー管・鎖・ボールタップ・フロートバルブなどのたくさんの部品が入っています。
水の入ったペットボトルをタンク内に入れることで、部品がつぶれたり曲がってしまったりなど故障原因になってしまいます。
そのほか汚物を流すタンク内水量の必要量を減らしてしまうので、排水詰まりを起こしやすくなるため絶対に辞めましょう。
お風呂の残り湯を利用することで節水になります。
毎回風呂場から残り湯を運ぶことも大変なため、バケツに残り湯を貯めておくのがよいでしょう。
ただし、残り湯をトイレタンクに直接いれることはおすすめしません!
残り湯には髪の毛やゴミなどが含まれておりタンク内の詰まりを引き起こしたり、故障の要因ともなります。
残り湯を使用する際は、上記の点に気を付けてご使用ください。



断水や災害時のために溜めておくのはおすすめやけど、お風呂の湯を洗濯機等に使用するのも詰まりの原因になるから注意してや!



断水時のトイレの対処法については以下の記事でもまとめています。気になる方はぜひこちらも参考にしてみてくださいね。




一般的には、陶器であるトイレ本体は20年程の耐用年数があります。
節約のために「陶器でできているからヒビ割れするまで使いたい!」という方もいるかもしれません。
タンク内部品の耐用年数が10年と言われていますので、現在のトイレの設置から10年以上経過している場合は、節水効果の高いトイレに交換することも検討してみてはいかがでしょうか。
節水型トイレを選ぶうえで、最も重要な比較ポイントは「1回あたりの洗浄水量」です。
従来型トイレでは、1回の「大洗浄」で約13L前後の水を使用していましたが、最新モデルでは約3.8Lまで削減されており、約70%の節水が可能になっています。
| トイレタイプ | 大洗浄(L) | 小洗浄(L) | 節水効果(従来比) |
|---|---|---|---|
| 従来型トイレ(〜1990年代) | 約13L | 約10L | ー |
| 節水型(2000年代以降) | 約6〜8L | 約4〜6L | 約40〜50%減 |
| 超節水型(最新モデル) | 約3.8L | 約3.0L | 約70%減 |
この差は非常に大きく、1日あたり何度も使用するトイレだからこそ、節水性能は家計に直結します。
また、節水だけでなく以下のポイントも比較対象にすると選びやすくなります。
国内で高い人気と信頼を集める代表的なメーカーとそのモデルを、節水性能を中心にご紹介します。
価格帯(目安):30万〜50万円前後(工事費込み)
価格帯(目安):25万〜45万円前後(工事費込み)
節水性能と設置性のバランスを重視したい家庭におすすめです。
毎日の掃除の手間を減らしたい方、共働き世帯に好評のトイレ。水だけでなく洗剤も節約。業界初の「泡洗浄」機能搭載モデルです。
お住まいの自治体で、トイレリフォームに関する補助金・助成金申請できる場合もありますので、自治体ホームページや窓口に事前に問い合わせをしてみることもおすすめします。
支援事業や補助金は以下の通りです。
注文住宅や新築分譲住宅購入時に、子育て世帯と若者夫婦世帯に対しての補助金制度です。
ただし、リフォームする場合は、全世帯が対象となるため、子育て世帯と若者夫婦世帯の補助金上限額が拡大されます。
公式ホームページで事前に調べておくと良いでしょう。
※注意点として、申請は施工主ではなく工事請負業者が申請します。
予算上限額(100%)に達し次第、申請受付は終了となりますのでご注意ください。
補助金・助成金については、すべての自治体で実施している訳ではありませんので、事前にお住まいの自治体ホームページで確認するか問い合わせをすることをおすすめします。
例として東京都新宿区限定の補助金についてご紹介します。
和式便座から洋式便座への取替え工事は、106,000円が助成金の上限となります。
費用の1割〜3割は、自己負担割合に基づき支払います。
参考:住宅設備改修:新宿区
給付対象となるのは、介護保険の要支援・要介護の認定を受けた人で、改修する住宅に現在居住していることが条件です。
入院や施設に入所している場合は、対象外となりますのでご注意ください。
これらの補助金・助成金については、年度予算の関係で期間が決まっていたり、予算上限がありますので、早めの申し込みが必要です。


トイレの節水は、ほんの少しの工夫でも年間を通じて大きな節約につながるのが魅力です。
では、実際にどれくらいの金額が節約できるのでしょうか?ここでは、家庭での使用例をもとにシミュレーションしてみましょう。
家庭で使う水道代のうち、トイレが占める割合は約20〜30%。この使用量を抑えれば、水道代へのインパクトも大きくなります。
1Lあたりの水道代を約0.24円(全国平均)で試算すると
大4回、小16回と仮定
3.8L×4回 + 3.0L×16回 = 67.2L/日
月2,016L → 年間約24,192L
年間約24,192L × 0.24円 ≒ 5,806円/年
| 項目 | 従来型トイレ | 節水型トイレ | 差額(節水効果) |
|---|---|---|---|
| 年間水使用量 | 約94,900L | 約24,192L | 約70,708L減 |
| 年間水道代 | 約22,776円 | 約5,806円 | 約16,970円の節約 |
このように、1年で約17,000円近い節約が見込めます。家族が多い家庭や、使用頻度が高いご家庭ほど費用対効果が高くなるのがポイントです。
節水型トイレの導入には、ある程度の初期費用がかかります。
一方、年間の水道代節約が約17,000円と仮定すると、10〜15年で元が取れる計算になります。
| 期間 | 普通トイレ(8/6)L | 節水トイレ(3.8/3)L |
|---|---|---|
| 1日 | 約32L | 15.8L |
| 1ヶ月 | 約992L | 約490L |
| 1年 | 約11,680L | 5,767L |
※大は1回、小を4回で比較しています。



長期的な視点で見ると、節水型トイレは“コスト”ではなく“投資”と捉えることができます。





トイレの節水に関してよくあるQ&Aをまとめました!



時間に余裕のある人はぜひチェックしてみてや!
間違ったトイレの節水方法をおこなうと、どのようなリスクがありますか?
間違った節水方法を行うと、以下のようなトラブルやリスクが発生する可能性があります。
節水のつもりが、詰まり修理や部品交換の出費に繋がることがあり、節約どころか逆に高くつくケースも少なくありません。
節水対策を行うようにしていたら水道局からお知らせが来ました。
使用水量が前回と比較して著しく減っている場合は、水道局から「何か心当たりがあればご連絡ください」といったお知らせが来ることがあります。
水道局としては、「どこからか水漏れが起きていないか」「水道メーターが故障していないか」といった確認です。
古いトイレから節水トイレへの交換、食洗器の導入など、節水効果が高いものに取り換えると思っていた以上に水道料金が安くなったということも珍しいことではありません。
また、使用水量は節水に関わらず、同居者が減ったなどの各家庭の都合もあります。
水道メーターの点検を行ってもらっても特に問題ないのであれば、使用水量を減らすことに成功したということなので特に気にする心配はありません。


今回は私達の生活に密着する「トイレの節水」をテーマに、様々な観点から解決策を探ってきました。
日常的に使うトイレですが、トイレタンクの構造やしくみなど普段あまり考えることが無いと思います。
原材料価格の高騰や円安などで、今日本は物価の高騰に見舞われています。
水道光熱費も値上げがぞくぞくと決まり、私達の生活は不安だらけですよね。
しかし、日常のちょっとした節約が大きな節約を生んだりする可能性もあります。
節水をきっかけにしたトイレの使用方法など、家族の中でどんな節約方法が我が家に合うのかこの機会に話し合うことも良いかもしれません。



家族で対策をしてゆくことに加えて、自治体や国の支援制度を利用したり、専門的なことはプロにお任せすることが一番のおすすめです!



今後のトータルコストを意識したアドバイス等ができるのも水道業者の強みやで!節水トイレ等の交換に迷ったときは遠慮なく相談してみてや!

